さて、このシリーズの個人的山場!
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その7』を始めたいと思います。前回の考察がえらい長くなってしまったので、今回はサクサク行きますよ(自戒)
今回の話題の主役は・・・

・・・うん、皆さんが期待したのとちょっと違うかもしれないですが、逃げないでちょっと話を聞いて下さいな。
最後まで読んだらたぶん納得してくれると思う。
納得するんじゃないかな、ま、ちょっと覚悟しておけ(え?)
・・・ごほん。
では、気を取り直して早速始めましょう。
まず、この第3の使徒、骸骨のようなパーツの一つ一つに記号と数字が印字されているんですが、皆さん気が付いていますか?
(※結構気付いている人も多いかと思いますが)

この『3A』という記号と、それに続く『12462』等の5桁の数字、何を表していると思います???
これを解読するためのヒントは、加持リョウジのセリフ↓にあります。

・・・そうなんですよ。
皆さん忘れているかもしれませんが、この第3の使徒って、細かく切り刻まれて人間の管理下に置かれていたんですよ。
んで、多分ですが、使徒を人為的にコントロールすることを目的として、エントリープラグを挿入できるように改造↓された実験生物だったんじゃないでしょうか。

・・・ところで、第3の使徒が実験生物だったとして、仮にあなたが実験をする立場だったとしたら、使徒を丸々1体使って実験しますか?
普通、そんな危険なことしませんよね?
自然に考えれば、せっかく細かく切り刻んだのだから、『使徒として機能する最小レベルの大きさで実験』とか、『確実にエントリープラグ1本で制御可能な大きさで実験』といった感じにパーツを間引くことで、使徒という強大な敵に対するリスクを極力排除する形での実験を行うのではないでしょうか?
加えて言うならば、使うパーツだって、なるべく小さいものを選んで全体が小さくなるように努めるんじゃないでしょうか。
そう、私が言いたいのは、
これ↓は、第3の使徒本来の姿では無く、人が扱える程度に弱体化された状態なんじゃね?

と言うことなんです。
そして、この考えを出発点とすることで、先ほどの記号と数字↓に隠された意味が浮かび上がってくるんです。

まず、↑の『3A』の部分ですが・・・
この記号のルールを私たちは既に知っています。


そして、先ほどの『12462』等の数字は、おそらく、第3の使徒(全体)を切り刻んだ時の個々のパーツに付けた通し番号ではないかと私は考えています。
その上で、第3の使徒(3A)で確認できる数字を羅列してみると・・・
と言う感じになっており、通し番号の全体像が最低でも15000弱であるのに対して、あまりに狭い範囲の数字しか登場していません。
(※14???だけは数字がかなり飛んでいますが・・・)
実際、蛇の骨の数が600~1200個との情報があるので、試しに、第3の使徒(3A)のパーツ(骨)の数がその平均の900個であると仮定すると、第3の使徒(全体)のパーツ(骨)の数(最低でも15000弱)に対して最大でも6%程度という見積もりになります。
つまり、第3の使徒(3A)は、本当に極々一部のパーツだけで形成されていたのだという推測が成り立つんです。
そしてこれは、元々の第3の使徒(全体)が途轍もなく大きかったということと、残りのパーツを全て有する第3の使徒(3B)は、第3の使徒本来の姿にかなり近い外観を有している可能性が高い↓ということの両方を示唆しています。

ただし、『コア』と『動力源(S2機関)』は第3の使徒(3A)に分け与えられているため、第3の使徒(3B)↑には無いと考えられます。
これがとっても重要なポイントなので覚えておいて下さい。
・・・とまぁ、こんな感じで第3の使徒(3B)という誰もが考えていなかった存在の可能性とその姿を、状況証拠だけから推測しましたが・・・
という人も多いでしょう。
でも、考えてみて下さい。
結局、第3の使徒(3A)はエヴァ仮設5号機に倒されてしまう↓訳ですが・・・

・・・仮にあなたが実験する立場だったとして、第3の使徒(3A)の実験に失敗したからといって、『もうやれることは無い』と諦めますか?
私だったら、間違いなく
を開始しますね。
ということで、以下では、第3の使徒(3B)を使っての実験がどのようなものになるかを、論理的に推測していきましょう。
<第3の使徒(3B)の制御>
まず考えるべきは、第3の使徒(3B)をどうやって制御するかです。
・・・といっても、それはエントリープラグに頼るしか無い訳なんですけれど、問題はその本数です。
パーツ900個で形成された第3の使徒(3A)を制御するのに1本のエントリープラグが必要だった訳ですから、パーツ14100個で形成された第3の使徒(3B)を制御するためには・・・
必要ということになります。
その本数もですが、そんなに搭乗者を確保できるのかという根本的な問題もあり、無理っぽい雰囲気がビンビンします。
・・・でも大丈夫。
私たちには、困ったときのダミープラグ↓があるじゃないですか。

