愉しい稽古

2013-06-08 | 本・映画・音楽・芝居など

「キラリ☆ふじみ」のリーディングプログラム 永井愛作・演出の「兄帰る」

たった1回こっきりのリーディング本番まであと1週間。

応募を決めたのは締切前日の4/30だった。正確には当日だ。

真夜中にセルフタイマーで顔写真を撮り、ダウンロードした応募用紙と一緒にプリントアウト。

プリンターのガシャガシャいう音が響き渡ってヒヤヒヤした午前3時。

書類審査、それからオーデションがあり、先月から稽古が始まった。

 

集まった14名のメンバーは未経験者もいれば、アマチュア・プロの現役の役者や“元役者”の私など様々。

いわばデッコボコの何だかわけのわからない連中が集まったわけだ。

しかも稽古回数は5回!

マジっすか~である。

聞けば「キラリ☆ふじみ」では永井作品をもう5回もやっているとのこと。

しかも初回公演は「歌わせたい男たち」大好きな作品だ。

ああ!参加したかったなあ。元シャンソン歌手

 

わたしはリアルな役を演じるのがどうも苦手だった。

単に下手なのか、体型や顔付きが悪いのか…

若い時は少年(絶対女の子ではない)の役や人間じゃない役でしか褒められなかった。

ちょうどいい歳になってもツナギに長靴の役や日本人じゃない役しかもらえなかった。

たまにスカート穿く役をもらっても、どこか居心地が悪かった。

 

そして今回、わたしの役はスカートを穿いている。

どうなることかと思っていたが今日の稽古が実に愉しかった。

自分の役が制御不能の軽トラックみたいなオバサンだったとは。

私の思ってたリアルはどうも底が浅かったようだ、と思う。

リーディングで身体が不自由な分見えてくるものもあるようだ。

 

思い切って応募して良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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