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モナリザ珈琲館~ダイアリー

ほっとコーヒーブレイクする感じで、ついつい話が盛り上がる、そんなブログを目指してます。映画や本の話題などなど・・・

ふしぎ発見!で、「シルク・ドゥ・ソレイユ」特集

2008-09-21 23:08:56 | 演劇、コンサートetc
草野仁さんのTV番組、「ふしぎ発見!」でシルク・ドゥ・ソレイユの特集をやっていました。
10月1日、東京ディズニーリゾートに常設劇場がオープンしますよね☆

番組の内容は、ラスベガスの常設劇場、「O(オー)」や「KA(カー)」、「ミスティア(ミステールとも表記される)」、「ラブ」などの様子が映し出されていて、とても面白かったです。
やっぱり、「O(オー)」のプールの構造は不思議としか言いようが無かったです。
「KA(カー)」の舞台設備も、、大きくて、ただただ圧倒されました。どこからどこまでが舞台なのか、、舞台自体がどんどん動いて傾斜がつき、アクロバットを披露するパフォーマー達の動きが重力から解放されたようになっていく様子が、少しだけ伝わってきました。
(ちょうどコントで、家の天地が逆になったり回転できるようにセットを組み、家が90度回転し壁が地になった時、カメラも同じように90度回転させたとすると、TVを見ている人には、芸人さんが重力の抵抗を全く受けず、壁を下から上へ歩いていくように見えますよね。180度回転させた場合も同じく。。大掛かりな仕掛け&驚異的な身体能力を使って、そういう不思議なトリックアートを生で見せてくれる感じなんじゃないでしょうか♪)

この舞台は、「サンドクリフデッキ」といって、広さ70畳、重さ175トン。舞台自体が、ある時は宙に浮き、ある時はスクリーンになり、またある時は山になったりと自由自在にその姿を変えるのだそうです。(←理解不能ですよね~。笑。でも、とてつもなく凄いショーなんだろうな~♪)

また、シルク・ドゥ・ソレイユ発祥の地モントリオールの、フランス文化の雰囲気たっぷりの様子(住民の3分の2がフランス系で会話もフランス語なのだそうです。)や、シルク・ドゥ・ソレイユ本部で衣装やカツラを製作しているスタッフの皆さんの仕事ぶり、「O(オー)」や「KA(カー)」に出演している日本人アーティストへのインタビューなどもあり、充実した内容だったと思います。

「O(オー)」に出演しているのは、シンクロ元日本代表メンバーの女性達。
北尾さん(アテネ五輪・銀メダリスト)、河野さん(アトランタ五輪・銅メダリスト)、河辺さん(ワールドカップ・銀メダリスト)という豪華な顔ぶれ。

「KA(カー)」に主要キャストとして出演しているのは、バトントワラーの高橋典子さん。
高橋さんが、シルクのことを「想像していたものが創造出来る場所」というふうに表現していたのが印象的でした。。
「そうぞう」日本語で口に出すと、同じ響きの言葉なんですよね。なんだか面白いな~、と思ってしまいました♪

英語だと「イマジン」とか「ファンタジー」、もう一つは「クリエイト」ってハッキリ違う言葉になるんですよね。

まぁ、会話の中で「そうぞう」と出て来たら、普通「想像」を指す場合が多いですよね。
芸大とか、アーティストの場合だったら違うかもしれないけど。
なんというか、、会話の文脈から聞き分けるものですよね~。というか、やはり「創造」の方はめったに使わない言葉なんでしょうね。
「天地創造」みたいな感じで。。(^_^;)。

とにかく、番組を見て、益々シルク・ドゥ・ソレイユが好きになったというか、、素敵だな~♪という気持ちが強くなりましたね☆

「あんなに優しかったゴーレム」

2008-06-12 20:55:26 | 演劇、コンサートetc


ヨーロッパ企画のお芝居に、初めて行ってみました♪
すごく面白かったです。行って良かったです~。

新社屋となった朝日放送(ABC)と新ABCホールでのオープニングイベントが、「中之島演劇祭2008」なんだそうです。堂島川沿いのその一帯は、周りのビルもマンションもTV局も何もかもが新しく、とてもシックで綺麗です。スターバックスではなく、ドトール系でもなく、「Gloria Jean’s」というカフェが入っていましたです。。
近くには、3年くらい前に(?)出来た国立国際美術館や、プラネタリウムも見られる科学館もあるし、秋には新しい地下鉄も通ってくる、、というエリアですね。

「サマータイムマシン・ブルース」が気に入って、それなら舞台も見てみよう!と、思ったわけですが、「サマータイムマシン・ブルース」と同じ、上田誠さんの、コメディーのような、コントのような、、ファンタジーの世界を感じることが出来ました。

やはり、生の舞台はいいですね。
すごく表現者との距離が近くて。。

小さいホールですが、席も前の方で、「サマータイムマシン・ブルース」で瑛太や上野樹里ちゃんと走り回っていた永野さんや本多さんが真近で見れて、ワーッと思いました。
やっぱ勢いあるわぁ、、ヨーロッパ企画さん。