このダミープラグ16本を第3の使徒(3B)に装着して・・・
・・・ん?
よく考えてみると、ダミープラグを使うのであれば、16本もいらないんじゃね?
だって、第9の使徒との戦いでシンジがダミープラグから制御を奪えなかった↓ことを考えると、ダミープラグのシンクロ率って、必死になったシンジのシンクロ率よりも明らかに上です。

一方で、初号機がアスカのエントリープラグを噛み砕いた際に初号機の動きが止まった↓ということは、瞬間的かもしれませんがシンジのシンクロ率がダミープラグのシンクロ率を上回ったとも考えられます。

んで、シンジのシンクロ率の最大値は、レイを助ける際に捨て身で叩き出した400%であることを考えれば、アスカのエントリープラグを噛み砕いた際のシンクロ率は、400%には及ばないにしても、それに近い数値であったと推測できます。
ということは、ダミープラグのシンクロ率も相当に高い数値となるのではないでしょうか?
ここで、そのダミープラグのシンクロ率を、切が良い数値として300%で考えてみましょう。
つまり、先ほど、第3の使徒(3B)を制御するために必要なエントリープラグが16本であると見積もりましたが、ダミープラグのシンクロ率が300%であるならば、1本で3本分の働きをしてくれるんじゃないかってことです↓
ということで、大雑把な計算ではありますが『ダミープラグ6本くらいあれば第3の使徒(3B)を制御できんじゃね?』、ということになります↓

・・・と思いきや、第3の使徒(3B)にはコアが無いのを忘れていました。
このコアですが、私は、使徒の『中央演算装置』のような機能も担っているのではと考えています。
つまり、コアが無いと、使徒の制御自体ができない可能性があるってことです。
なので、コアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりするために更にもう1本(つまり7本目)のダミープラグを用意し、それを、使徒のコアがあった場所(想像ですが、首や胸あたりと考えています)に挿入することにします↓

そして、私は、このコアの位置に挿入したダミープラグに『ダミープラグと相性の良い特別な搭乗者』が搭乗することで、第3の使徒(3B)の人為的な操縦が計画されたのではと考えています。
だって、ダミープラグだけで使徒を動かした場合に、動いて欲しいように動いてくれる保証なんてどこにも無いわけですから控え目に言ってもめちゃくちゃ危険じゃないですか。
だから、最終的には、エヴァと同様に搭乗者による操縦が必要なんじゃないかなってことです。
ただ、普通の搭乗者だと、第9の使徒と戦った際のシンジのように、ダミープラグとの間で使徒の制御の奪い合いになってしまうことが想定されます。
なので、ダミープラグと協力して第3の使徒(3B)を制御できるような特別な搭乗者が用意されていたはずだと私は考えるのです。
尚、この搭乗者については後述します。
・・・さぁ、これで第3の使徒(3B)を制御する目途が立ちました。
残りの問題は・・・
ということです。
・・・でも大丈夫。
その答えに至る道筋は『破』のリツコ↓が教えてくれます。
リツコ 『エヴァ4号機は、稼働時間問題を解決する新型内蔵主機のテストベッドだった・・・らしいわ』

・・・そう、このエヴァ4号機は稼働時間問題を解決する機体、すなわち、動力源(S2機関かどうかは不明)が搭載された機体なんです。
そして、第3の使徒(3A)が失われた状況で他に動力源の候補が無いということを考慮すれば、エヴァ4号機を有する北米ネルフの第二支部に第3の使徒(3B)が移設され、エヴァ4号機を動力源として起動実験が計画された↓ということは、十分に有り得ると思いませんか?

『破』の北米ネルフの第二支部消滅↓に繋がった実験の全貌

ではないかと私は考えています。
そして、『その3』で説明したように、この第二支部消滅の実態は世界Aから世界Bへの物質の転送だったと私は考えています。
そう、これによって転送された物とは第3の使徒(3B)のことだったんです。
そして、この第3の使徒(3B)こそが・・・

だったのだと私は考えています。
つまり、ヴンダーのこの部分↓が第3の使徒(3B)じゃないかなってことです。

では、私がそう考える根拠を確かめるためにも、世界Bへの第3の使徒(3B)の転送とその後について考えてみましょう。
<第3の使徒(3B)の転送を企てた者>
まず、この第3の使徒(3B)の転送は、事故ではなく人為的に引き起こされたものだと私は考えているんです。
具体的には、少なくともヴィレを含む人達によって引き起こされたのではという考えです。
この考えの根拠は、『Q』のヴンダーにおけるシンジの吊るし上げシーンに出てきたアーカイブ映像↓にヒントがあります。

