(もっと時間があったら遠出もしたかった。。今年なんかは生誕100年ってことで、松たか子・浅野忠信・広末涼子出演の映画、「ヴィヨンの妻」が10日から公開されるし、、太宰を読みながら青森へ、なんて旅行も考えたのですが、結局実現せず)
。。(^_^;)
日本海沿いのドライブがとても爽快な(&カニも解禁!)城崎や、京丹後方面もいいのですが、ちょっと距離もあるので、今回はもう少し近場で考えてみることにしました。。
といっても、嵐山や鞍馬では近すぎるので、もう少し遠く、、今まで行ったことのない所。。
関西の週末ドライブ&温泉のマップを見ながら、色々考えた結果、、「湯の花温泉」や保津川下りの始点などに近い「るり渓温泉」という、わりと新しい温泉施設に行ってみることにしました☆
ここは、大阪・兵庫・京都の3府県の境目にあたる場所なんだそうです。。(住所的には京都になるそう)
宿泊棟の本館と別館、温泉、プール、遊歩道などもあって、とても広大な敷地。。
敷地を出ても、「るり渓」の渓流に沿った遊歩道も片道2キロくらいあって、小さな滝や岩盤を玉のように転がる川の水(「玉走盤」と命名された岩♪)なども楽しめて、自然をたっぷり感じることが出来ます(もっと長距離のハイキングコースもあり)。
渓流に足を浸けたりするのも好きなんですよね~。まあ、まだ水の冷たさが気持ちいい時期ですし、、かなり歩いて体温あがってたんで、ちょうど良かったです。
道路には、栗の実がゴロゴロ落ちていました。。
夕食は、松茸の土瓶蒸しと、採れたてシイタケの炭火焼(+酢橘と塩で)、ミニすき焼き、お刺身etc。
丹波黒豆すくい豆腐、栗蒸しべっこう餡、「八寸」の焼き牡蠣レモンジュレ、蓮餅辛子醤油焼き、新銀杏、秋鯖菊花寿司、松茸おかき揚げ、胡桃豆腐と無花果などなど、、目にも秋らしいお料理が並びます。
土瓶蒸しやすき焼きも、もちろん美味しかったけど、自分で炭で焼いてスダチと塩で食べるシイタケの絶品だったこと!これは、ちょっと衝撃でしたね。。
すき焼きの中にもシイタケはありましたが、炭で表面を焼いただけの食べ方が最高なんでしょうね。一口食べると、シイタケの香りがふわーっと広がって、本当に美味しかったです。
食事前も、渓流沿いを合計5キロほど(←当初の予定をかなりオーバー!)歩いたりしたのですが、食事後も、プールで泳いだり、岩盤浴、ジャグジー、露天風呂などを巡ったりと、体を動かすことが多く、結構ヘルシーなプチ旅行になりました(笑)。
新緑の5月。高知のオーベルジュ土佐山に行ってきました。
「水曜どうでしょう」の本・第2弾で、ディレクター陣が泊まって褒めていた宿ですね♪
とても自然環境が良くて、建物もたっぷり光を採り入れた設計になっていて素敵な所でした。。
リピーターの人とか多いだろうなぁ♪
ガラス張りの図書館があったり、ホテルの本館と客室の間に人口の水路があったり、初夏の花が咲いていたり、、
ホテルから一歩出ても雰囲気が続いていて、緑いっぱいの所を歩いたり、橋を渡って大きな川の流れを眺めたり出来ます。見て回るのが、本当に楽しいホテルでした。
バーや温泉もあって言う事なしでした♪
自慢のダイニングは、地元、土佐山の山・川の幸&黒潮洗う高知近海の海の幸など、とれたての食材☆
本格的な和風創作料理を床座でいただけます。
↓写真はメニュー例です。ダイニングでの写真は撮り忘れたのです。。(@_@;)。
よく分からないけど、土佐の地酒も頼んだり♪
ビールも、もちろん好きなので♪
カツオは土佐佐賀の天日塩をふり、絶妙の焼きかげんであたたかいまま、わさび、にんにくでいただきます。
食感、油ののりぐあい、色、香りなどがそろわなければ、質のよいカツオとはいえず、そういったカツオが入らない時は、夕食に出さない、というこだわりなんだそうです。
カツオ、美味しかったです~!
