ギフト
2011-03-25 | 日記
今月思いがけず浮いたこのお金をどうすべきか、と考えていたら
今朝の朝日新聞に載っていた神戸のNPOの活動に目が留まった。
現地の仕分けの手間を省くため物資を「福袋」みたいに詰め込んで送って、というのだ。
「お気に入りの普段着1セット」1泊2日分、あとはいま自分が被災地で受け取ったら
うれしいと思うもの何でも。
外側には荷物を受け取って欲しい人の性別、年代を明記する。
http://www.117kibounoakari.jp/tasuki_project.html
これがいい!
さっそくイトーヨーカ堂に行き下着、靴下、ストレッチのきいたスラックス、
女性用マスク、リラックスグッズ、衛生用品などを購入。
自分が貰って嬉しいもの、と考えながらの買い物は思いがけず楽しかった。
3wayで使えるスポーツバッグに箪笥から出してきたフリースや薄手のセーター、
トレーニングパンツと一緒にバッグに詰める。
衣類は風呂敷に包んで、下着や靴下はジップロックにひとつづつ入れる。
小物類はポケットがたくさんついたy'saccs の未使用ショルダーのポケット全部に入れた。
ポケットのチャックを開けると、
裁縫セット・タオルのはんかち・保湿ティシュ・歯ブラシセット・爪きり・綿棒・からだ拭きシート
・ホットアイマスク・ボールペンと手帳・老眼鏡(100円ショップ) 等等 が出てくる。
スポーツバッグの表には「女性・40代から50代M~L」と明記して出してきた。
顔も知らない誰かの手元に無事届いてくれますように。
そこにいるのは私だったのかもしれないのだから。
支援物資じゃなくて、誰かへの「プレゼント」なんですね。
「そこにいるのは、わたしだったのかもしれないのだから」
わたしも忘れずにいたいです。