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映画『カラヴァッジョ/天才画家の光と影』

2010-02-24 | Entertainment
今日は映画を見てきました。

『カラヴァッジョ/天才画家の光と影』

よく覚えてませんが、彼の名前を知ったのは「ナルシスト」という言葉が、彼の絵『ナルキッソス』からきた、という話を聞いた時が初めてなような。(注:これにはいくつか説があります)

その後目黒に実物の絵が来て、その時は7枚くらい来てたのかな。
その時に彼の作品に惚れてしまいました。
彼の絵の一番好きなところは、黒い(または暗い)部分が多いところ・・・。
黒い(または暗い)部分の中に書き込まれた絵でからは、いろいろなものを真正面からつきつけられてるような感じ。

で、今年は彼の没後400年だそうです。
この映画自体は2007年に制作されたようですが。

映画自体の感想を言ってしまうと、正直なところあまりおもしろくありませんでした。
場面がぶちぶち飛びすぎて、かなり想像力に委ねられてるし、そのせいもあって、すごく疲れます。あと、基本的にカラヴァッジョって、「なんて面倒臭い男なんだ!!!イラっ」みたいな。

人も作品もすごく愛されてるのに、周りを散々振り回して迷惑かけて、結局最後は誰も手を差し出せない、自分も誰の手も握れないところまで落ちていって、人生が終わるという。

途中で、何処かの誰かさんを思い出してしまいましたよ。

カラヴァッジョのことをある程度知らないと、好きでないと、本当につまらないと思います。そして私個人としては、もう少し彼のことを勉強して、この映画で得てしまった彼という人間性にもう少し肉付けしないと、という気持ちです。

あぁ、なんか恐ろしく中途半端。

カラヴァッジョ/天才画家の光と影

でも、私の想像力が貧弱なだけなような気もする・・・。