どのお料理もお酒も、美味しかったですけど!
初夏の毛利庭園です(テレビ朝日前)。つつじがとっても綺麗でした。報道ステーションで、お天気担当の女性キャスターがいつも立ってる所ですよね~。
ちょうど音楽イベントもあって、かっこいいラテンジャズに聞き惚れました。
あんなに自由に、リズミカルに楽器を扱えるなんて。。ホント、素晴らしかったです☆
(演奏中、イベント会場の撮影禁止だったので、終わった後の写真です。)
食事は、、ですねぇ。よしながふみさんという漫画家さんのグルメエッセイに載ってたお店に行ってみました♪
本郷三丁目にある、ベトナム料理店「ミュン」です。
美味しいんですよ、これが。すごく安いのに!
ぷりぷりのエビと野菜たっぷりの生春巻や、きゅうり、かいわれ、しそと一緒にレタスであつあつを包む揚春巻☆
皮はモチモチしているけど、野菜はザックリ食べられて食感が面白いし、ニョクマムベースの甘酢たれは、ホント、異国の香りというか、、素材をバッチリ引き立ててくれる味なんですよね~。めっちゃ、ビールに合います☆
「生春巻」って、居酒屋とかで置いてても、美味しくないことが多くて。
当たりはずれがあるものなんだなぁ~って、ずっと思ってました。「生春巻が美味しいね!」って皆で褒めてた店は、場所が悪かったのか、いつの間にか無くなってたし。
大阪・京都にも安くて美味しいベトナム料理店があるのだろうかぁ。。また、探さなくては~。
ライスペーパーでエビ団子と野菜を包んだのや、青いパパイヤサラダ、牛肉のフォー、ココナッツミルクとタピオカのデザート、、などなど。どれも、さっぱりしていてヘルシーで、適度にスパイシー。よしながさんの、美食レポートに嘘偽りはありません☆
グルメマンガって、どーせ宣伝みたいなもんじゃない?って思ってましたが、絶対そんな事ないですね。(笑)
10年以上会ってなかったメンバーもいたのですが、ノリとか雰囲気とか全然変わってなくて嬉しかったです。
中東で仕事していると聞いていたTさんは、今はロンドンに異動になっていて、K君は弁護士さんになったんだそうだ。
ずっと独身ライフを楽しんでいる人もいれば、離婚・再婚と人生の荒波を細腕で乗り越えてきた人もいた。
子供連れの人もいたし、もうお留守番できる年だから連れて来なかった、という人も。。
でも、ホント皆元気そうで、ハツラツという感じだった。自分も負けないように頑張らないと!
