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Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

かやぶきコンサート

2017-06-02 12:31:00 | イヴェント













2017.05.17 

写真展を見た足でJR山陰線胡麻へ。


初夏のかやぶきコンサート』 


・・・に向かいました。



年2回行われる 連弾による夫婦ピアノデュオ
コンサートは、古い福井県にあった禅寺を移築した
かやぶき屋根の建物 で行われます。














今年の案内には、3月に エルンスト・ザイラー
急逝 のため、夫人と氏が信望と称賛を送っていた
ヴァデイム・サラブリヤーニ 氏とのデュオになると
伝えられていました。














エルンスト・ザイラー
氏はあまり上手ではない
日本語で、優しい小さな声で挨拶や曲名を紹介し、
独特のユーモアと雰囲気を持った方でした。



音楽に疎い私が、長年にわたり数回とはいえ、重ねて
コンサートに足を運んだのは・・・



田園風景と農耕作業の手を休め、私達に
「いらっしゃい。」と挨拶をしてくれる近隣の方々。


かやぶきの建物と
主婦たちが作った色とりどりの座布団・おにぎり

・・・そして、ご夫婦の魅力にひかれたためでした。



この日、
初めてピアニストの表情を間近に見られる場所に座り
エルンスト氏を想いながら生前まで練習していたという
ハインリヒ・ホフマン『イタリア風の愛のお話』を含めた
数曲を聞きました。












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猫もすき!!

2017-05-31 12:39:00 | イヴェント






写真展チラシとチケット




2017.05.27


JR京都伊勢丹7F
美術館「えき」KYOTO

岩合光昭写真展
ねこの京都
 

5・18 Thu ― 6・4 sun





・・・を観てきました。











入り口の撮影スポット。

写真から抜け出した猫たちちが出迎えてくれた。

nose5












ねこを通して京都を見る。
京都の風土に生きる
ねこを撮影していたら、
いつの間にか、敷居が高いと
思っていたはずのこの都が、
心地よくなっていた。
彼らの生き様が
古の都の文化を息づかせている。
そう、ここは
ねこが案内してくれた
「ねこの京都」。

岩合光昭



出典:岩合光昭写真展「ねこの京都」
http://www.crevis.co.jp/exhibitions/exhibitions_071.html






写真展チラシ:裏面




写真家:岩合光昭と言えば

壮大な自然の中に生きる野生動物を撮る
写真家のイメージだったのが、

最近は、
すっかり『世界ネコ歩き』のイメージが定着。

野生動物を撮っていた頃から一歩
動物の表情に踏み込む親近感を感じさていた
写真家の撮る猫は、どこの国でも自由で闊達。

さて、京都の猫をどんな風にとらえているのか?



□   □   □


キャプションによって、それぞれの猫のストーリーを
わたしたちは、写真家と共有する。

主人公の猫たちは名前があり
遊んでくれる舞妓さんを心待ちにしたり、
頼りになる和尚さんにあまえたり、
京都の山里かやぶき屋根の下で
お爺さんを相棒に、
みなしごや疲れた風来坊猫を助けたりしている。

そして・・・風景になじみながらとても美しい。




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雛巡り:日野

2017-03-15 11:59:00 | イヴェント






3/10 近江八幡の節句人形めぐりをあとにすると、
次はおよそ23㎞離れた



昔と今、街を巡る、時を巡る日野雛祭紀行 へ。



こちらのメイン会場は、

近江日野商人館

近江日野商人ふるさと館

日野町まちかと感応館

・・・ですが、閉館時間が近く2館のみの見学でした。



まずは、近江日野商人ふるさと館へ。



日野は近江八幡ほど、日頃は観光客のくる町では
ないですが、近江八幡と双壁の近江(日野)商人の町らしい
歴史と文化を感じさせる街です。
特にこの辺りは綿向神社の日野祭のメイン通りのため
桟敷窓などがあり、独特のただずまいが残っています。








ここでは、 案内 をしていただけて
いろいろ教えていただきました。


たとえば・・・日牟禮茶屋ほか、良く見るおくどさん

「大きな釜の蓋は、ちょっと目立つ形です。
それは、大釜は日常のものではなくお正月やお祭り
お祝い事のあるハレの日に使うもの・・・」
・・・だったからだそうです。


神様として普段は、小さなお供えも乗っていました。


ここは、羽がま大小7つもあります。
使用人含めた家人の多さ。家の活気を感じます。
一番小さい釜も大釜のような飾りのあるふたなのは?
「これは、お茶を点てるため」
・・・お抹茶を点てる時のの茶釜でした。







入ってすぐの屏風と梅。
柔らかい障子越しの明かりを背に素敵な空間を
作っていました。


こういう日本画は、こういう場所で観るもの・・・
とつくづく感じます。







これは以前にも記事にしましたが、桟敷窓
行った日、雨が降りそうな空だったのですが
晴れであれば窓の外の床に緋毛氈とお座布団を敷き
祭の日のように見せてくださっていたそうです。