このアーカイブ映像は、『破』の初号機覚醒のシーン↓を青葉シゲルが撮影(記録)したものとなっています。

・・・しかし、『破』の初号機覚醒シーン↓において、青葉シゲルは何も撮影していません。

ということは、このシーンを撮影したのは・・・

つまり、ヴィレの青葉シゲルが世界Bから世界Aに潜入し、情報収集を行っていたのではと私は考えているんです。
(ニアサー時のシンジの生後の歯の治療痕などの身体組織の情報も、青葉シゲルが収集した情報の一部と考えられます。)
そして、その潜入に使われたのが、北米ネルフの第二支部消滅事故って寸法です。
この事故の実態は、世界Aから世界Bへの物質の転送なんじゃないかと先ほど述べましたが、『その3』でも述べたように、これがガフの扉に似た物理現象でもあります。
ということは、物質の転送は双方向に生じるはずです。
つまり、ヴィレの青葉シゲルは、北米ネルフの第二支部消滅事故が発生するタイミングに合わせて世界Bの同座標に待機し、事故の発生と共に世界Bから世界Aに転送したのではないでしょうか。
そして、そのようにタイミングを合わせた転送が可能であったということは、北米ネルフの第二支部消滅事故が偶然に発生したものではなく、計画的に引き起こされたものに他ならないということです。
<第3の使徒(3B)の転送>
次に、第3の使徒(3B)の転送がどのようなものであったのか考えてみましょう。
トリガーとなるのは、おそらくエヴァ4号機です。
つまり、転送のエネルギー源としてエヴァ4号機は使用されてしまうため、第3の使徒(3B)との接続を維持するのは普通に考えれば困難でしょう。
また、実験中にイレギュラーな事態が生じる訳ですから、第3の使徒(3B)のコアがあった位置に挿入されたダミープラグとその搭乗者は緊急射出して第3の使徒(3B)から離脱するはずです。
ただ、第二支部消滅事故の広がりの速さから考えると、離脱したダミープラグと搭乗者も転送現象からは逃れられなかった可能性が高く、結果として世界Bへ転送されたたんじゃないでしょうか。
・・・ちなみに、ここで種明かしをしてしまうと、ダミープラグへの搭乗者とは、アヤナミレイ(仮称)↓だと私は考えています。

つまり、ダミープラグと大差ない存在であるアヤナミレイ(仮称)が搭乗者ならば、ダミープラグとの相性はバッチリという寸法です。
(※アヤナミレイ(仮称)の詳細については『その6』を参照のこと。)
以上をまとめると、第3の使徒(3B)が世界Bへ転送された直後の状態は↓のような感じだと思うんです。

<第3の使徒(3B)の転送後>
先ほども説明しましたが、第3の使徒(3B)の転送は人為的に計画されたものだと私は考えています。
その考えが正しいならば、第3の使徒(3B)は世界Bに転送された直後に、そこで待ち構えていたヴィレによって回収されたはずです。
そして、この第3の使徒(3B)は、世界Aにおいて『破』のストーリーが進行している裏(世界B)で、ヴィレによってヴンダーに改造されることになります。
・・・具体的には、まず、コアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりしていたダミープラグが緊急射出により失われてしまったので、これをMAGIで代用します↓

尚、このMAGIは、ヴィレが保持しているもの、つまり旧劇場版のMAGIを流用しているはずなので、世界Aにおいて第9の使徒・第10の使徒の戦いで活躍しているMAGIとは別物だと私は考えています。
・・・次に、艦橋全体をプラグエントリーさせる方式↓を採用することで、第3の使徒(3B)を戦艦として制御できるように改造したのだと思います。

そして、装甲や兵装、推進器、居住区といった設備を取り付け、『Q』の冒頭で強奪した初号機を動力源として内部に取り込む↓ことで・・・

どうです?
私が推測した第3の使徒(3B)をベースとすることで、実際のヴンダーの姿をそれなりに説明できていると思いませんか?
(ダミープラグの本数が私の計算とは1本異なるのは誤差ってことで勘弁w)
<ダミープラグとアヤナミレイ(仮称)>
・・・一方、緊急射出されたダミープラグとアヤナミレイ(仮称)は、経緯はわかりませんがゼーレによって回収され、ダミープラグはエヴァ化することでアダムスの器にされたと私は考えています。
(アダムスの器に関しては、『その6』を参照のこと。)
また、このときのエヴァ化は世界Bで行われるため、『その3』で述べたルールに従うことにより、必然的にナンバリングは『Mark.XX』の形となり、おそらく、8号機よりも後のタイミングで建造されたことによってMark.09と冠される形になったんじゃないでしょうか。
そして、アヤナミレイ(仮称)はそのパイロットとしてコンビを継続することになったという流れです。