3日間滑ったんですけど、1日目は、けっこう吹雪いて顔が凍ってましたが(笑)、、2日目は晴れて遠くの山まで見渡せました。。真っ白な雪山の美しさに、ただただ「感動」でした。。
映画「銀色のシーズン」では、モーグルも含めて、ほとんど皆スキーヤーだったんですが、実際のスキー場では、スノボをやってる人の方が多いですよね~。。
3:7か、4:6って所でしょうか。。
スキーをしてる人の特徴といえば、スノボの平均年齢に比べると、10歳ぐらいは高いかな~ってこと(もっと?)。。あと、スキーが下手な人がものすごく少ない。。
つまりこれは、新しくウィンタースポーツを始めよう、、という人がいるとして、大体の人がスキーではなく、スノボを選ぶってことなんじゃないか、と思います。
初心者っぽいスキーヤーは少なかったけど、初心者っぽいボーダーは一杯いましたからね~。。
かつてゲレンデでは、習いたての初心者スキーヤーがいっぱいいて面白かったのになぁ。。
(と、いうのはもちろん、自分自身も習いたての頃は、コントロールが効かず、リフトから眺めると面白い動きをしてただろうなぁ、、という認識を含めて、です。はい。)
野沢のスキー場は、緩やかな初心者コースから、中・上級者向けコースまで色々変化に富んだコースがあって楽しめます。
1回乗るのに1600円のゴンドラがあって、それに乗るとかなり上の方まで連れて行ってくれるんですよね。。
このゴンドラのパワーは絶大ですね。他のリフトは1回400円くらいですから。
(まあ、1日券でまとめて買うので、1回1回の料金は気にならないものですが。)
緩斜面、、の中でも、自然の林道の中をスイスイ滑り降りながら散歩するようなコースもあって、景色をたっぷり眺められるのが、素晴らしかったです。。
緩斜面なので、初心者ボーダーの皆さんも、1カーブ毎に集団で休みながら滑り降りてました。じっくり練習出来る、人気のコースでしたね。
雪山の風景は、本当に童話みたいに綺麗だな、、と思いました。
立山・黒部アルペンルートは、富山県・立山と長野県・扇沢を結び、6つの乗り物で北アルプスを横断できる観光コースです。
長野県側からスタートすると、「関電トンネルトロリーバス」「黒部ケーブルカー」「立山ロープウェイ」「立山トンネルトロリーバス」、、と、乗り継いでいきます。
私が行ったのは、10月上旬だったのですが、高度2000M以上の山頂は、美しい紅葉の景色が広がっていました。10月中旬ですと、高度1000~2000M辺りも色づき、10月下旬~11月上旬なら、扇沢より下の、信濃大町辺りの紅葉が見頃なのだそうです。やはり山頂付近の「紅葉」は、早いですね。。。
上の写真は、立山ロープウェイの「大観峰駅」から撮ったものです。下の2枚も、「大観峰駅」の付近や、ロープウェイの途中で撮ったりしました。
なかなか写真では伝わらないかもしれませんが、とても広々として雄大で、感動的な風景でした。
ガイドブックに「北アルプスを大横断し、天空へといざなう6つの乗り物」、と書いてあったんですが、本当にそんな感じでした(笑)。大絶賛のおすすめの観光地です!!
それから、一度見ておきたかったアルペンルートの見どころは、「黒部ダム」です。
しばらく前になりますが、石原慎太郎原作の「弟」という、5夜連続ドラマがありましたよね。
あれで、石原裕次郎が「黒部の太陽」という映画を製作していたんだ、という事を知りました。関西地域の電力不足を補うため、7年の歳月をかけ、厳しい山岳地帯に挑んだ「世紀の大事業」。171人の方が、ダム建設中に殉職されたのだそうです。
(ちなみに、この映画は、製作者側の強い意向によりビデオ化・テレビ放映はしていないそうです。帰ってきてから見ようと思って探したのに、見つからなかったんで調べました。裕次郎さんの17回忌の時などに上映されたんだそうです。機会があったら、是非見たいですね、これは。裕次郎さんの意図どおり、大きな画面とスケールで。。)
あと、黒部ダムと言えば、NHK「プロジェクトX」、というイメージもあります。長い放送期間中、黒部ダムをテーマに、3回くらい番組が作られたみたいです。私はたぶん、そのうちの2回分くらいは、見ているかと思います(どちらもスケールの大きな、凄いドキュメンタリーでした)。。
