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モナリザ珈琲館~ダイアリー

ほっとコーヒーブレイクする感じで、ついつい話が盛り上がる、そんなブログを目指してます。映画や本の話題などなど・・・

のだめカンタービレ~ちょっと雑談デス~

2006-12-23 00:20:35 | ドラマのこと
月9「のだめカンタービレ」も、25日の最終回を残すのみ、となりました。
色んな音楽も聞けて、主要メンバーのキャラも馴染んできたので、ちょっと残念な気がします。。。
ドラマ終了以降の原作も、ずっと続いているので、なんらかの形で「続編」or「スペシャル」or「映画」などなど、、を期待してしまいますね♪

上野樹里さんや、水川あさみさん、、といった女性キャラも、音楽的な才能に溢れ、美しく魅力的ですが、玉木くん、瑛太くん、、等々の男性キャラもすごく個性的で、かっこいいですよね。
私は、あの突き抜けた「おかまキャラ」、真澄ちゃん(小出恵介くん)が、一番お気に入りかな。。
普通にハンサムな俳優さんなのに、よくぞあそこまで!! という成りきりぶり。時々見せるチャーミングな表情や、ティンパニをオケの中で実際に演奏している高揚感、緊張感も伝わってきて、好感度アップでした。

ドラマのHPでは、ご本人も「演奏しながらも演技をしていなければいけないので、凄く難しい」「意識がふたつあるような感じなんです。演奏に集中しちゃうとどうしても素の顔になったりするし・・。でも、集中していないと演奏出来ないんです(笑)」と、苦労話を語っていたのが印象的でした。。
私は、そんな「素の顔」が垣間見える所が良かったですけどね~♪

さて、下に「のだめ」の主要な男性キャラと担当楽器、俳優さんを一部書き出してみました。
この間、電車に乗ってる最中にふと気づいたんですけど、この4人の素敵な俳優さん達と、この「1年」の間に恋愛を経験した、とてもラッキーな女性がいます☆ さて、誰でしょう??
(マジな質問ではありません~。雑談レベルで考えてくださいね~☆☆☆)(^_^;)   

指揮:    千秋真一 玉木宏
ヴァイオリン:峰龍太郎 瑛太
ティンパニ: 奥山真澄 小出恵介
オーボエ:  黒木泰則 福士誠治





答えは、宮崎あおいさん。
① 2006年10月公開『ただ、君を愛してる』
② 2006年2月公開『好きだ、』
③ 2006年6月公開『初恋』
④ 2006年4月~9月 NHK朝の連続テレビ小説『純情きらり』

あまりにも偶然の一致で出演作が続いていて、面白くなったので、ブログの記事にしちゃいました♪♪
「のだめオケ」のメンバーの、恋する表情を見たくなった時は、これら4作品のチェック必須ですね(笑)!
気分はもちろん、宮崎あおいのつもりで!!
(『純情きらり』は、年末に総集編やスペシャルがあるそうです。)

いや~、やっぱり宮崎あおいちゃんは、「今年の顔」だったなぁ。小さい声で「あおいカンタービレ♪」とか、言ってみたりして(笑)。

「のだめカンタービレ♪」

2006-12-18 00:55:06 | ドラマのこと

 
久々にフジテレビの月9に夢中です、皆勤です♪
面白いですね~~!!のだめカンタービレ♪
クリスマスには最終回って、ちょっと寂しい気がします。。。(>_<)

大ヒットマンガの原作があるので、ドラマを見ていても、もうちょっとボロが出るかな?
飽きるかな? 無理があるかな??、、などと思っていたのですが、それほど原作マンガに夢中になっていなかった私には、原作以上にドラマが面白いのでは??と思えるほど。
(しかし、原作の累計売上1500万部って、、ちょっと凄すぎ。。リリーさんの「東京タワー」で200万部でしょ?まあ、16巻の累計だけどさ。ヤフーの特集では1300万部ってなってたけど、毎日新聞ウェブでは、1500万部ってなってました。はぁぁ。。でも、なんか納得ですよ~。)

のだめ役の上野樹里ちゃんは、もう、マンガから出て来たみたいにピッタリですよね~。
千秋役の玉木君も、ビジュアル面や、上品で知的で完璧な感じとか、オレ様な感じとか、「指揮者」という一番ごまかしの効かない役で、本当にハードル高い役なのに、健闘してるなぁ。。と思いますね。
(リアクション、あまりに漫画的に白目むいたりしなくてもいいのに、、と思いますが。)