この関係を導き出せたことによって、『Q』のこのシーン↓をやっと説明することができるんです。
リツコ 『アダムスの器はヴンダー本来の主。』
つまり、Mark.09は、元々、第3の使徒(3B)のコアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりしていたダミープラグな訳ですから、正に『ヴンダー本来の主』という訳です。
そして、次のシーン↓のアヤナミレイ(仮称)のセリフに繋がります。
アヤナミレイ(仮称) 『何故? リンクが回復しない。』
ここで、まず注目すべきは『回復』の部分。
これは、Mark.09がかつてヴンダーに接続されていた場合にのみ成立する表現であり、ダミープラグとして第3の使徒(3B)に接続していたという私の考えとも合致します。
次に注目すべきは、『何故?』の部分。
これは、アヤナミレイ(仮称)がMark.09とヴンダーの正しいリンク形成方法を知っていたからこそ出たセリフじゃないでしょうか。
つまり、『これでリンクが回復するはずなのに何故上手くいかないのかしら?』と言っている訳です。
ということは、アヤナミレイ(仮称)は、Mark.09(ダミープラグ)がかつてヴンダー(第3の使徒(3B))に接続されていたときにもパイロットであったということの示唆になっているということです。
ということで、上述のリツコやアヤナミレイ(仮称)のセリフが、結果として、今回の考察の裏付けとなっているのではと私は考えています。
<最後に>
第3の使徒の説明から始まった今回の考察ですが、まさかのヴンダーエンドという結末になり、皆さんの期待を良い意味で裏切れたのではないかと思っています。
いかがでしたでしょうか?
次回以降の予定ですが、閑話休題的な話を挟んだ後に、考察の最終章を始めるつもりでいます。
ではっ!
<2017/10/31追記>
今更ですが、第3の使徒が3Aと3Bの二つに分割されていたという私の考えを後押しする有力な証拠↓を見つけました。

こいつ↑がサンプルということは、どう考えたって第3の使徒の大部分は残っていることになりますが、その使い道ってヴンダー以外は考え難いと思いませんか?
オラちょっと自信出てきたぞ(笑)
※尚、『破』の絵コンテでは使徒の大部分は『第○使徒』という形で記述されており、映像化される際に『第○の使徒』に修正されています。上記絵コンテで『第3の使徒』が『第3使徒』と記述されているのはそれが理由です。ちなみに、『第9の使徒』を始めとした一部の使徒は映像化された後も『第○使徒』となってしまっていますが、これはおそらく単なる修正漏れだと私は考えています。
<2020/3/21追記>
最終回(その14)を書くため、自分が書いたテキストを読み返していて説明漏れに気が付いたので追記しますです。
『その6』において、『エヴァが外部電源やバッテリー無しで動いている = エヴァに使徒が含まれている可能性が高い』ということを述べました。
その考えに従うとすると、『外部電源やバッテリー無しで動いているMark9はどうなの?』ということになるはずです。
この点については、Mark9の建造の際にも第9の使徒が使われた↓のではと私は考えています。(第9の使徒とその利用については『その6』を参照して下さい。)

実際、第9の使徒とMark9には共通点が多い↓ので、十分にあり得る話だとは思うんですよね~
皆さん、どう思います???
『エヴァで多くの人が気付いていないこと その7』を始めたいと思います。前回の考察がえらい長くなってしまったので、今回はサクサク行きますよ(自戒)
今回の話題の主役は・・・
第3の使徒です!

・・・うん、皆さんが期待したのとちょっと違うかもしれないですが、逃げないでちょっと話を聞いて下さいな。
最後まで読んだらたぶん納得してくれると思う。
納得するんじゃないかな、ま、ちょっと覚悟しておけ(え?)
・・・ごほん。
では、気を取り直して早速始めましょう。
まず、この第3の使徒、骸骨のようなパーツの一つ一つに記号と数字が印字されているんですが、皆さん気が付いていますか?
(※結構気付いている人も多いかと思いますが)

この『3A』という記号と、それに続く『12462』等の5桁の数字、何を表していると思います???
これを解読するためのヒントは、加持リョウジのセリフ↓にあります。

・・・そうなんですよ。
皆さん忘れているかもしれませんが、この第3の使徒って、細かく切り刻まれて人間の管理下に置かれていたんですよ。
んで、多分ですが、使徒を人為的にコントロールすることを目的として、エントリープラグを挿入できるように改造↓された実験生物だったんじゃないでしょうか。

・・・ところで、第3の使徒が実験生物だったとして、仮にあなたが実験をする立場だったとしたら、使徒を丸々1体使って実験しますか?
普通、そんな危険なことしませんよね?
自然に考えれば、せっかく細かく切り刻んだのだから、『使徒として機能する最小レベルの大きさで実験』とか、『確実にエントリープラグ1本で制御可能な大きさで実験』といった感じにパーツを間引くことで、使徒という強大な敵に対するリスクを極力排除する形での実験を行うのではないでしょうか?
加えて言うならば、使うパーツだって、なるべく小さいものを選んで全体が小さくなるように努めるんじゃないでしょうか。
そう、私が言いたいのは、
これ↓は、第3の使徒本来の姿では無く、人が扱える程度に弱体化された状態なんじゃね?

