Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

しごとの京都行

2011-11-02 21:08:00 | きもの・しごと









上京区に(財)手織技術振興財団織成館という
「西陣織屋建」を生かしたミュージアムのような所がある。
いちど訪ねて見たいと思っていたのだけれど、会長に連れられ
店のスタッフと出かけることになった。
(上記の特別展開催中~11/20)

四季の時候にあわせた衣裳や小物や、
上七軒の雰囲気を伝える溝縁ひろし氏の
ミニ写真展もよかったけれど、「
渡文」初代当主の店兼住まいであったという
建物も見ごたえがあった。






他には、
日本刺繍、江戸小紋、京友禅、墨流し、京友禅悉皆、
五人の匠の作品を拝見しながら説明を受けたり、
刺繍の館等も見学。




この狩野芳崖『悲母観音』が刺繍ですよ。@@







大きなプールで実際のきものを染めながら、
説明してくれた『墨流し』は
見ごたえがありましたが・・・・
染め上がったところで、防染のため伏せる部分を
一部伏せもれてしまったことが発覚。
・・・皆かたまる。

「あとで、とります。落とせますから・・・。」
とおっしゃっていたけれど・・・さぞかし、手間だろう。




無事、染め上った物はデザインによりこのように絵が
加えられたりするものもある。


この仕上がりを計算にいれて、水の上に墨流しが描かれ
伸子張りされた反物を一気に浸して表面に写される。


たまたま、失敗を目の当たりにしてしまったけれど・・・
手仕事は、すごい。


刺繍の館織成館は、一般の方の見学OK。
キモノを着ての観光コースに取り入れられてはいかがでしょう?






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現代美術解説デヴュー | トップ | 油彩×2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

きもの・しごと」カテゴリの最新記事