そして、絶対に紅白には出ない、と思われていた中島みゆきが、番組の繋がりがあるからか、「プロジェクトX」のテーマ曲『地上の星』を大晦日に歌っていたのを印象的に覚えています。
場所は、関電黒部専用鉄道のトンネル内だったそうです。
「まさか、中島みゆきが紅白に出るとは。。。」
でも、NHKホールじゃなくて、黒部ダム。黒部ダムに関わった「地上の星」達を、私はリスペクトしてるのよ、というメッセージというか、、こだわり、頑固さを感じましたね(笑)。
黒部ダムは本当に大きくて、ダムの上を歩く人たちが豆粒のように見える場所でした。とても雄大で楽しかったです。また、昭和38年に完成させたという、このダムに関わった人々の情熱や団結力、偉大さを、感じずにはいられない場所でもありました。
左の写真は、観光放水の様子と、ダムの上を歩く人達(小さすぎ!笑)を写したものです。右側は、少し目を上流に向けて、黒部湖の静かな、美しい佇まいを写してみました。(あくまで、素人の撮った写真なので、限界はありますが。笑)
目的地「アルペンルート」に着く前に、えらいダメージを受けて、圧倒されてしまいました。まあ、勉強になったと言えなくもないんですが。。。(笑)
目的地が立山、という事と「峠越え」について書いてきたので、最後に、ある戦国武将の途方もない「峠越え」の話を書きたいと思います。
天正12年の冬、富山城主・佐々成政は、豊臣軍に包囲され、浜松の徳川家康に救援を求めるため、一行百名とともに、険難の立山連峰を越えていったのだそうです。
3000M級の山々がそびえ立つ、立山連峰。アルペンルート中の関電(針ノ木)トンネルでも、その悲壮な覚悟を思わせる逸話が、バスのアナウンスで紹介されていました。
厳冬期に、この「立山連峰」越えを敢行したのは、まさに決死の冒険、空前の壮挙、と言われています。
「さらさら越え」とも呼ばれる、この逸話は、3~4年前の大河ドラマ「利家とまつ」で、成政公役の山口 祐一郎さんが演じておられたので、印象に残っていたのでした(成政の妻の役は、天海祐希さん)。
表情はクールで真面目な感じなんですけど、頑固者というのか、スジを曲げるのが嫌いな人物として、「アンチ秀吉」の堂々たる役どころだったように思います。もの静かな表情の下に、燃えるような怒り、憤りを秘めていました。
しかし、歴史は非情にも、成政の決死の行動に家康が動くことはなく、救援を拒まれてしまうのでした。
載せている写真は、立山ロープウェイの「大観峰駅」から後立山連峰を撮ったものです。本当に険難の山道だなぁ、と感じます。観光地として歩いている分には、雄大で素晴らしい眺めなんですけれど。。
本当に「山ふところ」に抱かれているなぁ、、と感じさせてくれる場所でした。
次回は、「立山黒部アルペンルート」の紅葉の風景、、などについて書きます。
なんとなく気分で決まった旅行先でしたが、(例によって、「水曜どうでしょう」のサイコロシリーズを最近見て、影響されたのが大きい・笑)よくよく地図を見てみたら、太平洋側の浜松から、立山・黒部なんて、ほとんど日本海側なので、列島横断というか、すごい走行距離になってしまいした。
「立山・黒部アルペンルート」の長野県側・出発点は「信濃大町」です。この「アルペンルート」というネーミングが独特で、以前から、ちょっとカッコイイな、と思っていたのですが、実際に行ってみるのは初めてでした。
とりあえず、浜松を意気揚々と出発したのですが、こちらで最短コースと考えていた国道152号線が、工事の為か通行止め。静岡から長野の間には、厳しい山岳地帯が広がっています。
かなり険しい道を登り、県境を越えて長野県に入り、やっと道が開けたか、、と思ったところで通行止めだったので、結構痛手がありました。それで、地図を見ながら30分ほど来た道を戻り、今度は「青崩峠」という、やや不気味な名前を持つ峠を越えて長野県に入る事に・・・。
ほとほと、こういった厳しい山道を越えるには注意が必要だと思い知らされました、、(ToT)
地図の見方も甘かったなぁ、と。非常に道が悪く(サッカーボール大の落石が道路脇にあったり)、くねくねと狭い道幅、あげくの果てに、途中から道路が舗装されず、えぐられたような段差のある、土剥き出しの道になってしまいました。この峠は登山者用で、車では越えられないらしい。。。