ゴーレム、、どうやって動かすんだぁ、、と思ったけど。
(ちなみにゴーレムとは、大きな土人形のことだそうです。伝説上の生き物ですね。ゲームをよくやる人には、すぐ分かるそうです。)

やっぱり「舞台」っていい。

ハリウッド映画なら、それはそれは立派なCGを作ってくれることだろう。。

でも、そうじゃない。ちゃんと客席にいる人の五感に届く、最高に素敵なラストシーン。

一瞬自分の手に掴めたように感じた「不思議」が、スルッとすり抜けていくような軽やかさと、ほんの少しの儚さ、、こーゆーのが味わいたくてヨーロッパ企画の舞台を見に来たんだな、と実感した。

「サマータイムマシン・ブルース」もそうだったけど、サーフィンも、水着の女の子や若者も出てこないけれど、彼等の作り出す世界には「夏」が似合うなぁ、、と思った。

BGMのひとつは、夏の夕暮れ時のヒグラシの鳴き声、、だったりする。
カナカナカナカナ、、ってやつ。

といっても、ノスタルジックな情緒がある舞台、というのではない、終始ドタバタ大騒ぎの現代劇なのだ。

ドタバタ大騒ぎして、いっぱい馬鹿な話して、大笑いして・・
最後は、なんだかキレイでちょっとだけ儚い、、みたいなね。

本広さん、また映画化の話、持ってきてくれないかな~。
またまた、瑛太と上野樹里ちゃんに出てもらってさ~。
(永野さんや本多さんは、またまた映画に出れそうだけど、役が被ってしまう役者さん達は、ちょっと気の毒かもしれない。。)

あ、そうそう。本多さんがCMに出ててビックリ。大塚食品のフルーツスターター♪
いやぁ、、寝ぼけた役ですが。。

 ←クランベリーを食べましたが、美味しかったです♪

1袋で300mgのビタミンC、80kcal。クランベリー、パパイヤ、パイナップルをミックス、とのこと。


ついさっき、ヨーロッパ企画・永野さんの福岡公演プロモーション・ブログを発見!!
私も福岡の友人に、一応感想&宣伝メール、送っておきます♪

URL:http://ims07.seesaa.net/

京都・大阪・栗東・名古屋と公演が終わったので、残るは広島!福岡!東京!だそうです。
こんなに各地を回れるなんて、すごい劇団なんですね~。東京公演は、本広さんとか、大泉さん、森崎さん達NACSも見に行くんだろうなぁ~。

シルク・ドゥ・ソレイユ②

2008-05-11 12:16:05 | 演劇、コンサートetc
ちょっと前の話ですが、スマステで香取君と大沢たかおさんが、ラスベガスのシルクの魅力について熱っぽく語っているコーナーがありました。
香取君は「僕は最初に『O(オー)』見て、『カー』見て、もう一回『O(オー)』を見たんです。」と言ったら、大沢さんも、僕も『O(オー)』を2回見ました、、みたいな話になって盛り上がってました。

『O(オー)』、、確かに凄い舞台なんでしょうね~。(やっぱり、見てみたい。。)
ちょっと想像つかない舞台装置なんですが、大きなプールがあって、それが大きくなったり、小さくなったり、水が全くなくなったりする、、と聞いています。海賊船がモチーフになっていたり、確かシンクロでメダルを取った奥野史子さん達も、このショーに出演してらしたんですよね。。



他に、ラスベガスで上演される『ラブ』、『ズーマニティ』なども見てみたいですね~。
『ラブ』は、全編にビートルズナンバーをちりばめ、ビートルズにインスパイアされて出来たショー。音響設備として完璧な環境を整え、メンバー4人のシルエットが会場を動き回ったりする仕掛けもあるみたい。
『ズーマニティ』は、珍しく年齢制限がかかるもので、セクシーで官能的なショーなのだとか。。カップルにお薦め、だって。

シルク・ドゥ・ソレイユに関する本を読んだことがあるのですが、シルクの存在を知らなかった、あるオリンピック選手が、現役引退した頃に「シルク・ドゥ・ソレイユで一緒にショーをしませんか?」という案内状が来て、とても屈辱的な嫌な思いをした、という話が紹介されていました。
それでも一応、ショーだけ(確か「ミスティア」)見学に行くのですが、そのショーで、今までの「サーカス」に対する偏見が一気に無くなり、吹き飛ばされるような感動を覚えたのだそうです。
そして、そのアスリートはシルクのアーティストの一員になったそうです。。

きっと日本のメダリストやアスリート達も、そんなシルクとの感動的な出会いがあって、シルクの一員になったのでしょうね。。



『ミスティア』という演目は、本当に摩訶不思議で、ちょっと悪戯っぽいような、華やかで美しいショーでした。
音楽は、シルクのこだわりなんでしょうが、全て生演奏。天井部分から、とても幻想的でカラフルな民族衣装・ヘアスタイルのアーティストが8人くらい、、和太鼓と共に吊り下げられて登場し、勇壮な演奏するのです。。奏者達は、太鼓に足を絡めたような体勢なので、楽器の妖精のように見えます。

