goo blog サービス終了のお知らせ 

モナリザ珈琲館~ダイアリー

ほっとコーヒーブレイクする感じで、ついつい話が盛り上がる、そんなブログを目指してます。映画や本の話題などなど・・・

雨上がり

2009-04-26 14:10:31 | walk in the park


雨上がりの公園。つつじの花弁に雨の雫が残っています。
明るい陽射しが戻れば、すぐに蒸発してしまうわずかな水滴。
強い風が吹けば、あっけなく飛ばされそうな水滴。
つかの間、花弁にとどまって光っています。。

(ん? 書いててなんか虚しい文章になっちゃってますね。。笑。
日本人特有のわびさび的な、、所詮この世は仮の宿り、、とか書きそうな流れ?)


たまに源氏物語とか読むんですけど、人の人生を儚い露に喩えて嘆いたり諦めたりする歌も多いですが、
ひとしずくの露を、恋の歌の中に詠みこんでいるものもあって面白いですよね。

「世の中はいづれかさしてわがならむ 行きとまるをぞ宿とさだむる」(古今・雑下)
「人生は朝露の如し、何ぞ久しく自ら苦しむこと此の如き」(漢書・蘇武伝)

↑源氏物語・現代語訳の文章の中で参照されていた和歌、漢書です。。
きっと原文は、この和歌や漢文を少し引用したような台詞まわしになっているんだろうと思います。


恋愛の歌なんですけど、、

「心あてにそれかとぞ見る白露の 光添えたる夕顔の花」
(当て推量ながら、白露に色も光も付け加わって、いよいよ美しく見える夕顔の花のようなお方は、もしやあのお方かとお睨み申しますが)

「寄りてこそそれかとも見め黄昏に ほのぼの見つる花の夕顔」
(もっと近づいてみたら誰とも分かるだろうが、そんな、夕暮れにぼんやり見ただけの花の夕顔が、わたしだろうなんてさ、頼りない話)

「夕露に紐解く花は玉鉾の 便りに見えし縁(え)にこそありけれ」
(夕方の露に開いた花、その花のようにこうして覆面を取って顔を見せることになったのは、いつぞや通りすがりの道で、ふと見られてしまった、あの縁によってなんだよ)

「光有りと見し夕顔の上露は たそかれ時のそら目なりけり」
(夕顔の上の露に光のあるように、美しいお顔をお見かけ申しましたのは、薄暗い夕まぐれの私の見間違いでございました)

という感じで、物語に沿って送ったり返したり、、相手の使った表現を上手く自分も取り入れながら、歌のやり取りがされていますね。。
ちなみに、四つとも「夕顔」の章のものです。

こうやってブログに和歌なんか引用させてもらうと、日本語ってすごく優雅なんだな~と改めて感じますね。

つかの間、花弁にとどまっている水滴が「人の人生の儚さ」を歌っていたり、恋愛感情を歌っていたり、、

人間の表現力というのも凄いし、永い時間を超えて心に届くものがあるんだな、、と思います。









初夏の季節が過ぎれば、あっという間に緑眩しい夏ですね!

GW期間中のお天気はどうかな~??

鳥居みゆき

2009-04-25 20:56:32 | 笑いに貪欲な宝石
少し前の話になるんですが。。
普段バラエティってあんまり見ないんですけど、この間たまたまウッチャンナンチャン司会の「ザ・イロモネア」を見ていたら、ピン芸人8人(?)が「ピンモネア」に挑戦する企画がありました。

狩野英孝やジャック・バウアー物まねの岸学、鳥居みゆき辺りがファイナルステージまで残っていたし、やっぱり面白かった。

「教室に入ってくる教師が授業を始める」
「窓から入ってくる泥棒」
「審判の判定に抗議する野球の監督」
「手術中の医師」
「謝罪会見」

という五つの場面設定、舞台も衣装も整えられてコントを披露します。1~4ステージは、ランダムに選ばれた観客の5人中3人を、ファイナルステージは5人中5人を笑わせなければクリア出来ない、という仕組み。

鳥居みゆきは、「ピンモネア」で史上初となる100万円獲得を達成。
鳥居さんのコントは、ちょっと不気味なホラーテイストで面白かった~!
「CUBE」という映画をヒントに組み立てたコントらしい。

ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE」、、私は予告編しか見たことないけど、「よく出来た映画」「ホラーというか、心理サスペンスみたいな感じだよ」と薦められたことがあった。。

鳥居みゆきの手にかかると、コントの舞台が四次元に迷い込んだよーな感じになって、楽しめた。
連続で鳥居さんのコントを見るのではなく、狩野英孝や岸学、大西ライオンやパンチ浜崎などの出番があって、徐々に挑戦者が絞られていく形式だったので、変化があって面白かったんだろうな。
5本中3本を「CUBE」風のコントにしてたからね。。

女性のお笑い芸人は、ブサイクキャラで売ってる人が多いけど、美貌の外見を、「笑い」のために濃いメイク、狂気めいた表情、入院患者を思わせる白いパジャマ姿で演出する徹底ぶりはスゴイと思う。
美人だからこそ余計に「怖」+「面白い」世界になるんだろーな。

「会話がかみ合わない支離滅裂なフリートークには定評がある」という鳥居さんだが、「イロモネア」でも観客のジャッジをクリアして、司会席(ウッチャンナンチャン)に来た所で、まともなやりとりがある訳でもなく、変なタイミングですーっと一人居なくなってしまったりして、そこら辺も笑わせてもらった!

DVDも、相当「怖」+「面白い」世界になってるんだろうな~。
ジャケットからして、まがまがしさが漂っている。。今度、見てみよう。。(^_^;)


  

「ハッピーマンデー」
商品説明=遂に登場!鳥居みゆき完全撮りおろしDVD!
テレビオンエア不可能なネタの数々と鳥居みゆきの脳内に迫る魅惑の映像世界、そして仕掛けられた罠!?
説明不能!限界点突破の鳥居みゆきワールド!禁断の扉が今、開け放たれる。

「みみずひめ」
商品説明=独創的な世界観で注目を集める藤田容介監督と鳥居みゆきとの狂奏的コラボレーションで贈る撮り下ろしDVD!
一匹のみみずが繰り広げる、刹那的妄想ストーリー。恋・夢・嘘・哀…。
さまざまな苦悩を乗り越えた「ミユキ」に待っているものは!?

水曜どうでしょう新作DVD・桜前線捕獲大作戦など

2009-04-24 20:20:54 | キーワード、TV日記


「水曜どうでしょう第11弾DVD」、途中まで見た所です☆

「桜前線捕獲大作戦/十勝二十番勝負/ サイコロ5~キングオブ深夜バス~」という内容。
見どころはやはり、安田顕さん=寡黙で不器用な「着ぐるみマスコット」初登場!、、という辺りかな?

「安田はonの着ぐるみに入ってもonを演じるでもなく終始安田顕のままだった。そうしか出来ない生来の不器用さが安田顕という男の中にあるからだが、その結果、onちゃんは酒好き、好物は塩辛、現在バイト生活中という取り返しのつかない事態になった。ところが、マスコットのくせに下積み生活をしているという隙だらけのキャラクター設定に視聴者は予想外に強い親近感を持ち、安田は自らが操るonちゃんと共にこのあと爆発的にブレイクしていく。」

↑DVDジャケット裏の、おそらく藤村さんの書いた文章がホンットに面白い☆
onちゃんの「隙だらけのキャラクター」、、たまりませんね~☆
(ちょっと大泉さん、onちゃん殴りすぎなんじゃないの~? ちょっと思った。)

あと、大阪に住んでる自分にとっては一度は見てみたかった企画「桜前線捕獲大作戦」も良かった~。
「僕に感動が薄いのか、企画が弱いのか」なんて言われてたけど、ちょっと感激しちゃってるんですけど。。

1998年4月18日。
その年のさくら開花予想の等期日線図(気象庁発表)=いわゆる桜前線=を手に、札幌から仙台に向かう。
ちなみに大阪の開花予想は3月25日。(4月18日は葉桜ですね。。)

時速10キロとも20キロとも言われる速さで北上する桜前線、その最前線部隊を見つけ出そうとする鈴井貴之と大泉洋。
。。(^_^;)

仙台名物ずんだ餅や、牛たん弁当、厳美渓の空飛ぶだんご、前沢に行ったら前沢牛、盛岡でのわんこそばなどなど、すごく美味しそうだったり、甘いもの嫌いな鈴井さんには地獄な企画だったり(笑)。

大泉さんのわんこそば激闘も最高だったね!!

