反省

2012-11-27 | 猫達や犬やメダカや

少し元気になってきた桂さんは
朝5:00頃騒ぎ出す。

一緒のお布団に寝ていた者が被害者になる。
昨日はオット。
今朝は私。

とりあえず「外に出せ!」との仰せ付け。
ウールのベストを着せ、
リードをつけ一緒に庭に出る。
カーテンにオシッコスプレー攻撃される前に
迅速に動かねばならない。
したがって此方は寝間着に裸足。

庭の金具にリードを固定したら
急いで部屋に戻り靴下を穿き、
上着をはおり、
ペットシーツを手に庭に戻る。

何故ペットシーツか!?
実は桂さん、
庭先でオシッコをしてしまう。

最初はオシッコが出るだけで嬉しくて大目に見ていた。
しかし2度3度続くと臭うようになるし、葉っぱたちも気の毒だ。

そこで桂さんの動きを見定め、
ここぞ!というときにお尻の後ろにシーツを垂らす。

しかしこの方法が成功したのは1度だけ。

ヒラヒラと自分のお尻を追いかけてくるシーツが気に入らないらしい。

こういうときは家のネコトイレでするから
抱っこして家の中に戻る。

水を飲んで、エサを食べればオシッコもでるだろう。

“サーモンと鰹のテリーヌ”という缶詰を開け、
口元に持っていってもイヤイヤ!
お水を鼻先に置いてもイヤイヤ!
ミルクを指先につけ舐めさせてもイヤイヤ!

仕方ないから流動食の支度を始めた時だった。
ジャーッと豪快な音がした。

勝手口に置いてあるカゴにお尻を向け
桂さんが盛大に放尿中!

生活クラブのリユース用のビニール袋、
玉子の紙パックがビッショリだ。

猛烈に腹が立った。

昨日もおとといも
この2週間毎日
桂さんが汚したカーテンを洗い、
シーツを洗い、
カバーを洗い、
それでも腹が立たなかったのに…。

桂さんを抱え、流動食を口に流し込む。

いつもなら無理矢理飲ませるのが可哀想で
「イイコだねえ、飲もうね」と猫なで声なのに
「何で飲まないの!?はい、飲んで!」
とドスのきいた声になってしまう。

桂さんも飲み終えるとほうほうのていで2階に逃げていってしまった。

カゴの中のものを捨て、
まず紙でオシッコを拭い、
次に濡れ雑巾で丁寧に拭き、
最後に自家製消臭スプレーで消毒し
オシッコで濡れたカゴとマットを風呂場に運ぶ。
黙々と作業しながら自分のとった行動を考えていた。

あの飲ませ方はある意味虐待だよな…

「食」には「愛」が無きゃいけないのに。
自分が子どもの時のこと考えれば分かることなのに。
具合が悪い子の口に無理矢理食べ物押し込んだら虐待だよな。

悲しくなってきちゃった。

ポンやファドは桂さんのお陰でグルメなエサを回してもらってご機嫌だ。
桂さんは何で食べないんだろう。

血液検査の結果内臓は良好だったのに。

外を自由に歩き回れないストレスかなあ。

今朝のシッコは明らかに外に出せのデモンストレーションだった。

困ったなあ。
体重は6.5kgだったのが今は5.5kg。
人間に置き換えたら10日で10kg減だ。
こんな衰弱した体で外は無理だと何故分からぬ?