バイオリンとか吹奏楽系の奏者達は、舞台横の壁の高い所に、バルコニーみたいな感じで演奏場所があって、そこにいたと思います。



天井を上手く使っていて、和太鼓の演奏が終わると奏者達はすっと天井に消え、また違うタイミングで、いわゆる空中ブランコというのか、8人くらいの華麗なバンジーのチームが天井から現れます。8人のバンジーの演技は呼吸がピッタリで、動きも素早く、人間技とは思えませんでした。。
見ていると、、衣装のせいもあるのでしょうが、キラキラして眩しく、重力の感覚がなくなってしまうような感じでしたね。。

舞台上でも、3面に70度くらい?に角度をつけて配置されたトランポリンがあって、その3面を道化師が自由に面白おかしく飛び跳ねるのですが、ちょっと止まって見せたりすると、本当に空中に浮いてるように見えて、重力の感覚がおかしくなるというか、錯覚効果があって、なんとも楽しかったです。



音楽もミスティアの世界観にピッタリ。
ショーの前にネットの口コミ情報を見ていったのですが、「子供に見せようと思って家族で見に行ったけど、大人にこそ見て欲しいショーだった。幻想的で哲学的、サーカスの概念がぶち壊されるようだった」みたいな感想がいっぱいでした。



赤ちゃんの衣装の道化師。めっちゃ太ったおっちゃんですよね。
お客さんと遊んでもらいたがって、ボール投げたり、甘えたり。何人かのお客さんは、確実にイジラれるショーです(笑)。
おっちゃん、本気で甘えてきますからね。ハハ。。(^_^;)

期待膨らんでるんですけど、トーキョーではどんなショーが生まれるんでしょうね~♪
まだタイトルさえ決まってないのですよね。大胆な舞台装置を使って、大いに驚かせて欲しいものです!

まぁ、あまり急がなくても、長期間トーキョーでのショーは続くでしょうし、私が見に行くのも来年以降だと思いますが、ともかく「絶対行きたい!」って思ってます。


シルク・ドゥ・ソレイユ①

2008-05-10 11:47:46 | 演劇、コンサートetc


今回も東京での話です。。(笑)
地下鉄の中でシルク・ドゥ・ソレイユのイベントがある事を知り、表参道ヒルズへ行きました。
シルク・ドゥ・ソレイユは、ラスベガスで見て、すっごく好きになったんです。軽い眩暈を覚えるほどの感動的なショーでしたね(ため息)。。ちなみに見たのは「ミスティア(ミステールとも表記される)」です。

それで、大阪でキダムの公演があった時は、思わず何枚かチケットを買ってしまい(結構高いのに無理して)、両親にあげたりしました。会社の友人にも薦めてみたりして(もちろん、売りつけた訳ではありませんヨ)、私の周りのたくさんの人が見に行ったんですが、、、

どうでしょう。。

冷静に考えれば分かった事なんですが、移動テント式の舞台(それなりに大掛かりですが)と、集客の見込めるラスベガスで、たったひとつの演目の為だけに作られる、超豪華で特殊な演出・仕掛けが満載の常設劇場とでは、自ずとショーのクォリティに差が付いて当たり前、、ということなんでしょうねぇ。

喜んでもらえた部分もあったけど、会社の先輩とかには「チケット代に見合うショーとは思えなかったなぁ。」なーんてシビアな意見をもらったりしたのでした。

でも☆
とうとう日本に常設劇場が出来るんですよね。今年、10月1日にグランドオープン。
日本中の人が来そうな、アジアからもたくさん来てくれそうな「東京ディズニーリゾート」に!
8月15日~9月30日は、オープン直前トライアウト公演が行われる、とのこと。
なんだか、、ちょっと信じられない気持ちではあるんですけど。。やっぱり嬉しいですし、すごく楽しみです。





ラスベガスに行ってショーを見るのに比べれば、交通費がかなり助かりますよね~。お休み取るのだって、日帰りも可能な訳だから、色々考えたり調整したり、、ってそんなに悩まなくて済む。
マカオのカジノにラスベガス資本が入って、見違えるほどゴージャスになった、すごい集客力、、とニュースで見たのですが、シルク・ドゥ・ソレイユがマカオだけでなく、東京に出来た事が本当に嬉しいですね。(マカオの劇場は、今夏先にオープンするんですね。。)



「ミスティア」って、10年ぐらい常設劇場でやってたんですよね、、確か。もっとかな?
「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」では、どんな演目が繰り広げられるんでしょうか♪
シルクの告知によると。。

「2つの全く相容れない世界『天』と『地』。この異なる2つの世界が、1人の登場人物の冒険を通じて、互いに理解し、調和していくさまを、 魅力あるユニークな登場人物たちと色鮮やかな衣装や演出効果、ダイナミックなパフォーマンスで描きます。なお、『シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京』オリジナルのショーの制作を行っております。お楽しみに。」

とのこと。。

う~ん。やっぱり抽象的だわ~。なんかキダムのイメージに近いのかな??
まあ、ストーリーはあって無いようなものなんですけどね~。