桜前線って、4月25日で青森、4月30日で津軽海峡越えるんだね~。
北海道東部・南部で5月5日~10日、中央部は15日くらいみたい。。
ゆっくり進むんだな~。
列島的には、まだまだ桜の季節なんですね♪

「だんだん」祇園とか、着物とか。

2009-04-18 21:49:25 | ドラマのこと
「だんだん」の半年の中で、のぞみ役の三倉佳奈ちゃんが、どんどん綺麗になって着物姿も似合っていったのが本当に印象的でした。

舞妓姿も可愛かったけれど、私のイメージでは舞妓さんってあんなにニコニコニッコリしてない感じがするんですよね~。。
夢花(のぞみ)のライバルで、ツンとした感じの涼乃さんや、少女っぽくて奥ゆかしい花香ちゃんの方がイメージに近かったかなぁ。

でもでも、夢花ちゃんを通して色んな舞妓さんの話を知れて良かったなぁ、と思います。公式HPの夢花写真集もものすごい充実ぶりでした♪
とても興味深く読ませてもらいました。。

例えば・・・

*******

舞妓さんの着物で最も大きな特徴は、「肩上げ」と「長い振り袖」です。
幼さがまだ残るかわいらしさが、舞妓さんのイメージなのでしょう。

舞妓さんが、お座敷などに出向く時には「お引きずり」の着物を着ています。裾(すそ)の長い着物のことで、外を歩くときは、裾を引きずらないように、必ず左手で裾の一部を持って歩きます。
足元には、「おこぼ」と呼ばれる高さが10cmほどある桐の履物を履いています。

後ろに目をやると、ひざ下10cmから15cmくらいまで垂れ下がった、「だらり帯」が優雅にゆらゆらと揺れています。
帯の長さは5m以上あり、幅も広いのでかなり重たいので、舞妓さんには体力も求められるようです。

「お引きずり」の着物も普通の着物も、季節に合わせて衣がえします。
5月から10月頃は、「単衣(ひとえ)」の着物を、春・秋・冬には「袷(あわせ)」の着物を着ます。さらに真夏には涼しげな絽(ろ)や紗(しゃ)の着物を、寒さが厳しくなる12月から3月は二枚袷の着物になります。それに合わせて、襦袢や、小物、帯、襟などの素材も変わっていきます。
また、着物や帯の柄は、季節の草花や風物をあしらった絵柄を表現したものが多く、見る者の目を楽しませてくれます。もちろん、着物や帯と同様にかんざしも季節によって違います。特に「お引きずり」という着物の時には、花かんざしと呼ばれる、より豪華で華やかなものをさします。
京都では舞妓さんたちが、季節の訪れや移り変わりを、着ている着物や小物ではんなりと教えてくれます。

*******

花簪(はなかんざし)の季節感も

五月=藤の花、七月=団扇(祇園祭期間中を除く)、八月=ススキ、九月=桔梗、十月=菊、十一月=もみじ

という風に移り変わるそうです。色んなファッションやかんざしのコーディネートの写真もあって、とても綺麗で情緒があって、見とれてしまいますね。。

神秘的な舞妓さんの写真集、京都の文化と風情を感じさせる書籍いろいろ。。

  


↓ドラマのDVD。「花いくさ~京都祇園伝説の芸妓・岩崎峰子~」主演・井上真央。
日本一厳しい訓練と教育で育てられた舞妓・芸妓たちがもてなしてくれる京都祇園花柳界。
その洗練された舞妓・芸妓中でも一際目立つ芸妓がいた。その名は「岩崎峰子」。
わずか4歳の時に親元を離れ、祇園の世界に入った峰子(井上真央)は、数々の厳しい稽古や先輩芸妓からのいじめなどにひたすら耐え、祇園一の芸妓になることを決意する。
峰子の恋人、映画俳優・高宮誠一郎役に仲村トオル、優しい先輩芸妓・あや子役に葉月里緒奈、気性も色恋沙汰も激しい紗江子役に戸田菜穂、峰子の育ての母親・梅千代役に名取裕子。