原作の中で、ベートーヴェン『交響曲第7番』とか、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』とか、出てきますけど、すごく「いい場面」なのは分かるけど、マンガ本を振ってみても、叩いてみても音は聞こえてきませんからね。。
やっぱり、実写で、楽器があって、演奏者達がいて、この曲の、この楽章の、ココ!って所で、音楽と演技と一体で楽しめると、感動も倍増でした!!
二ノ宮知子さんって、スゴイ人だなぁ、、と、本当に思います。
ベートーヴェン『交響曲第7番』、、オーケストラがあんな風にヴィヴァーチェな感じ、カンタービレな感じを表現してくれるとは。。。

聴覚の障害に苦しみ抜いたベートーヴェンですが、7番の第1楽章の、あの視覚的に斬新な、躍動感のある演奏を見たら、すごく喜んでくれるんじゃないかなぁ、、なんて勝手に思っちゃいますね。。ベートーヴェンの楽曲には、本人の気難しそうな容貌とは裏腹に、とてもオープンで、美しい音楽の世界を一人でも多くの人と分かち合いたい、、というメッセージを感じるんですよね。。

まさに、峰君の「曲の世界観を全身で表現して何が悪いんだよ♪」って感じです。

この『交響曲第7番』以外でも、魚が飛び跳ねるような、元気で自由な魅力を湛えた、モーツァルトの『2台のピアノのためのソナタ ニ長調』とか、音大生達の和服姿も凛々しい、ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』などなど。。。どれも二ノ宮さんの解釈、メッセージを感じられるし、テンポよく名曲を披露してくれる所が素晴らしいですね。

あと、オーケストラで演奏する曲目以外でも、ドラマの色々なシーンでクラシック曲がBGMで使われているので、その選曲の上手さ、カッコよさも楽しみのひとつ。

最近の回では、飛行機恐怖症を克服できた千秋の心情を表した、おなじみのベートーヴェン『交響曲第7番』。

少し前ですけど、新オーケストラメンバーとして、黒木君、菊地君達の登場シーンに使われた、きらびやかな、ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1楽章』。
新オケの初陣のコンサート。開演直前の緊張感と高揚、、ホール内を行き交う人々の思い、期待などなどをラヴェル『ボレロ』に乗せて表現していた所も素敵だった。
千秋の飛行機恐怖症のトラウマ、原体験がフラッシュバックされるシーンでの、モーツァルト『交響曲第25番』も、恐さと謎めいた感じが出ていて良かったな。。。
(1984年のアカデミー賞を獲った映画、モーツァルトの生涯を描いた『アマデウス』の冒頭は、確か、この25番でちょっと恐くて、ミステリアスな始まり方をしますよね。)

次は、どんな演奏が聞けるんだろう? どんなBGMを持って来るんだろう?
ストーリーや、キャラの魅力ももちろん大きくて、あと2回、どんなふうに見せてくれるか、どんな展開が待っているか、、楽しみは尽きないですね♪


めちゃ☆モテ「純情きらり」

2006-06-10 21:27:42 | ドラマのこと
NHKの朝の連ドラ「純情きらり」も、全体の三分の一を過ぎましたね。
ヒロインの宮崎あおいちゃん、「めちゃ☆モテ」街道まっしぐら!でございます。ピアニストになる夢ひとすじ、の純粋な女の子なんですが、彼女の進む人生の色々な曲がり角で、タイプの違う男性陣とのロマンスが芽生えます。
すごい美少女、というわけではないのに、一生懸命な姿が周りの人を惹きつける、というのか、、あのピュアな笑顔に、ドラマの男性陣はメロメロのようです~(笑)。

斉藤直道(劇団ひとり)・・師範学校の物理教師で、元・有森家の下宿人。素朴で心優しく、勉強熱心
     だけれど、かなりおっちょこちょい。身なりにかまわないのが難点。
     「ちょっと知的にしたのび太クン」的な、純な三枚目っぷりがグッとくるキャラ。

松井達彦(福士誠治)・・岡崎の名門・味噌蔵「山長」の跡取り息子。東京の音楽学校に進学し、
     ピアノを愛する心が桜子と通じ合う、同志的な存在。ライバルという一面と、同郷の桜子を
     助けたり、励ましたりする紳士的な一面を見せてくれる。
     彼は本当に、優秀でハンサムで、金持ちなのに性格もいい「出来杉クン」。
     お母さんが息子の分までいばってるので、「スネ夫」キャラも入ってるかも。

