公演名 表裏源内蛙合戦
劇場 シアターBRAVA!
観劇日 2008年12月14日(日)
上演時間 13:00開演
座席 1階 H列
来た。
ようやく表の源内と完璧にシンクロできた。心も。体も。(おせーよ!)
それが大阪で。日曜日で。大楽の舞台だった幸運に感謝したい。
一幕の途中からそんな予感はしていたけれど。
腑分けの場面からそれは始まって、ラストまでその世界に浸ることができた。
ほんとにね、どこまで貪欲なんだろう。
いくらその日にそのひとが素晴しい出来でも、自分の気持ちとシンクロしな
ければ、100%満足とはいえないなんて。
今回は私、東京1回と大阪2回だけの観劇だったけれど、今日は久々に幸せ
な気分♪
大楽の舞台は昨日からさらに進化、いや、自由になっていました。
豊原さん、なんでそんなに面白いのん?
勝村さん、なんでそんなに自在なんでしょう?
上川さん、またまたアブナイところまでいっちゃいましたね。
・・・・・・
どこからがカーテンコールで、いったい何回幕があがったのか。
「美しい明日を」のメロディが流れてきて、わきおこる賞賛と労いの大拍手。
あっちこっちから声と指笛も。
全員の礼が終わってはけた後、タイトルロールの二人が残って礼。
いったん幕は下りますが、拍手に応えて再び幕があがります。
すると勝村さんが、上川さんを軽く押し、前方へ出るように促しました。
上川さん、固辞すると思いきや一歩前へ♪ 拍手に応えています。
(ああ、座頭だったんだ~とここであらためて思いました。おつかれさま!)
こんどは二人が下手(上川)と上手(勝村)にいる出演者たちを手招き。
勝村さん、またまた豊原さんとハグか?
いや、その前に立石さんとハグ、それから豊原さんです。
全員そろった時に上川さんが下手のほうに走っていき、蜷川さんを連れて
戻ってきました。ここでひときわ大きな拍手。
パン、パーンとクラッカーの音とともに金銀の紙テープが!
今度は蜷川さんが、舞台両袖にいるスタッフ全員に出てくるよう手招き。
黒子の格好をした人がいっぱい。
人、人、人でもう舞台はあふれかえっています。
豊原さんが下手に走っていき、黒服の男性を引っぱり出してきましたよ。
誰?!(笑)
拍手に応える人、人、人。ん? 上川さん、いつのまにか後ろの方に。
何度か幕が下りて、またあがったので、まるでお芝居の最初・・・裏源内の
黒子が短い定式幕を引いた後、再び丸見えになった場面を思い出しました。
もうこれで最後かなと思った時、上川さんが一瞬左胸に手をあてているのを
見てキュンとなりました。
あー、本当に終わってしまいました。
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終演後、いっしょに観劇したみんなで乾杯!
今回のお芝居、ファンといえどもすぐに受け入れられた人ばかりではなかっ
たようで。紆余曲折があって、でもいまこうして笑っていられるんだね。
よかったねー。楽しかったねー。
そんな想いのオフでした。
次は「その男」でまた逢おうね!
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いつも楽しく拝見しております。
幅広い観劇歴でいらっしゃいますね~。
私は、上川さんのファンなので、彼の芝居を中心に
ストレートプレイとミュージカルを少々観る程度なのですが、
観に行かれなかった作品もムンパリさんの文章から、
充分に楽しませていただいております。
源内~、大阪の大楽の様子、具に、とても温かく書いて下り、
ありがとうございます。想像の中でもジーンときちゃいました。
東京で数回観ましたが、ラストランのお二人を
見届けたかったです。
>上川さんが一瞬左胸に手をあてているのを
見てキュンとなりました。
わかります・わかります
あの充実した笑顔を見ると、万障繰り合せても
足を運んでヨカッタ!としみじみ想います。
カテコなどでは謙虚な彼ですが、
舞台の真ん中に立った時のあの求心力!
いつも心から誇らしい気分になります!
大事なことを書き忘れてますが、大楽はスタオベでした。
それもけっこう早くから立ち始めましたよ。
特にラストに向けての源内は狂いっぷりが見事で、
劇場はもうあなたのもの~状態でした(笑)。
東京楽もそうだったらしいですが、この日も鈴木春信の
豊原さんが客席を駆け回り、上川さんとの通訳シーンでは
異常に盛り上がりました。
それから、勝村さんの存在がほんとに大きかったです!
とにかく蜷川組のチームワークの勝利。
その座頭が上川さんだったことがやはり嬉しいです♪
胸に手を当てるあのしぐさですが、今年の大阪は楽日が
いつも平日だったので、個人的に復帰後お初でした♪
これからしばらくは歌舞伎モードになってしまいますが、
いつでもお気軽にお立ち寄りくださいませね。
挨拶もそこそこでしたけど(^。^;;
3回見た中で一番まともによく見えたお席でした♪
紹介くださってありがとうございました(。∂∂。)
私も豊原さんが連れてきた男性…誰や?って思いました。。謎です(;´▽`lllA``
2幕後半からはどんどん引きずり込まれていきましたよ。。
今回あの感動が共有できてウレシイです。
あのお席で楽しんで頂けたこと友人にも伝えておきますね。
BRAVA!は前方席センターでも見にくい席があるし、
意外とサイドのほうがよく見えたりするんですよ。
年内また新感線でお会いしそうな予感・・・♪
大楽らしい盛り上がりでしたね~。
そうそうない機会なので、今回立ち会えて良かったです。
蜷川さんが出てきて、スタッフまでが勢揃いしたとき、実はこの日いちばん泣けました。
そして、とうとうわたしにも観ることができました。
上川さんが胸に手をあてる、あの瞬間♪
夢がいっぱい叶って最高、忘れられない作品になりました。
前楽最前列センター、おめでとう!!
私も大楽に立ち会うのは復帰後初めてです。
蜷川さんの舞台では特にお祭り気分になれますね。
あれだけのスタッフ、キャストがそろった公演の
タイトルロール、座頭だったんだもんねー。
忘れてたけど、名古屋のイットランズでは胸に手、
なかったんだ~。あれはいつからだろう??
往生際悪くてまだ続編をアップしたいんだけど、毎夜
へろへろなのでなかなか。
本日一部をアップできそうです。