と言うことなんです。
そして、この考えを出発点とすることで、先ほどの記号と数字↓に隠された意味が浮かび上がってくるんです。

まず、↑の『3A』の部分ですが・・・
この記号のルールを私たちは既に知っています。
『その3』でも触れましたが
このルールです↓
このルールです↓

つまり、このルールに則って考えれば、
『3A』が示すのは、おそらくこういうことです↓
『3A』が示すのは、おそらくこういうことです↓

そして、先ほどの『12462』等の数字は、おそらく、第3の使徒(全体)を切り刻んだ時の個々のパーツに付けた通し番号ではないかと私は考えています。
その上で、第3の使徒(3A)で確認できる数字を羅列してみると・・・
12450
12457
12461
12462
12472
12473
12506
12507
12511
12513
14???
・
・
・
12457
12461
12462
12472
12473
12506
12507
12511
12513
14???
・
・
・
と言う感じになっており、通し番号の全体像が最低でも15000弱であるのに対して、あまりに狭い範囲の数字しか登場していません。
(※14???だけは数字がかなり飛んでいますが・・・)
実際、蛇の骨の数が600~1200個との情報があるので、試しに、第3の使徒(3A)のパーツ(骨)の数がその平均の900個であると仮定すると、第3の使徒(全体)のパーツ(骨)の数(最低でも15000弱)に対して最大でも6%程度という見積もりになります。
つまり、第3の使徒(3A)は、本当に極々一部のパーツだけで形成されていたのだという推測が成り立つんです。
そしてこれは、元々の第3の使徒(全体)が途轍もなく大きかったということと、残りのパーツを全て有する第3の使徒(3B)は、第3の使徒本来の姿にかなり近い外観を有している可能性が高い↓ということの両方を示唆しています。

ただし、『コア』と『動力源(S2機関)』は第3の使徒(3A)に分け与えられているため、第3の使徒(3B)↑には無いと考えられます。
これがとっても重要なポイントなので覚えておいて下さい。
・・・とまぁ、こんな感じで第3の使徒(3B)という誰もが考えていなかった存在の可能性とその姿を、状況証拠だけから推測しましたが・・・
それ何か意味あるの?
という人も多いでしょう。
でも、考えてみて下さい。
結局、第3の使徒(3A)はエヴァ仮設5号機に倒されてしまう↓訳ですが・・・

・・・仮にあなたが実験する立場だったとして、第3の使徒(3A)の実験に失敗したからといって、『もうやれることは無い』と諦めますか?
私だったら、間違いなく
第3の使徒(3B)での実験
を開始しますね。
ということで、以下では、第3の使徒(3B)を使っての実験がどのようなものになるかを、論理的に推測していきましょう。
<第3の使徒(3B)の制御>
まず考えるべきは、第3の使徒(3B)をどうやって制御するかです。
・・・といっても、それはエントリープラグに頼るしか無い訳なんですけれど、問題はその本数です。
パーツ900個で形成された第3の使徒(3A)を制御するのに1本のエントリープラグが必要だった訳ですから、パーツ14100個で形成された第3の使徒(3B)を制御するためには・・・
14100 ÷ 900 = 15.666・・・ ≒ 16本
必要ということになります。
その本数もですが、そんなに搭乗者を確保できるのかという根本的な問題もあり、無理っぽい雰囲気がビンビンします。
・・・でも大丈夫。
私たちには、困ったときのダミープラグ↓があるじゃないですか。

このダミープラグ16本を第3の使徒(3B)に装着して・・・
・・・ん?
よく考えてみると、ダミープラグを使うのであれば、16本もいらないんじゃね?
だって、第9の使徒との戦いでシンジがダミープラグから制御を奪えなかった↓ことを考えると、ダミープラグのシンクロ率って、必死になったシンジのシンクロ率よりも明らかに上です。

一方で、初号機がアスカのエントリープラグを噛み砕いた際に初号機の動きが止まった↓ということは、瞬間的かもしれませんがシンジのシンクロ率がダミープラグのシンクロ率を上回ったとも考えられます。

んで、シンジのシンクロ率の最大値は、レイを助ける際に捨て身で叩き出した400%であることを考えれば、アスカのエントリープラグを噛み砕いた際のシンクロ率は、400%には及ばないにしても、それに近い数値であったと推測できます。
ということは、ダミープラグのシンクロ率も相当に高い数値となるのではないでしょうか?
ここで、そのダミープラグのシンクロ率を、切が良い数値として300%で考えてみましょう。
つまり、先ほど、第3の使徒(3B)を制御するために必要なエントリープラグが16本であると見積もりましたが、ダミープラグのシンクロ率が300%であるならば、1本で3本分の働きをしてくれるんじゃないかってことです↓
16 ÷ 3 = 5.333・・・ ≒ 6本
ということで、大雑把な計算ではありますが『ダミープラグ6本くらいあれば第3の使徒(3B)を制御できんじゃね?』、ということになります↓

・・・と思いきや、第3の使徒(3B)にはコアが無いのを忘れていました。
このコアですが、私は、使徒の『中央演算装置』のような機能も担っているのではと考えています。
つまり、コアが無いと、使徒の制御自体ができない可能性があるってことです。
なので、コアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりするために更にもう1本(つまり7本目)のダミープラグを用意し、それを、使徒のコアがあった場所(想像ですが、首や胸あたりと考えています)に挿入することにします↓