「登山コース」の入り口の看板や「青崩峠」の石碑が建っています。
まもなく日没。。。辺りは夕闇に包まれて、何とも言えない恐怖感が襲ってきます。
峠が越えられない。静岡県から長野県に入れない。。。
2回の峠越えに失敗。地図で見ると、もうひとつ「大津峠」(標高900M)というのを越えて長野県に入る、細い細い、くねくね曲がった道があるようでした。。。
しかし、さすがに自分の「地図読み」のマズさに凹んでいて、いよいよ真っ暗になる山道を進む事が恐くなったので、大きく迂回路を取ることにしたのでした。2時間位かけて来た道を戻って、151号線を使って長野県に入りました。
当初の予定から、大幅に遅れての長野県入り。やっと中央自動車道・飯田IC→豊科へ。
大阪に住んでいる私にとっては、県堺や「峠」のイメージは、単なる道路標識みたいなカントリーサインとか、そんな感じだったんですよね。大阪→京都を国道1号線で進むと、一応「○○峠」って場所はあるんですけど、なだらかに道路が盛り上がってる(笑)、、とか、その程度で。
大阪から、兵庫や、三重、奈良、、に行く時も、すんなり楽に行けますし、5月に行った香川の鳥坂峠も、なだらかなものでした。
いや、やっぱり違いますね。。。日本列島の風景も、ほんと様々です。
ここは、武田信玄と徳川家康の「国境」ですもんね。。天然の要塞というのか、、峠越えをあきらめて、夕闇迫る中、感じた恐怖感は、そんな古(いにしえ)の戦国武将達のカリスマ的な自信と迫力だったのかもしれません。
石碑とか、祠もたくさんありました。
旅行から帰って、失敗した2つの峠についてガイドブックを読み直してみました。どちらも立派な観光スポットだったことにビックリ。
1つ目に登ったのは、「ヒョー越」と言われる標高1500Mの峠。なんと、ここは毎年「峠の国盗り合戦」という祭が行われている場所なのだそうです。隣接する長野県側と静岡県側で綱引きをし、勝てば、非公式に1M、県境を広げることが出来るのだとか。
━━━(゜∀゜)━━━!!!!!(何やってんですかぁー!!・笑)
もう1つの「青崩峠」は、標高1082M。遠州と信州を結ぶ旧街道の難所として知られる峠、信玄も越えた塩の道、とも言われています。ハイキングで頂上まで登れば、眺望も良好なのだそうです。。。
「大泉洋」にさそわれて、とうとう香川まで行ってきてしまいました。
え?大泉洋って北海道のローカル・スターでしょ?、、と、普通思いますよね。確かにそうなんですが、「どうでしょう」をよく見ているファンの方なら、すぐに分かるはず♪
「大泉洋」の出演作品、関連本を見ていると、香川に行きたくなるんですっ!!
関西人にとって、距離的には遠くない香川なんですが、私は四国に行くのは初めてでした。今回、香川と高知を回ったのですが、自然の美しい所、文化的・歴史的に興味ある所など、観光できる所がいっぱいで、とても楽しかったです。四国の魅力・再発見!でしたね。
「水曜どうでしょう」ファンのための「どうでしょう本2」は四国特集。四国ロケ帰りの大泉洋から、香川の「うどん屋」の話を聞いて以来、飛行機で札幌から香川に通うこと7回!、という森崎博之が、「うどん屋」巡りのナビゲーターを務めていました。
私達も、「どうでしょう本2」を片手に「うどん屋」探し。看板とか出てなくて、分かりにくい所にあって、見つけること自体が既にゲームの始まりです(笑)。(なかなか見つからないと、空腹時はイライラしますが。。)
ガイドブックや、ネットで調べた地図も、よくチェックして、大抵、午後2時頃には閉まる、製麺所の「うどん」、セルフの「うどん屋」を効率的に回らないといけません。ビジネスホテルに泊まって、朝食抜きで出掛けるのがベストでしょう。(注・・分かりやすい場所にある店、夜までやってる一般店も、もちろんあります)
苦労して見つけたお店の「うどん」は、トッピングの天ぷらをのせても、なんと170円!このギャップがたまりません(笑)。札幌に比べれば近い、とは言っても、明石海峡大橋、鳴門海峡の大鳴門橋を渡ってくるだけで、高速代込み、、9000円弱は、かかります。
でもね。なんか、、それが、ホント、、来てよかったぁ~!みたいな、感動に変わるのが不思議。「どうでしょう本2」に書いてあった、絶賛の通りでした。「うどん」に対する既成概念が、変わります(笑)!