これは、そんな祭りの日を描いた軸とお内裏様。





こちらもみごとな花鳥図の軸の前に置かれた享保雛


お雛様を間に見ながら、建物のグランドツアーは続く。





現在と何も変わらない、ただ上質な浴室と更衣室の洗面台。










和洋折衷の和室とそこから見える
立派な梅の目立つお庭。








ヴォーリズ自身ではないそうですが、その様式を引き継いだ洋室。
カーテンやいすなどのファブリックも当時残ったものが
いい状態で残されています。



お雛様や調度品も素敵だったのですが
建物の 内装に圧倒 されました。
前回初めて日野を訪れた時、ボランティアの方の
説明で、近江商人と日野商人の違いは、
「日野商人は、これ見よがしではない、お金の掛け方」と
話していたのを思い出します。


つぎの、 日野まちかど感応館 は、二年ぶりの再訪。
http://ivory.ap.teacup.com/nukunuku/1454.html




 


前回は、日野町のボランティア観光ガイドさんとの
待ち合わせ場所で、中をゆっくり拝見しなったのですが
今回は、店頭でお雛様を拝見して、
旧正野玄三薬店当時の丸薬製造機を見たりして、
隠れ家のような蔵で、ほっこり。






行く先々で、親切な日野町の方々に感動しつつ
雛巡りを無事終えました。


車で連れて行ってくれたHさんと、
出会った皆さんに感謝の一日でした。






中の方にお出会いすることはありませんでしたが
日野の道沿いにお雛様を飾られた一般家庭の
方々にも、すごく感動しました。




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雛巡り:近江八幡

2017-03-12 16:51:00 | イヴェント






3/3は過ぎましたが、
滋賀県では「びわ湖のひな巡り」という企画が、
まだ続いています。


今年、念願かなって
近江八幡 節句人形めぐり(~3/26)と
昔と今、街を巡る、時を巡る日野雛祭紀行(~3/12)
に出かけてきました。


まずは、近江八幡、





これは食事をした たねや日牟禮茶屋 の内裏雛とお道具。
お内裏様は関根節子さんという現代作家さんの作で、
周りのお道具は江戸末期~明治にかけて活躍した
山川永徳斎という人形作家の作だそうです。
・・・が、とても品格のあるお雛様で
立派な古いお道具とも、
よくなじんで飾られていました。



次がメイン会場の一つ重要文化財西川家住宅










こちらは、残念ながら
門内、 全撮影禁止


がっかりしましたが、
厳しい制限はここでだけで
あとは一部表示のある処
以外、撮影可でした。









道沿いのディスプレー。天秤棒と籠にわらじ。



近江八幡のメイン会場は、旧西川家住宅のとなりが
郷土資料館・歴史民俗資料館 、その向かいが
旧伴家住宅とつながっているので楽です。



郷土資料館・歴史民俗資料館 は、
裏手からそのまま観ることが出来ます。

郷土資料館は、近江に多いヴォーリス建築。




入口付近のお内裏雛は、そんなに古いものではないのですが
刺繍などを見ると、やはり今のものにはない良さが。


ややブログにして雛巡りらしい、華やかさに欠けると
心配になってきたところに最後の 旧伴家住宅








ここは一階・二階大きな広間いっぱいに豪華な段飾りが
沢山飾られて圧倒されました。







その中で、奥の中央に飾られていた特に
見ごたえのあったお雛様。内裏雛段飾りも見事でした。



さて、近江八幡の次は日野に向かいましたが、
すでに沢山のひな人形・飾りを拝見。



それにしても、お人形の持つ独特の雰囲気って。。。
わが子の為に大枚をはたいた親、
それに答えて心血を注いで作った匠・・・
当時の近江八幡の興隆などを感じつつ
ややめまいを感じる思いで車に戻りました。





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びわ湖毎日マラソン 2017

2017-03-05 15:57:00 | イヴェント








今朝の散歩。近所の人との挨拶は、



今日は、暖かいねー。



風が丸みを帯びているようで・・・。




3月の第一日曜日は、 びわ湖毎日マラソン
沿道で応援するのが、わが家の恒例行事。



選手とともに、本格的な春がやって来ます。



私が応援するのは、ペースメーカーを含めてケニア選手
年に一度、若い頃に2年間お世話になった
ケニアへの感謝と親愛を込めてケニア国旗を振ります。








体調が悪かったのに頑張って
優勝した エゼキエル・キプト・チェビー 選手。


インタビューは、笑顔がなかったものの
10回ぐらい I’m Happy。 と繰り返していました。


彼と、長い距離並走し肩を並べてトラックに戻った
ビンセント・キプルト 選手は2位。
ともにケニア選手です。







日本人1位の 佐々木 悟 選手。
3位のウガンダのムタイ選手を一時は捉える勢いで
堂々の成績なのに・・・
今大会の記録が伸びなかったため、オリンピック内定ならず。


NHKのインタビューでは、喜びの表情と言葉のない
強い自戒と次のレースに向けた返答が印象的でした。





可能な限り毎年、往復路応援しています。



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