ネットは、ガセ情報や真実などのさまざまな情報で溢れている。
「川崎中一殺人事件」 も事件の第一報が報じられた当日から注目度が高くて、早い段階から犯人と推定される人物の顔写真と名前を含む関連情報が2チャンネルやtwitterなどに流れ始めたが、主犯逮捕の報道によって今回の事件に関しては当初からネット書き込みが多かった。
この事件に関して、ネットで簡単に得られた情報は、
「逮捕された主犯の名前のみならず、その父親の名前」
「主犯の自宅住所と自宅電話番号(現在は不通)」
「主犯の自宅3階建て建物の外観と周辺の様子」
「主犯のtwitterアカウントが特定される(2014年11月10日22:59のツイートが最後、以後は消したのか?)」
「主犯は、カラオケに同行した姉と祖母との画像をツイートしている」
などなど、とても多い。
ところで被害者少年殺害にISIL模倣という説が流れたが、主犯関係者の 『びーん』 というツイートに対するレスとその時間帯が気になる会話がネット民によって発見されている。
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この 『びーん』 が 『進撃の巨人』 という漫画の登場キャラクター名にもあり、それが仲間内での隠語として使われ通じたのなら、犯行現場で結束バンドが発見されていることや被害者が裸にされていること、首を刺されていることなどから 『進撃の巨人』 を模したのではないかという新たな説も流れ始めている。
上のtwitterアカウントも本日午後には鍵が掛けられ現在は閲覧不可。
良い意味でも、悪い意味でも、上述のような情報の収集能力の高さと量の多さ、そして拡散力の速さとその影響力はネットの便利さと恐ろしさを如実に物語る。
犯罪を犯すなら未成年のうちになどと考えるような人間に、現代のネットの情報拡散力が少しでも犯罪への抑止力の足しになればと思う。