「珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように」岡崎 琢磨
京都が舞台だと「源氏物語」を
なぞるような話はあまり珍しくない。
珍しくないが、私は「源氏物語」が好きではないので、
最初から食傷気味。
眞子も苦手、というか嫌い。
粘着質で狡さ満点。
年下の男の子の気持ちを揺さぶり、
返信できない意味深な手紙を出す。
私が悪いと言いながら、真実は隠す。
最後の元気さにも違和感あり。
不倫は実刑じゃい!!!と言いたくなる。
あ、違いますけどね。
なんだ、眞子は女光源氏になりたかったのか!と
無理矢理納得。
アオヤマくんのような人は、
また同じような女性に引っ張られるので、
やめといたほうがいいと思うな。
それに、アオヤマくんはちゃんと働いているのか??
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) | |
岡崎 琢磨 | |
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