「純喫茶トルンカ」八木沢里志
とても癒された。
癒されるのはそこにある話が優しいばかりではないということ。
「日曜日のバレリーナ」の最初のインパクトはちょっと凄い。
可愛い、素敵な恋のお話。
「再会の街」の後悔に溢れる恋と優しい想い。
「恋の雫」の切なくて若々しい恋のお話、。
どれも、自分以外の人を慈しむ、優しい想いに
溢れていた。
丁寧にドリップしたコーヒーが飲みたいな、
私の淹れた粗雑なコーヒーではなくて、
丁寧な丁寧なコーヒーを。
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