そして、私は、このコアの位置に挿入したダミープラグに『ダミープラグと相性の良い特別な搭乗者』が搭乗することで、第3の使徒(3B)の人為的な操縦が計画されたのではと考えています。
だって、ダミープラグだけで使徒を動かした場合に、動いて欲しいように動いてくれる保証なんてどこにも無いわけですから控え目に言ってもめちゃくちゃ危険じゃないですか。
だから、最終的には、エヴァと同様に搭乗者による操縦が必要なんじゃないかなってことです。
ただ、普通の搭乗者だと、第9の使徒と戦った際のシンジのように、ダミープラグとの間で使徒の制御の奪い合いになってしまうことが想定されます。
なので、ダミープラグと協力して第3の使徒(3B)を制御できるような特別な搭乗者が用意されていたはずだと私は考えるのです。
尚、この搭乗者については後述します。
・・・さぁ、これで第3の使徒(3B)を制御する目途が立ちました。
残りの問題は・・・
第3の使徒(3B)の動力源を
どうやって確保するのか?
どうやって確保するのか?
ということです。
・・・でも大丈夫。
その答えに至る道筋は『破』のリツコ↓が教えてくれます。
リツコ 『エヴァ4号機は、稼働時間問題を解決する新型内蔵主機のテストベッドだった・・・らしいわ』

・・・そう、このエヴァ4号機は稼働時間問題を解決する機体、すなわち、動力源(S2機関かどうかは不明)が搭載された機体なんです。
そして、第3の使徒(3A)が失われた状況で他に動力源の候補が無いということを考慮すれば、エヴァ4号機を有する北米ネルフの第二支部に第3の使徒(3B)が移設され、エヴァ4号機を動力源として起動実験が計画された↓ということは、十分に有り得ると思いませんか?

これこそ↑が・・・
『破』の北米ネルフの第二支部消滅↓に繋がった実験の全貌

ではないかと私は考えています。
そして、『その3』で説明したように、この第二支部消滅の実態は世界Aから世界Bへの物質の転送だったと私は考えています。
そう、これによって転送された物とは第3の使徒(3B)のことだったんです。
そして、この第3の使徒(3B)こそが・・・
ヴンダーの原型

だったのだと私は考えています。
つまり、ヴンダーのこの部分↓が第3の使徒(3B)じゃないかなってことです。

では、私がそう考える根拠を確かめるためにも、世界Bへの第3の使徒(3B)の転送とその後について考えてみましょう。
<第3の使徒(3B)の転送を企てた者>
まず、この第3の使徒(3B)の転送は、事故ではなく人為的に引き起こされたものだと私は考えているんです。
具体的には、少なくともヴィレを含む人達によって引き起こされたのではという考えです。
この考えの根拠は、『Q』のヴンダーにおけるシンジの吊るし上げシーンに出てきたアーカイブ映像↓にヒントがあります。

このアーカイブ映像は、『破』の初号機覚醒のシーン↓を青葉シゲルが撮影(記録)したものとなっています。

・・・しかし、『破』の初号機覚醒シーン↓において、青葉シゲルは何も撮影していません。

ということは、このシーンを撮影したのは・・・
ヴィレの青葉シゲルではないでしょうか

つまり、ヴィレの青葉シゲルが世界Bから世界Aに潜入し、情報収集を行っていたのではと私は考えているんです。
(ニアサー時のシンジの生後の歯の治療痕などの身体組織の情報も、青葉シゲルが収集した情報の一部と考えられます。)
そして、その潜入に使われたのが、北米ネルフの第二支部消滅事故って寸法です。
この事故の実態は、世界Aから世界Bへの物質の転送なんじゃないかと先ほど述べましたが、『その3』でも述べたように、これがガフの扉に似た物理現象でもあります。
ということは、物質の転送は双方向に生じるはずです。
つまり、ヴィレの青葉シゲルは、北米ネルフの第二支部消滅事故が発生するタイミングに合わせて世界Bの同座標に待機し、事故の発生と共に世界Bから世界Aに転送したのではないでしょうか。
そして、そのようにタイミングを合わせた転送が可能であったということは、北米ネルフの第二支部消滅事故が偶然に発生したものではなく、計画的に引き起こされたものに他ならないということです。
<第3の使徒(3B)の転送>
次に、第3の使徒(3B)の転送がどのようなものであったのか考えてみましょう。
トリガーとなるのは、おそらくエヴァ4号機です。
つまり、転送のエネルギー源としてエヴァ4号機は使用されてしまうため、第3の使徒(3B)との接続を維持するのは普通に考えれば困難でしょう。
また、実験中にイレギュラーな事態が生じる訳ですから、第3の使徒(3B)のコアがあった位置に挿入されたダミープラグとその搭乗者は緊急射出して第3の使徒(3B)から離脱するはずです。
ただ、第二支部消滅事故の広がりの速さから考えると、離脱したダミープラグと搭乗者も転送現象からは逃れられなかった可能性が高く、結果として世界Bへ転送されたたんじゃないでしょうか。
・・・ちなみに、ここで種明かしをしてしまうと、ダミープラグへの搭乗者とは、アヤナミレイ(仮称)↓だと私は考えています。

