Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

近江八幡:ラ コリーナという空間

2017-03-19 09:01:00 | 風景・場所








2017.03.14 

近江八幡:メインの訪問地はここでした。


ラ コリーナ近江八幡



2015年、2年前の1月にオープンした
和菓子のたねや、バームクーヘンで知名度を上げたハリエの
たねやグループ フラッグショップ です。










建築中から建築雑誌なども取り上げていた、建築家の
藤森照信氏の建物。
ランドスケープ、コンセプトも興味深く
オープン当初から、来てみたかった場所です。






雨樋のない草屋根。






真っ先に感じたのは、この贅沢な建物・敷地全体が
素朴さ を感じさせるということ。


例えば、栗の木の柱の一本一本が
もとの木の形を残してどれも形状が違ったり・・・









いろいろなところに、
とてもプリミティブ なものを感じます。










だから、
とても複合的なデザインモチーフを
持っているにもかかわらず・・・

ラ コリーナ( =丘 )というイタリア語の
名前が付いているにもかかわらず・・・



ワタシは、アフリカ・ケニアの
ナショナルパークとパーク内のロッジを
イメージしていました。






水田に面したカフェ:カステラショップ棟 のカウンター席。
ここでしか売られていない八幡カステラのセット。




この窓の外側や、草屋根が緑に茂る頃には
そのイメージがまた変わったものに
なりそうな予感はあるものの・・・








このアリを思わせる 壁の炭
・・・も、アフリカのアリ塚の内部を
イメージさせます。


後から調べてわかったのは、
この漆喰に漆喰に炭片を付けた壁は
メインショップの吹き抜けに素晴らしい視覚効果を
あげているだけでなく、消音効果をもたらして
いるということと・・・


そして、
総勢45名の従業員がワークショップとして作業に
参加していること⇒でした。



こういう作業を通して、
たねやの従業員さんはここに・そして自社に
愛情とプライドをもてそうです。



こういう経験が、
そしてそういう機会を創ってくれる会社の姿勢が、
(ノウハウで習うだけでない)
たねやの従業員さんの接客態度の
感じの良さにつながっているのかもしれません。



人が育つって、そういう大きなコンセプトにそった
配慮が必要なのかも。



八幡カステラのお味?
・・・んーン。美味しかったです♪



緑の季節にも行きたいし
施設は、今も増築中・・・。
再訪したいスペースです。




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