*******

そう言えば、HPを改めて読んでいてハッと気づいたんですが、花村久乃(藤村志保)さん、のぞみの祖母役じゃなかったんですね!!
久乃さん・真喜子(花雪)・のぞみ(夢花)と親子三代で祇園の伝統を継承しているのかと思ってました。
女将さんに対する「おかあさん」という呼び方があまりにも自然で、ずっと血のつながりがある役だと思ってました。。

置屋では親子同然の温かい繋がりがある、とよく書かれてますが、いい意味で最後まで騙されてしまいました。
今まで書いた感想ページも、ちょっと修正しました(笑)。


  

美しいキモノ3月号。
「三倉茉奈さん三倉佳奈さんと京都祇園へ 『だんだん』の小紋」特集ページがあります。
本当に佳奈ちゃん綺麗だったもの。。
茉奈ちゃんは解散宣言とかあって、ちょっと損な役だった?
いやいや、老人ホームで「いい孫」オーラ出まくりだったから、それはそれでいいのかな。

大地さん、永作さんも綺麗、、(ため息)
たまにですが着物雑誌、、買いますよ。がらっと気分転換できますね~、やっぱり♪
まぁ、、余裕があれば着物も着たいけれど♪

「だんだん」結構ハラハラした。。

2009-04-15 23:39:55 | ドラマのこと
引き続き、今さらながらの「だんだん」の感想、、です。



舞妓をやめて歌手デビューを目指すのぞみと、介護福祉士の勉強をするため大学と両立しながら、という約束でレッスンを続けるめぐみ。

石橋のプロデュースのもと、双子デュオは当初、1人で歌ってるのか2人で歌ってるのか秘密にしたままのユニットとしてラジオで紹介され、人気が出るように仕掛けていきます。
「この奇跡のハーモニーは、一体誰が歌ってるの?」「もっと聞きたい。もっと見たい」とリスナーの気持ちを煽っていく戦略だとか。。
ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」のカバーがデビューシングルだったと思うんですけど、この曲を知っている世代には懐かしさを、若い世代には新鮮さを感じてもらえるはず!、、という読み。

果たして、石橋の戦略は当たり、双子デュオ「SJ」は大人気に!

途中、芸能事務所の方針でバンドメンバーだったギターの俊とタンバリンの康太を脱退させるシーンもあるのですが、そこは一番泣けるシーンだったかも。。
俊はスタジオミュージシャンに、康太は新生・双子デュオ「スイートジュノ」の付き人になるのでした。。

「スイートジュノ」の人気が上昇し、スケジュールがいっぱいいっぱいになるにつれ、大学との両立や老人ホームでの介護ボランティア、応援してくれるホーム入居者のための訪問など、自分にとって大切なことが全く出来なくなる生活に、めぐみは疑問を感じていきます。。

そして、、コンサート会場での、のぞみに相談なしの「スイートジュノ解散宣言」!

ここは、ホント驚いたシーンでしたね~。
めぐみのあまりの勝手な態度に腹立ったし。
めぐみの気持ちが全く分からないではないけど、二人組ユニットなのに相手に相談無しにコンサートで「解散宣言」してしまうって酷すぎるな、、と。

しかも、やっと軌道に乗り始めた歌手活動(周りで支えてくれる人や、ファンもいるのに)を放り投げてまでやりたいことが、介護の勉強と老人ホームでのボランティアって・・・
普通の20代の女の子の感覚からは、相当乖離してるんじゃないでしょうかね。。
この辺がNHK的理想論というか、朝ドラの限界なのかも。
確かに、こういう優しい性格の女の子っていると思うんですけど(マナカナちゃんがやると、違和感ない所がコワいね)、人の気持ちを思いやれる子なら、たくさんの人の努力や協力を無視して、勝手に解散宣言なんて出来ないと思うんですよね~。無責任すぎるヒロインと、多大な被害を蒙る周辺の人達、、って最悪な構図ですよ。
この解散の経緯ってストーリー的にも重要な所ですが、最後まで納得いかなかったですね。
めぐみは、いいところもあるけど好きになれない。

