Music is.......

Peter Dohertyの話題など。
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Babyshambles@Rock Werchter (06/07/2014)

2014-07-22 | Babyshambles
さて、Libertinesの次はBabyshamblesです。
いろいろレポをチェックしてたら、「きっとキャンセルじゃない?!」とワクドキしてた人が多くいらっしゃったようで。はい、私もその一人でした(笑)。

そりゃそうですよね、あれだけキャンセルを繰り返してきた人がフロントマンなんですから。

元々BabyshamblesがWerchterに出演が決まっていた週末にLibertinesがまさかの復活。
舞い上がったPeterが次の日、それもベルギーまで行ってBabyshamblesがやれるのか?というのは誰もが疑ってしまうのは無理もない。。
私だって正直なところ「とっととWerchterキャンセルしてくれないかな」とまで思ってました。だってそうすればWerchterに行くのは早々に断念すれば良かったので。

というわけで運命の7月5日、6日を迎えたわけです。

ただそれまでのPeterといえば大遅刻をしながらも、キャンセル無し記録を達成していて、5日のリバ終了後は予想通りそのままツアーバスでベルギーへ向かった様子。
マネージャーのAdrianもベルギーへの道中写真をアップしていたりして、これは!と希望を持ちながら私もWerchterの会場へ向かいました。

当日の出演予定時間は14:40。
その前に出演していたバンドが終わってから最前ブロックに行くと、ステージ正面あたりはすでに結構な密度。ステージ少し横に場所を決めて待っていたらshamblesのセッティングが始まって、StevenやAdamが出てきました。でもすべてのセッティングが完了してから客を1時間待たせた挙句にキャンセルというのも去年やらかしてるし、まだまだ油断できないぞーなどと思いながら待ってました。

そして14:40。出てこず。
当時中継を見ていたtwitterのフォロワさんによると、別のバンドを中継しているところにテロップで「14:40ですが、shamblesはまだ始まっていません」というのが流れていたそうです(笑)。

そうして待つこと数分。
ステージ袖からDrewとMickに挟まれてPeterが登場。。。したのですが、サングラスをしてキョロキョロしながら歩いてる姿が挙動不審で怪しすぎて。見た瞬間「大丈夫かこの人?」という思いがまず浮かびました。だいたい何そのサングラス?喧嘩でもして目の周りに痣でもできたのか?とか泣きすぎて目が腫れてるとか?とか、いろんなこと考えちゃいました。

そんな状態でスタートしたステージ、グダグダでした(笑)。
普段からヘロヘロ具合が良い味出してるPeterだけど、この日はもう本当に気だるそうなヘロヘロ具合で、全然ライヴに集中してない感じ。
まぁ仕方ないですよね、この日までほぼ1週間休みなく働いてきたわけだし。

途中何度もアンプの上に倒れ込みマイクのコードを引きずりながら歩き、歌もヘロヘロ。ただ、バンドの演奏はフルメンバーだけあってすごく良くて。

で、あーPeterお疲れだね、などと思いながら見ていたのですが。
どうやら少しずつ覚醒してきたらしく。

これは私の想像なのですが。
Werchterの会場ではファンがアーティストにメッセージを書いて掲げる用の紙を配っていて、shamblesの時も掲げられてました。で、それを楽しそうに読みまくっていたPeter。ちょっとフランス語も飛び出したりして、かなり楽しかったんだと思います。

そしてサングラスを取った辺りからですかね、どんどんPeterがライヴに集中してきたのがわかるほどの変わりよう(とはいえアンプ倒れこみは続きましたが)。
それに呼応するように観客もどんどん盛り上がり、どんどん良い雰囲気に。
途中カメラに向かってバンド全員でポーズを取ったりして、見てるだけで楽しかったです。



結局14曲を披露。
どんどんご機嫌になってきたらしいPeterは、最後FFで〆た後、バンドと一緒にステージ袖に下がった・・・と思いきや、ここから本領発揮(?)。

終わったのでとりあえず最前ブロックから出ようと歩いてたら、歓声が聞こえてきたので、振り返ったら、Peterが後ろの幕に登ってました(笑)。笑いながら見てると、少し登ったら今度はズリズリと落ちていきました。

それでは終わらず、片付けが始まったステージ前に出てくると今度はDrewのベースを手にして弾き始め、それがかなり上手いものだから観客大喜び!ステージタイムは終わってるから、とマネージャーのAdrianが肩を突いても無視するように体の向きを変えて弾き続け、今度は居合わせたAlan Wassが歩いてきてPeterに何やら囁くと、やっとPeterもベースを下ろして帰っていきました。

と、思いきや。
今度はStevenのピアニカを手にし吹き始め、でもマイクに電源が入ってないとわかるとつまらなさそうにして諦めて帰っていきました。

が。
ステージ裏に彼女を発見すると思いっきり抱きついて転がり、さすがにそこで終了。。。

と思ったら、またステージまでとことこ歩いてきて、今度はステージ袖に歩いていき、スクリーンに映る自分の姿を発見すると嬉しそうに踊りだし。。
というシーンがこちら。「あれ?!(嬉)」という感じが可愛かった(笑)。


そしてついに帰ったか?と思っていたら、今度は機材移動用の台車?(板の下に車輪がついてる)を持ってきてスケボーのように乗るという芸当を披露。観客拍手喝采!と。
そのシーンはこちらでどうぞ↓。

YT【Pete Doherty skateboarding @ Rock Werchter 2014

まぁそんな感じで最後まで自分が楽しみ観客を楽しませたPeter。
本当に本当にお疲れ様でした!

2日に渡りLibertines、そしてBabyshamblesで歌うPeterを見て感じたのは、やはりそれぞれのバンドへの思い入れがあるんだな、ということで。

Libertinesはバンドのメンバーとしての立ち居地をちゃんと意識しながらやってる感じ。
Babyshamblesは自由で我がままで甘ったれのやりたい放題な感じ。

簡単に言うとこんな感じですかね。
どちらのPeterも本当に魅力的なことは確か。

Babyshamblesは今のメンバーが本当に大好きなので、個人的にはこのWerchterが今期shamblesを観る機会としては最後かもしれなかったので、本当に行って良かったです。

あ~次に観られるのはいつだろう。。。

[Picture&Report]
Rock Werchter HP【Pictures2014】*写真2枚
HUMO【Review hors category: Babyshambles at Rock Werchter 2014】*写真9枚
FOCUS【In beeld: Babyshambles @ Rock Werchter】*写真5枚
Flickr【Babyshambles-Rock Werchter

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