つまり、ダミープラグと大差ない存在であるアヤナミレイ(仮称)が搭乗者ならば、ダミープラグとの相性はバッチリという寸法です。
(※アヤナミレイ(仮称)の詳細については『その6』を参照のこと。)
以上をまとめると、第3の使徒(3B)が世界Bへ転送された直後の状態は↓のような感じだと思うんです。

<第3の使徒(3B)の転送後>
先ほども説明しましたが、第3の使徒(3B)の転送は人為的に計画されたものだと私は考えています。
その考えが正しいならば、第3の使徒(3B)は世界Bに転送された直後に、そこで待ち構えていたヴィレによって回収されたはずです。
そして、この第3の使徒(3B)は、世界Aにおいて『破』のストーリーが進行している裏(世界B)で、ヴィレによってヴンダーに改造されることになります。
・・・具体的には、まず、コアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりしていたダミープラグが緊急射出により失われてしまったので、これをMAGIで代用します↓

尚、このMAGIは、ヴィレが保持しているもの、つまり旧劇場版のMAGIを流用しているはずなので、世界Aにおいて第9の使徒・第10の使徒の戦いで活躍しているMAGIとは別物だと私は考えています。
・・・次に、艦橋全体をプラグエントリーさせる方式↓を採用することで、第3の使徒(3B)を戦艦として制御できるように改造したのだと思います。

そして、装甲や兵装、推進器、居住区といった設備を取り付け、『Q』の冒頭で強奪した初号機を動力源として内部に取り込む↓ことで・・・
(クリックで拡大↓)


・・・ヴンダーの完成です↓

どうです?
私が推測した第3の使徒(3B)をベースとすることで、実際のヴンダーの姿をそれなりに説明できていると思いませんか?
(ダミープラグの本数が私の計算とは1本異なるのは誤差ってことで勘弁w)
<ダミープラグとアヤナミレイ(仮称)>
・・・一方、緊急射出されたダミープラグとアヤナミレイ(仮称)は、経緯はわかりませんがゼーレによって回収され、ダミープラグはエヴァ化することでアダムスの器にされたと私は考えています。
(アダムスの器に関しては、『その6』を参照のこと。)
また、このときのエヴァ化は世界Bで行われるため、『その3』で述べたルールに従うことにより、必然的にナンバリングは『Mark.XX』の形となり、おそらく、8号機よりも後のタイミングで建造されたことによってMark.09と冠される形になったんじゃないでしょうか。
そして、アヤナミレイ(仮称)はそのパイロットとしてコンビを継続することになったという流れです。
つまりこんな感じ↓です

この関係を導き出せたことによって、『Q』のこのシーン↓をやっと説明することができるんです。

つまり、Mark.09は、元々、第3の使徒(3B)のコアの『中央演算装置』としての機能を肩代わりしていたダミープラグな訳ですから、正に『ヴンダー本来の主』という訳です。
そして、次のシーン↓のアヤナミレイ(仮称)のセリフに繋がります。

ここで、まず注目すべきは『回復』の部分。
これは、Mark.09がかつてヴンダーに接続されていた場合にのみ成立する表現であり、ダミープラグとして第3の使徒(3B)に接続していたという私の考えとも合致します。
次に注目すべきは、『何故?』の部分。
これは、アヤナミレイ(仮称)がMark.09とヴンダーの正しいリンク形成方法を知っていたからこそ出たセリフじゃないでしょうか。
つまり、『これでリンクが回復するはずなのに何故上手くいかないのかしら?』と言っている訳です。
ということは、アヤナミレイ(仮称)は、Mark.09(ダミープラグ)がかつてヴンダー(第3の使徒(3B))に接続されていたときにもパイロットであったということの示唆になっているということです。
ということで、上述のリツコやアヤナミレイ(仮称)のセリフが、結果として、今回の考察の裏付けとなっているのではと私は考えています。
<最後に>
第3の使徒の説明から始まった今回の考察ですが、まさかのヴンダーエンドという結末になり、皆さんの期待を良い意味で裏切れたのではないかと思っています。
いかがでしたでしょうか?
次回以降の予定ですが、閑話休題的な話を挟んだ後に、考察の最終章を始めるつもりでいます。
ではっ!
<2017/10/31追記>
今更ですが、第3の使徒が3Aと3Bの二つに分割されていたという私の考えを後押しする有力な証拠↓を見つけました。

