母を看てくれている訪問看護師さんからの連絡で急遽静岡に・・・
もしかしたら入院になるかも、と覚悟して行ったが幸い入院はせずに済んだ。
母の負担を軽くするためケアマネさんと相談。
配食サービスを夕方だけ利用してみる事にした。
食については昔からこだわりの強い人たちだったからずっと拒否されていた。
だが背に腹はかえられない。
介護と言っても、父母が「暮らしたいように暮らせる」のを助けることしか出来ないのだが、
その「暮らしたいように暮らす」ことがもう肉体的に叶わなくなって来たのだ。
よく年寄りは頑固だ、と言うけど、よくよく考えてみれば頑固でもなんでもない、
自分流を貫きたいだけにすぎない。
食べたいものを自分で作って食べたい。
そんな当たり前の事が出来なくなるのが「老化」なのだ。
私も、夫も、娘も、みんなみんな生きてれば「老人」になるのだ。
「こうしたい」という事が肉体的に叶わなくなった時、
その変化を何とか楽しんで受け止める事が出来る、
そんな年寄りに私はなりたい・・・けど・・・
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