打ちたて、茹でたての「うどん」が、これほどに美味しいとは、、(ため息)。
本場の讃岐うどんはコシがあって、生き物のような、新鮮な活力があります。これに、うす味の「こんぶ・かつお節」系のだし、又は、「いりこ」だし。サクッと揚がった、大きな天ぷら。
170円分の、小さな奇跡+小さな幸せが、そこにはあります(笑)。
森崎クンと「どうでしょう」の2人のディレクターは、1日に7軒のうどん屋を回っていましたが、どんなに美味しくても、やっぱり、それは「無理」というもの。個人差もあるでしょうが、私の場合、頑張っても2~3軒でした。1日目に2軒、2日目に3軒。やはり、その日の1軒目で食べた「うどん」の感動が大きかったですね。「竹清」と「がもう」です。想定外の「感動」でした!
雑誌のランキングで1位になったり、「どうでしょう」でもキングと称される「山越」さんは、2日目の3軒目に行ったので、「感動」は上の中、、という感じかな。それでも、すごーく美味しかった!ですけどね。(今度行く時は、是非、1軒目に訪れてみたい!)
上の写真は、「がもう」さん。左が大きなちくわ天で、右はげそ天です。「げそ天」のほのかな塩味が、かつおだしと相性ピッタリで、最高でした♪
下の写真は、左から「がもう」「彦江」「山越」のお店の風景です。「がもう」さんに行ったことがある人は、皆さん、おっしゃってますが、のどかな田園風景を眺めながら「うどん」を食べられるのが、魅力です。(駐車場は、結構広いです。さすが人気店!)
「彦江」さんは製麺所なんですが、看板無し。貼り紙1枚で営業されてるのに、次から次にお客さんがやってくる、驚きの光景でした。(駐車場は、結構広いです。さすが人気店!)
「山越」さんは、ご覧の通りの長蛇の列。私も1時間以上は並びました(笑)。店内も駐車場も、とても広くて、凄まじい人気に、お店も、精一杯応えてくれているのを感じます。行列に並ぶ人のために、雨の日は傘の貸し出し、晴れの日には、麦わら帽子の貸し出しをしているそうです。
ブログの検索をしてみると、やはり「どうでしょう」を見て、うどん屋巡り、、してらっしゃる方も多いみたい!!やっぱりなぁぁ。去年のNACS全国公演でも、アンケートを見ると、北海道から観に来られた方は、「香川」が一番多かったらしいです。
もうひとつ「讃岐うどん」の話題を。8/26公開の映画、「UDON」。
製作・・亀山千広、監督・・本広克行、主演・・ユースケ・サンタマリア、
という超!フジテレビな作品。他に、小西真奈美、トータス松本、香川出身の要潤、川岡大次郎、、などが出演します。
大泉洋に比べると、全国的には、ほとんど知られていないであろう、森崎博之が、ナント、主人公の同級生役で出演!「どうでしょう本2」で、うどんを食べる、最高の笑顔を見せてくれた森崎氏♪
こんな形で、ビッグプロジェクトからお声がかかって、本当に良かったですね~。森崎さんの映画でのご活躍をお祈りします!
公式HPで見られる、予告編のような動画は、本広監督らしく、ダイナミックで、ものものしい雰囲気なのに、どこかユーモアがあって、「うどん」と「香川」ののどかな魅力が、ぎゅっと詰まってる感じです。公開も楽しみですね。
映画「UDON」・公式HP⇒ http://www.udon.vc/