高島キヨシ(井坂俊哉)・・「山長」の職人。達彦と同級生で、小学校時代はガキ大将としてならす。
     子供の頃、しょっちゅう桜子の弟をいじめていて、桜子に決闘を申し込まれたエピソードも。
     今も、男友達と口喧嘩になると、すぐ手が出るタイプ。まさに「就職したジャイアン」キャラ。

杉冬吾(西島秀俊)・・前衛的な絵画に才能を発揮する青森育ちの青年画家。知人の間を渡り歩き
     ながら、ひたすら自分の絵を描くことに心を砕くが、生活能力は全くない。
     「芸術」や「人生」を語り、桜子に多大な影響を与える。
     無限に広がる「芸術」の可能性へと導く役どころ。まさに、無限の四次元ポケットを持つ、
     ちょっとセクシーな「ドラえもん」キャラ?(ちょっと無理のある喩えです、、ハハ) 

以上、なぜか「ドラえもん」を意識して、男性陣キャラクターについて語ってみました(笑)。
朝ドラは、やっぱり脚本もテンポもいいし、出演者も豪華ですね~。
宮崎あおい・西島秀俊・寺島しのぶ、、ってホント、日本映画を代表するような面々です。
若手の新人さん(今まで私が知らなかっただけかも、だけど)も、上品で知的な感じの福士クンとか、荒っぽくて古風な感じの井坂クンとか、いい俳優さんが見つけられるので、そういう意味でも面白いです。

朝ドラ☆バトンタッチ

2006-04-12 23:05:47 | ドラマのこと
満開の桜、、強風や雨で、すごい花吹雪でした。道路や川を見ると、華やかな落花模様、花筏(という言葉があるそうです、最近知りました。笑)が、とても綺麗です。
これはこれで、この時期だけの美しさがあって、いいですよね。

花筏・・・散った桜の花びらが帯状に水に浮かんで流れて行くのを筏に見たてていう語、だそうです。

4/3から、NHKの新しい朝ドラ「純情きらり」がスタートしました。ヒロインは宮崎あおいさん。
既に多くの映画やドラマで主演・W主演などをこなし、知名度・演技力もバツグンの20歳。朝ドラ恒例のオーディション無しで主役に決定したそうです。
(主演・W主演の作品・・・「EUREKA(ユリイカ)」、「害虫」、「パコダテ人」、「NANA」など)

朝ドラ・ウォッチャーではなかったのですが、「風のハルカ」が好きだったので、その勢いで新ドラマも録画をためては一気に見る、という感じになってしまってます(笑)。

舞台は昭和12年の愛知県岡崎市。八丁味噌の産地として有名なので、登場人物にも蔵元、味噌蔵の職人などなど・・・が登場します。ヒロイン・有森桜子はピアノが大好きな16歳。将来はジャズピアニストを目指しているそうです。
ドラマ自体のクラシカルな雰囲気が、なぜか新鮮なのと、この当時にジャズとか、ヒロインの叔母(室井滋さん)は、岡崎で最初の「モガ(モダンガール)」を自称する洋裁の達人だったりとか、ちょっと変化球が効いてる感じもして、面白そうです。

一番楽しみなのは、桜子たち三姉妹。長姉・寺島しのぶ、次姉・井川遥・・・と、3人とも主役級の姉妹になっています。NHKの番組HP<登場人物紹介>によると、長女、次女はこんな感じ。

笛子=有森家の長女。才嬢で女子高等師範を出て、岡崎の女学校の教師になる。源一郎の死後、妹弟の父とも母ともなって、一家を支えていく。強気でプライドが高く、厳しい意見もピシリと言ってのける。妹弟が一人前になるまでは自分の結婚など眼中にないかに見えたが・・・・。

杏子=有森家の次女。おっとりした性格で、傷ついた動物がいると放っておけない優しい性格。笛子が桜子にきつくあたるのと正反対に、出来うる限り親身に応援しようとする。周りの勧めで見合結婚するが、やがて産婆や看護の道に目覚め、人の命を助けることに生涯を捧げる。

寺島しのぶさんの素晴らしい演技力、井川遥さんの優しくて女らしい役どころ、、そして、タイプの違う姉たちを見ながら、明るく感受性豊かに育つ、三女の成長記録、、と、色々と見どころがありそうです。
(あ、ちなみに三姉妹の下に可愛い弟がいますよね、「ついで」みたいに書いて悪いですが・笑)