こいつ↑がサンプルということは、どう考えたって第3の使徒の大部分は残っていることになりますが、その使い道ってヴンダー以外は考え難いと思いませんか?
オラちょっと自信出てきたぞ(笑)
※尚、『破』の絵コンテでは使徒の大部分は『第○使徒』という形で記述されており、映像化される際に『第○の使徒』に修正されています。上記絵コンテで『第3の使徒』が『第3使徒』と記述されているのはそれが理由です。ちなみに、『第9の使徒』を始めとした一部の使徒は映像化された後も『第○使徒』となってしまっていますが、これはおそらく単なる修正漏れだと私は考えています。
<2020/3/21追記>
最終回(その14)を書くため、自分が書いたテキストを読み返していて説明漏れに気が付いたので追記しますです。
『その6』において、『エヴァが外部電源やバッテリー無しで動いている = エヴァに使徒が含まれている可能性が高い』ということを述べました。
その考えに従うとすると、『外部電源やバッテリー無しで動いているMark9はどうなの?』ということになるはずです。
この点については、Mark9の建造の際にも第9の使徒が使われた↓のではと私は考えています。(第9の使徒とその利用については『その6』を参照して下さい。)

実際、第9の使徒とMark9には共通点が多い↓ので、十分にあり得る話だとは思うんですよね~
※クリックで拡大↓


皆さん、どう思います???
ここに書かれてある内容が監督の脳内に計画されているものと符合するかどうかは、もうこの際気にならなくなる程です。この考察記事だけで充分すぎるほどの読み物となり得ています。このまとめあげの説得力は本当にすごい。
いっそ作品を手掛けてみてはどうですか。物凄く練り込まれた作品を作れそうな着眼点をお持ちなのだと感服します。
持ち上げるだけ持ち上げましたが、他意はありません。本当に感心しました。
自身もTVシリーズからエヴァの長年の大ファンで、下手なりにも考察を練ったりした経験もあります。ですがこちらにまとめあげられている情報量や情熱にはもう感動して言葉もありません。
文章量が文章量だけに、更新は大変でしょうが最終章の更新楽しみに待っています。
エヴァ本編だって10年以上待った人間です。気長に待てますので、どうか焦らず更新続けて頂けると嬉しいです。
新劇場版の次回作も楽しみですね。もうここまで待ったのなら、自分が寿命を迎えるまでに見届けられれば幸せだと、鍛え上げられたマゾっぷりでいつまでも期待している所存です。
僕のエヴァーの呪いはおかげさまでまだまだ解ける見込みがありません。こちらの考察記事を参考にTVシリーズ初期から旧劇、新劇まで総ざらいして観たい欲求が過熱しました。楽しい時間をどうもありがとうございます。
「a世界のネルフ関係者はどこに行ったの?
合成後のQでは人物が二人いてどつなるの?」
と思いましたが、ちゃんと答えは書いてありましたね。
破におけるQ予告に「幽閉されるネルフ関係者」と…。
内容も充実していてかつ、網羅的で感心しました。
筆者様の傾向として、結論ありきで本論を導いている感じが否めませんが。
また、諸記事について1点、批判的な感想を述べさせてもらいます。
それは「考察」「証拠」などといった言葉を、安易に使うべきではないと思います。前提に推測や根拠不十分な数値を出したまま「結論」「証拠」と言ってしまうと、読んでいるこちらとしては置いてきぼりを感じます。過程の段階を精査せず、結論のための根拠につなげる論調は、筆者様の着想、あるいはその魅力が充分に伝わってきません。
結論を先に提示してから根拠を述べていると面白いと感じたのは、結論が頭にあるため放置感がなかったからです。
筆者様の記事は考察と言うより憶測、解釈と言った方が誤解が少ないと思います。あるいは、考察と言うならば、序論、本論の中で根拠不明の数値や解釈を前提としてはいけないでしょう。それらの根拠の証明に力を入れたほうが、「考察」と呼ぶべきものになると思います。
正直なことを申しますと、私は再びこのブログをのぞきに来ることはありません。そのため、筆者様の文体や論調について書くことははばかられます。ですが、非常に面白い着想に感心したため、この私見を私からの感謝の代わりとさせていただきます。
神殺しの力……神の手を借りていないMAGIという人の産みだしたモノで使徒を倒した実績のこと?
さすがに違うかな。
いやー、お褒め頂いて恐縮です。
ヱヴァの記事は、どうやっても文字数が多くなってしまうので、普通に書いても読んでもらえないことの方が多いんですよ。
なので、ブログに特化した表現で展開させて頂いています。
気に入ってくれる方も多いものの、逆に拒否反応を示す人もいるので一長一短だったりしますが、最大公約数的には一番多くの人に読んでもらえる形かなと考えています。
最後までもう少し・・かどうかは微妙ですが、頑張って書くのでお付き合い頂ければと思います。
世界A・Bの合体後の登場人物については、今後の考察で少し触れる予定です。
「幽閉されるネルフ関係者」という点を真面目に考えると気が重いです。
あら、御嗜好に合いませんでしたかな?
まぁ、気が向いたらまたお越しくださいな。
第3の使徒全体像は、確かにシャチやイルカに似ていますね。
個人的には、魚竜が近いかなと思っています。
今回の全体像には、魚竜の一種であるイクチオサウルスを流用していますです。