閑静な住宅街
車が なんとか すれ違えるくらいの道
猫の親子が 日向ぼっこをしていた
脅かさないように 静かに車を進めて
親猫と目が合ったのだけれど
どいてくれる気配がなくって…
ふうん
ルームミラーで 後ろから来る車がなかったから
クラクションを鳴らしても 可愛そうだし
ちょっとだけ 待ってみることにしたんだ
二匹の子猫は 温まったのか
少し活発になってきたけど
やっぱり 道の真中で 親猫の周りをチョロチョロ
ウィンドウを降ろしてみると
風の音と 僕の車のエンジン音だけ
静かな街に ちょっと 迷惑かな
そう思ったから 大きな声で
猫の鳴きまねをしてみたら
三匹の猫は 固まって こっちを見つめた
おーい どいてくれー!
人間の言葉が 分かるのかな
ようやく 親猫が のっそりと立ち上がって
歩き始めると 子猫もふざけ合いながら 道の端へ
ほっとして なんだか 顔も緩んでたら
いきなり クラクションが鳴ったから
僕も猫も 驚いて
ルームミラーを見ると 高級車
気がつかなかったな いつの間に…
慌てて ハザードで謝って 発進させた
通り過ぎる時も 親猫と目が合った
クラクション鳴らしたの 僕じゃないからね
そんな言い訳を念じたけど 伝わらなかっただろうな
車が なんとか すれ違えるくらいの道
猫の親子が 日向ぼっこをしていた
脅かさないように 静かに車を進めて
親猫と目が合ったのだけれど
どいてくれる気配がなくって…
ふうん
ルームミラーで 後ろから来る車がなかったから
クラクションを鳴らしても 可愛そうだし
ちょっとだけ 待ってみることにしたんだ
二匹の子猫は 温まったのか
少し活発になってきたけど
やっぱり 道の真中で 親猫の周りをチョロチョロ
ウィンドウを降ろしてみると
風の音と 僕の車のエンジン音だけ
静かな街に ちょっと 迷惑かな
そう思ったから 大きな声で
猫の鳴きまねをしてみたら
三匹の猫は 固まって こっちを見つめた
おーい どいてくれー!
人間の言葉が 分かるのかな
ようやく 親猫が のっそりと立ち上がって
歩き始めると 子猫もふざけ合いながら 道の端へ
ほっとして なんだか 顔も緩んでたら
いきなり クラクションが鳴ったから
僕も猫も 驚いて
ルームミラーを見ると 高級車
気がつかなかったな いつの間に…
慌てて ハザードで謝って 発進させた
通り過ぎる時も 親猫と目が合った
クラクション鳴らしたの 僕じゃないからね
そんな言い訳を念じたけど 伝わらなかっただろうな