まだ始まって間もないですが、長女のビシビシした雰囲気は、「古き良きニッポン」というか、しっかりしていて、気が張ってて、「正論」なのでしょうが、見ていても怖いほど。。。
「古い価値観」という事では、ドラマの有森家と同じように、「弟が生まれた時から、我が家は弟中心の家になった」という経験をお持ちの寺島さんなので、リアルな雰囲気でドラマを盛りあげてくれそうです。
それとは反対に、次女は、とても大人しくて優しい感じです。お転婆で自由奔放な三女が、真正面から長女や祖父に怒られまくっているのを見て、かぼそい声で弁護しようとする姿は、とても「けなげ」で印象的。
三人姉妹ならではの役割分担・・というか、「若草物語」や「細雪」(4人ですが。。)を思わせる展開も楽しみです。

また、昭和12年なので、まだジャズのレコードも聞けるし、ピアノ伴奏のジャズアレンジも許されるけれど、アメリカとの戦争が始まると、これらが国として禁じられるので、その辺りの歴史的な部分にも注目したいですね。
そして戦火の中を、姉弟で支えあい、逞しく乗り越えていく日本の「庶民」の強さ・・などを感じたい、と思います。


「風のハルカ」について~~~
始まりがあれば、終わりもある。「風のハルカ」が終わって、そんなふうに思いました。
とても素敵なドラマだったので、また改めて感想を書きたいなー、と思っています。
そう遠くないうちに、ふわりと気まぐれな風がやって来るように、「風のハルカ2」が始まるかもしれませんね♪

「風のハルカ」

2006-03-19 22:53:58 | ドラマのこと
1月のブログでも書いていたのですが、大森美香さんの脚本という理由だけで、NHKの朝ドラ「風のハルカ」を録画して見ています。長かった半年間も、3月いっぱいでとうとう終わり。

国民的番組のワク、という事もあって、制約や、NHKの意向が強すぎるのか・・大森さんらしさが今ひとつ?、と思っていたのですが、だんだんラストに近づくにつれ、びっくりするぐらい、いいドラマに仕上がってきていて嬉しい限りです。
大森さんのハラハラ・ドキドキの演出、ちょっと切ない感じのワンシーンなどなど・・とても新鮮で、素敵なドラマだと思います。残り期間は短いけど、まだ現在進行形ですね(笑)!

まだまだ、「このあと、ハルカはどうなるんだろう?」って疑問は引っ張ったまま・・・。
「ハルカ」の妹「アスカ」の結婚・妊娠の時も、かなり前の時点から伏線が張られていて、絶妙なフェイント・キャラなんかも用意されていたので、私は大森脚本のトラップにキレーイに引っかかってしまったのでした(笑)!
でもね、なんていうか、伏線の張り方が上手いんですよ、ホント。
きちんと経緯がわかると、「そうだよね~。それしかないよね~。もう絶対そうだ。」 って、納得しちゃう、ド単純で、ある意味幸せな一視聴者です(笑)。

朝ドラ独特の特徴の中で、
・毎朝15分だけ、週6日で半年間のおつきあいなので、なんだかご近所さんみたいな、知り合いみたいな気分になってくる。
・他のドラマに比べて、主人公の「両親」や「兄弟・姉妹」のストーリーの展開にも重点が置かれる。
っていうのがあるかと思います。

今回も、主役の村川絵梨ちゃんが、ドラマ全体をしょって立つようになるまで、「ヒロイン」は長いこと母役の真矢みきさんだったと思います。若しくは、名門旅館の若女将役・木村佳乃さん。
いや、いまだに、母も若女将も、ヒロインみたいにハラハラさせてくれますから、やはり朝ドラの特徴はなんだかんだ言って、「主役が複数」って所なのかもしれません。
前回の朝ドラも、本仮屋ユイカ&酒井法子の母娘でしたから、「えぇ?どっちが美人かな?」とか思っちゃいました。(さすがに前回の朝ドラは、ほとんど見てませんが。。。)

真矢みきさんは、「踊る大捜査線」でもハマッていた、キャリアウーマン役。美しくて優秀な人だけれど、ドラマのスタートの時点では、最悪に自己中心的な母親、というイメージが植え付けられます。父の渡辺いっけいさんは、優しいんだけれど、大きな失敗をしてしまい、家族にはたくさんの愛を与えるけど、貧しく辛い思いもさせてしまうんですね(まあ、「ハルカ」はめちゃめちゃ明るいんですが)。。。