一方的解散宣言によって、プロデューサーの石橋はショックで廃人同然に!・・というのはウソ(笑)で、めぐみの気持ちを尊重しつつ、電撃解散の被害を食い止められるよう、「スイートジュノ解散・全国ツアー」を急遽打ち出して、最後の仕事だからやり遂げて欲しい、と説得します。
めぐみが芸能事務所やら関係者に与えた損害も、本来なら、大変な金額の違約金となってめぐみにのしかかる所だったんでしょうが(のぞみの置屋さんへの賠償どころではないでしょう。。)、石橋の奔走により、ことなきを得ます。そして、関係者への謝罪や様々なトラブルを処理した後、石橋は芸能事務所を退職したのでした。。

*******

まあ、明るい雰囲気のドラマだったんですが、結構ハラハラするシーンがありましたね。。(^_^;)
主要キャストの石橋、のぞみ、めぐみは、穏やかそうに見えて、なかなかのクラッシャー。壊し屋でした。
小泉純一郎か、はたまた小沢一郎かって感じです(笑)。

スイートジュノ解散以降は、比較的落ち着いて見られるドラマだったと思います。。
のぞみも、めぐみも、自分が本当にやりたいことは何か、、困難にぶつかりながらも、真剣に探しながら頑張っていくんですよね。

ソロ歌手になってはみたものの、全く事務所からは冷遇されるのぞみ。有能なプロデューサー石橋が退職した後は、付き人だった康太がマネージャーとなり、懸命にのぞみを支えます。芸能事務所を出た後は、独自のホームページを立ち上げたり、ホールやライブハウスを営業に回るのですが、せいぜいキャバレーなどで酔っ払いなどに絡まれながら歌手活動を続けるのが精一杯でした。。
やがて、自分の歌手としての限界を感じ、周りの人の助言もあって再び祇園に戻る道を選んだのでした。

久しぶりに、緊張しながら祇園「花むら」に帰ってきたのぞみは、縁を切ったはずの女将や母の前で、皆が納得する京舞を披露し、「あんたの経験は無駄やなかったんやな。全部芸の肥やしとなって、舞に表れてますえ。よう成長してきたな、夢花。よう帰ってきたな、夢花。」と言って迎え入れてもらえます。。

これは女将役の藤村志保さんの台詞、、本当に生粋の京都人という感じで素敵でした。
気品があって、厳しいけれど優しくて、、祇園の女将さん役にピッタリ。素晴らしい女優さんですよね。

そして、三倉佳奈ちゃんの披露する舞の良かったこと!!
色々な感情を内に秘めて、真摯に舞と向き合う姿は、本当にゾクッとするくらい美しかったです。

文句を言いながらも、ずーっと見ていた「だんだん」。
やっぱり祇園が舞台になっていたり、舞妓さんや芸妓さんにスポットが当たっていて華麗だし、和の雰囲気、女優さん達の着物姿などに魅せられて、半年見続けたかもしれません。。

次回も、もうちょっと「だんだん」の感想を書きます☆

「だんだん」良かった!

2009-04-14 23:21:46 | ドラマのこと
朝ドラ「だんだん」。3月末で終わってるんですけど、今さらですが、メモ的に書き残しておきたいな~、と思いました。脚本は森脇京子さんでした。
総集編はGW辺りに放送されるみたい(?)だし、今年の秋からは、マナカナちゃん主演の舞台になるそう。
東京、大阪、名古屋、島根で公演予定だそうです。

時々録画ミスがあって、なぜ舞妓の花香ちゃんが実家に帰ってしまったのか分からない、、などの欠落部分があるのですが、大体メイン・キャストのストーリーは押さえていると思います♪

    

最終回では、島根県隠岐諸島の知夫里島で、双子のヒロインと、青春を一緒に過ごした男子3人との5人が、それぞれ成長した姿で、同窓会的に「いのちの歌」を歌います。雄大な日本海と知夫里島の赤壁をバックに・・・

ダイナミックな景色の美しさに息をのんだし、やっぱりマナカナちゃんのハーモニーは素晴らしい。5人ともいつも一生懸命に生きてきた頑張り屋さんだったので、ラストシーンは、とても感動的だった。
知夫里島の診療所で、医師・看護師として働く石橋&めぐみ夫婦と、祇園の置屋で伝統を継承して生きてゆく康太&のぞみ夫婦。ミュージシャンとして成功した俊。
双子デュオの芸能界デビューやら、電撃的な一方的解散宣言など、色々あったけど、それぞれに対する優しさや友情は健在なんだな~、と思った。素朴な雰囲気の5人の存在感は、雄大な景色にも負けないくらい輝いていたと思う。

