探偵畝原シリーズ
明美女史と結婚したのね。おめでとう。
そして前作「熾火」の幼女を養女にする。
家族が増えたことを、
娘たちも喜んでる感じがよく伝わった。
今回は畝原氏の娘たちが危険な目に合わなかったので
よかったぁ。
でも、少年少女は激しく絡む事件は
やっぱり気持ちを下げさせる。
彼らの中には最低な奴もいるけれど、
誰もが、最初から最低というわけではないと思うから。
最低になる前に出会う大人が最低だったのだ、いろんな意味で。
鶯宮厳岳の話はちょっと驚いたけれど、
これが、最初の場面とつながるわけね。
畝原氏を読んでいると、
子どもを育てる親の気持ちがの動きが
畝原氏を通して
とても上手く現わされるてると思う。
子どもが小さくても、大学生になっても
心配は変わらないのだ。
共感いたします。
墜落 (ハルキ文庫) | |
東直己 | |
角川春樹事務所 |