出てくる登場人物の長所・短所がハッキリしていて、10歳くらいで両親の離婚を経験し、母を憎んで育った「ハルカ」は、大人になって、「見たくないものを見てしまう」ように、母親の長所も知ってしまうんですね。そして、「母に対しても」「父に対しても」、やり場のないような、もの凄い怒りをぶつけるシーンが、それぞれにあって、そこはドラマを見ている人にもショックを与える展開になっています。

このドラマを見ていると、「短所」もあるけど、この人いい人だよね、なんだか好きだなぁ、って感じが伝わってくる所がいいですね。
父の渡辺いっけいさん、名門旅館の一人息子役・黄川田将也くんなんかは、面白いくらいに「へたれ」で「だめ」な感じを演じています。でも、なんだか、それぞれ憎めない・・魅力がにじみ出ている。どちらも、何故か周りの人に、とっても愛される・・という役回りです。
「かっこ悪い」んだけど、「かっこいい」・・そんな感じです。

舞台は湯布院なので、皆さん、ちょっとノンビリした感じの、可愛らしい大分弁で会話しているのも見どころの一つですが、関西弁キャラも二人登場しているので、一応触れておきます。
一人は松岡充さん。この人の役柄と関西弁は、本当に驚くほどかっこいいです。結構決めゼリフを言ってくれるのですが、この関西弁が電気がピシッと走るくらいに素敵ですよ~。(本人が大阪出身でもある)
松岡さんは、あまり好きな歌手・俳優ではなかったのですが、一気に印象が変わりました。

もう一人はMEGUMIさんですが、こちらの役柄と関西弁は、わたし的には評価ゼロですね。いや、きれいなタレントさんだと思うんですが・・。ただただでしゃばりで、うるさいだけの関西の女、(性格は姉御肌なんでしょうが)を演じていますね。彼女は岡山出身なので、イマイチ関西弁もきまってない。「あんたには、関係ないやろ!」って、MEGUMIの役と仲が良くない、水川あさみさんの大分弁の方を応援しながら見ています(笑)。

それから、それから・・。真矢みきさんは、地元・大分で、ずば抜けた秀才少女として育ち、京大に進学して渡辺いっけいさんと出会う、という人物設定ですが、高校までの大分弁、大学・社会人生活での関西弁、というのを一切しゃべらないキャラ・・という事になっています。「そうね、ハルカ。それがいいんじゃない?」みたいな、常におしゃれで、ちょっと気取った感じの標準語。でも、これはこれで潔いというか、元々、ずば抜けた秀才キャラなので違和感無いんですよね~。ヘンな方言聞かされるより、ずっと成功してるように思いますね(笑)。

土曜ドラマ「氷壁」

2006-01-29 00:35:13 | ドラマのこと
NHKドラマHPより ~~~~~

山岳小説の傑作、井上靖の「氷壁」。
その設定を現代に置き換え、世界最難関の高峰K2を舞台に、スケール感あふれるラブサスペンスドラマと
して甦らせる。 K2山頂直下、親友のザイルパートナーが謎の滑落死を遂げる。亡き友の名誉を守るため、
真実を追求する一人の男の前に、友を死に駆り立てた謎の人妻が現れる。果たして敵か味方か──。
山に憑かれた男たちの友情、葛藤、サバイバルを賭けた大企業の思惑を絡めながら、山男と、山男を愛して
しまった女の、美しくも哀しい愛の物語をスリリングに描く。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「世界的なトップ・クライマーの奥寺(玉木宏)がついに最難関の高峰K2に挑む。ザイルパートナーは友情で
結ばれた北沢(山本太郎)。用具を取り揃えた大手スポーツメーカー・ヤシロの全面バックアップを受け、
日本を代表する二人のクライマーがK2マジックライン登攀に挑む。」・・・だって。

すごいドラマだぁ。
なんか・・・ここに出てくる単語のほとんどが、気持ちいい位、私の生活に接点がないんだもん。
パソコン・コンビニ・地下鉄・スープカレー・映画館・スターバックス・組曲・23区・AEON、、、
そういうドラマじゃないんです。
凡人を突き抜けていて、透徹した感じなのデス。(笑)
でもね、すごくいいドラマですよ。下界から離れて、透徹した世界なんですが、「悟り」の境地っていうんじゃない
です。(当たり前ですね、悟りのドラマなんか誰も見ないよね・笑)
私は今の所、このドラマは皆勤賞。井上靖の原作もいいだろうし、主役2人も素晴らしい。少し影のある、美しい
社長夫人役の鶴田真由も、ピッタリの雰囲気と佇まい。