最後は本当に上手くまとまって終わったけれど、結構ハラハラ(イライラ?)させられるドラマでもあった。

最初の頃は、芸能事務所に勤め、双子を芸能界デビューさせようとする石橋の態度やしゃべり方が嫌いだった。
クールで都会的で、時に大胆で強引。仕事のデキル若者、、という設定は分かるけど、しゃべり方がクールすぎるし、いっつも上から物言う人物だった。

それに比べると、康太と俊は素朴で生真面目で優しい性格。双子ヒロインの運命と共に振り回されっぱなしのようにも見えた。ドラマのスタート時から二人とも出ていたけれど、あんまり印象に残る役でもタイプでもないので、てっきり二人とも十月前半で出番終了かと思っていたら、、最後までメインに残っていたので意外性があって、とても良かった。
康太と俊みたいな若者が最後まで活躍するようなドラマって、ホント好感が持てる。
民放だと、最初っから最後までイケメンばかり揃えるドラマが多すぎるんだよね・・・

態度がデカイ、強引すぎる、、感じワルイ石橋も、見事双子を口説き落として、デビュー準備期間に入ると、自分の夢を育てる充実感でいっぱいの、普通の若者になっていた。
今までの強引なヒールっぷりも純粋さゆえだったんだね、、と妙に納得してしまうのも悔しい所(笑)。

スタジオパークに石橋役の山口翔悟さんが出た時、朝ドラらしからぬ感じ悪い「石橋」にネット上での批判が多く、山口さんのお母さん(だったかな?)がとても辛い思いをしていた、というエピソードが紹介された。
アナウンサーの人が、「石橋さんは、あくまで役柄ですからね、皆さん。山口さん本人は、とっても優しくて感じのいい方なんですよ。」「石橋に関しても、どうぞ最後までドラマをご覧になって判断して下さいね。まだまだ石橋の隠された部分が出て来ますよ~。」みたいなフォローを入れていた(笑)。

典型的な王子様タイプをあえて裏切るキャラクターにしてみたんだろうけど、感じワルイ期間が長すぎたような気がするなぁ。。まあ、実験的なドラマだったと思いますが(笑)。
「風のハルカ」の松岡さん、「純情きらり」の福士くん、西島さん、「芋たこなんきん」の國村さん、「ちりとてちん」に至っては、夫役の青木くんを含めて徒然亭一門全員、、と今まで皆さん、ホンット人気があったものね。
スタジオパークのHPに出演予定があると録画予約してたんで、ほとんど見てるんですけど、キャーキャー言われたり、どっさり応援のFAXが来たり。メッセージも「好きです!」「理想です!」「かっこいい!」のオンパレード。

真逆な反応を受けてしまった山口くん、、ホントお疲れ様でした。
でも、後半にかけてじわじわ好感度をあげていった石橋さんは、逆に印象に残って良かったですよ!!



他にハラハラしたのは、のぞみ(夢花)が襟替え(舞妓から芸妓になること)の直前に舞妓をやめた所かな。。

準備をしてくれている周りの者への迷惑も考えず、「舞妓をやめて歌手になります。」と言うのぞみが悪いけど、母の花雪(石田ひかり)も、置屋兼お茶屋「花むら」の女将(藤村志保)も、すごいショックを受けつつも、あまり取り乱さず、厳しい言葉を投げかけるんですよね。。

「『花むら』だけやない、祇園の町に迷惑がかかるんやで」
「大変な賠償問題になるんやで」

仕込み(舞妓になるために、しきたりや礼儀作法、舞踊などを修行する身)時代からの一切の経費やら、襟替えの準備など賠償金は3000万くらいになるんでしょうか。。前に何かの本で読んだような記憶があります。
いわゆる「年季」ですね、、「年季明け」まではお給料がなく、置屋からお小遣いをもらう程度なんだそうです。

