2017.05.17
写真展を見た足でJR山陰線胡麻へ。
『初夏のかやぶきコンサート』
・・・に向かいました。
年2回行われる 連弾による夫婦ピアノデュオ の
コンサートは、古い福井県にあった禅寺を移築した
かやぶき屋根の建物 で行われます。
今年の案内には、3月に エルンスト・ザイラー 氏
急逝 のため、夫人と氏が信望と称賛を送っていた
ヴァデイム・サラブリヤーニ 氏とのデュオになると
伝えられていました。
エルンスト・ザイラー氏はあまり上手ではない
日本語で、優しい小さな声で挨拶や曲名を紹介し、
独特のユーモアと雰囲気を持った方でした。
音楽に疎い私が、長年にわたり数回とはいえ、重ねて
コンサートに足を運んだのは・・・
田園風景と農耕作業の手を休め、私達に
「いらっしゃい。」と挨拶をしてくれる近隣の方々。
かやぶきの建物と
主婦たちが作った色とりどりの座布団・おにぎり
・・・そして、ご夫婦の魅力にひかれたためでした。
この日、
初めてピアニストの表情を間近に見られる場所に座り
エルンスト氏を想いながら生前まで練習していたという
ハインリヒ・ホフマン『イタリア風の愛のお話』を含めた
数曲を聞きました。
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