そして、ドラマの最後に流れる歌とK2の映像が、「自然に挑む人間の厳粛なる心」を表してくれています。
主題歌は、リベラ「彼方の光」。 天使の歌声、シャルロット・チャーチを思い起こします。
K2の頂上の雪が、風で少し煙るんですよ。ぞっとするくらい綺麗です、ありえない・・・デス。

「生きている実感を味わうために山へ行く」ドラマの中で、この台詞は重みを持って、胸に響いてきます。

「ニュージーランドの雄大な大自然を背景に、これまでのテレビドラマでは見たことがないような迫真のK2
登攀シーンが描かれます。日本人とニュージーランド人による総勢50名ちかい撮影クルーが全力で取り組
みました。どうぞご期待ください。」・・・とのこと。

とってもいいドラマだと思いますが、最後に。やっぱりNHKは、もっともっと改革をしていくべき、と私は思って
います。いいドラマだけど、国民の税金のようなもので作るドラマの本数や番組数・・・今のご時世、もっと減ら
してもいいのでは?(受信料も減らして欲しい。)
お役所の支出感覚の麻痺、公務員の待遇の改革、が言われる昨今。
私個人としては、過去の優れた番組の再放送が半分位を占めることになっても、満足できるように思います。
あ、ちなみに私はずっと払ってます。

「新選組!」来年1月続編放送

2005-05-29 16:11:43 | ドラマのこと
去年の大河ドラマは、本当に「皆勤賞」という感じで見ていたので、とっても嬉しいニュースです。
(1年間の全編通して、30分位の録画もれがあったかな、という程度。)
去年と比べると、今年は、あの、毎週あった活気あるドラマがなくて残念です。
まあ、「義経」も録画は貯めていますが、、、なかなか見るのが進まないんですよね。

香取慎吾の、すかっとした、熱い演技・古き真面目な日本人像は、本当に大好きでした。
それと、かなりの人気を博した山南さん(堺正人さん)も、素晴らしかったと思います!!
1年のスパンで、ちょっとダラっとする回もある大河に、
1時間ドラマの名手・三谷幸喜が、まさに「新鮮」な風を送り込んだ、という感じで、
ほれぼれとして見ておりました。NHKに「3年に1回位、三谷さんを大河の脚本に
してほしいです」と感想を送った事もありました(笑)。
描かれた会話や人間関係が形式的でなくて、まあ、彼らが庶民だったから、というのも
あるのでしょうが、すごく生き生きとして活気がありました。悩みや喜びや勢い、友情が
伝わってくる、という感じでした。

でも、まあ本当にロケやセットなど、予算が厳しかったんだなーとも感じさせられました。
ドラマを見ていてキツイ所が色々ありましたよ。。。
鳥羽・伏見の戦いも、中学1年生が2組と3組で戦争ごっこをやってる、という感じでしたし、
井上源三郎の、剣で敵の弾丸を弾くシーンも、やめて欲しかったです(笑)。。。
三谷さんも、山崎蒸の船葬はやってあげたかった、とTVで言われてましたが、
それも名場面のはずなのに、パッパッと周りを見せないように終わってましたし。。。

今度の函館編は、楽しみではありますが、不安も大です。
山本耕史くんは、好きな俳優さんなのですが、
土方役は、難しすぎたんじゃないか、と思います。ちょっと若すぎるし。。。
私は、一年間「土方歳三の弟さん」が代役をしてるんだ、と思って見ることにしてました。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」の近藤勇死後の場面の数々は、本当に迫力があって、
そして歴史の中で滅び行く者の哀愁があって、素晴らしいです。
ある夜に、亡くなった新選組幹部が霊として(幻として?)現れるシーンなど、
歳三の孤独と決意を感じさせる、言葉に尽くしがたい感動のシーンです。。。

どんな風に三谷土方が北へ北へ、進み、戦ってゆくのか、、、とにかく楽しみにしたい、と思います。
まあ、「燃えよ剣」とは別物ですもんね。その辺は、自分に改めて、言い聞かせて。