「あんたが舞妓になった時に親子の縁は切った。『花むら』の舞妓をやめるんやったら、姉妹の縁も切れる。あんたとはもう他人や。」

「二度と『花むら』の敷居を跨いだらあかん」

決意も固く、祇園を立ち去るのぞみでしたが、ドラマながらも見ていて胃が痛くなるようなシーンでした(笑)。
でも、この後もっとハラハラするシーンがあったのでした。。

いいドラマやったわ~、と言いながらも印象の悪い事ばっかり書いてるような気がして来ました。。(^_^;)
次回はもっといい事も書きます!たぶん(笑)。

桜並木

2009-04-11 00:30:34 | walk in the park
大川の桜並木、、4.2キロ、4700本の桜が咲いているそうです。
「大川さくらクルーズ」は、もちろん昼間もやってるみたい。

JR桜之宮から歩き始めると、こんな感じの景色です。
すごく好きな風景です。。





もう終わりかけですね。。
桜のじゅうたんも綺麗です♪

結構咲いてるのもあります。
木によって、ちょっと満開時期がずれてるのもありますよね。。






八軒家浜船着場です。昼間のさくらクルーズも人気があるみたいです。
でも、まだ去年開港したばかりなので、もっとたくさんの人に知ってもらいたいスポットですね。。
そーいえばニュースで、橋下知事が、八軒家浜開港で水都大阪再生を盛りあげたいって、クルージングをアピールしてたような記憶があります。



リバーサイドの特等席のカフェ。
夜も昼も大人気でした。。マクドナルドのリバーサイド席もびっしり埋まってます。
写真はシフォンケーキです。粗い感じのケーキ生地と、クッキーアンドクリームみたいなチョコレートアイスがとても美味しかったです☆

ランチMENUや、夜のワイン&タパス、ディナーMENUなんかもバリエーションがあってとても美味しそうでした。


夜桜クルーズ

2009-04-10 23:47:19 | walk in the park


久々のブログ更新です!
昨日は会社帰りに天満橋へ行き、夜桜見物して来ました。
天満橋は、2005年くらいに松坂屋が閉店し京阪シティモールになったので、建物も施設もお店も新しいんですよね。。

駅ビル内のマクドナルドの中で待ち合わせしようかな、、と思っていたら、リバーサイドということで新しいお店も目に入ってきました。
結構人の出入りがあるなぁ、と思って見てると、駅ビルに直結してデッキがあって「大川さくらクルーズ」というのをやってるみたい。。

去年くらいに、船が着岸できるように工事があったそうで、「八軒家浜船着場」として開港したんだそうです。

まだまだ知られてないスポットみたいで、設備がいい割には人でごった返すわけでもなく、乗船料も1000円で良心的。早速、船からの夜桜見物を体験してみました。



乗船デッキあたりでは、「AQUA CAFE」とかあってワインやビールが飲めたり、オシャレなジャズやDEPAPEPEなどが流れていたんですが、いざ船に乗り込むと、出発間際に、キダ・タローBESTみたいな音楽が流れ出し、ズッコケます!笑えます!

「なに、この音楽~??」

「キダ・タローや、あはは。」

「なんで2時のワイドショーやねん。(笑)」

浪花のモーツァルトと呼ばれているそうです。。

WIKIで見たら、ナインティナインの番組でつんくと共に出演した時、キダさんはつんくに「浪花のベートーヴェンになれ」と言った、、そうです(余談)。恥ずかしいですね。。(笑)

乗船時間は30分くらい。。キダ先生の曲は、最初の3分くらいで鳴り止みます。。(笑)

あとは、本当に優雅な夜桜・水上見物でした☆

乗船中は、あまり上手く写真が撮れませんでしたね。。

八軒家船着場は歴史が古く、古代、平安時代からも港として賑わっていたそうです。。
「東海道中膝栗毛」でも「大坂の八軒家」で上陸した、、と書かれてるとか。
WIKIに書いてました。。(^_^;)

船を下りた後は、長い川沿いの桜並木を歩きます。。

ビールやお弁当、、おつまみも買って。

平日夜のわりには、凄くたくさんの人達がそれぞれ桜の下で宴会中でした(笑)。

ライトアップされた桜の花もほろ酔いです♪

次回は、昼間に撮った桜並木の写真をUPしたいと思います。