一眼レフカメラ用の交換レンズとして、単焦点レンズより便利なズームレンズが大好きな私。
昨年中頃のことだったが、所有レンズ 24-105mm より望遠側にズーム範囲が少し広いタムロンの190D (24-135mm) に、『50周年記念バージョン 290D』 があることを知って、古いレンズだが興味を持ってしまった。
どこかに未使用新品の在庫を持っている店が無いかなと探してみたが、一向に見つからない。
そんな時に偶然にも、190D のEFマウントで新品同様の中古レンズが入荷したばかりという店舗に出合った。
早速、持ち歩いていた EOS kiss X4 で試用させてもらったが、エラー表示。
試しに他のレンズも付けてみたがそちらは正常、どうやらこのレンズだけがエラーになるが、マウント部分の接点に汚れ等は無さそう。
このレンズをカメラに装着したままテーブルに置いてカメラ店の人と話しをしていたら、触れていないのに、時々 「ジッ」、「ジッ」 と音を発していることに気付いた。
カメラ店の人と目と目が合って、ほぼ同時に 「絞りだ!」 と (笑)
どうやらレンズ内の制御用基盤かその配線のどこかに、この個体特有の不具合があるのだろう。
この現象ではこのレンズを装着しておくだけで電池を消耗してしまうし、レンズメーカーでの修理は可能でも基盤の不具合だったなら中古品購入価格をはるかに上回る修理代になりそう。
レンズの焦点距離 24-135mm はフルサイズ用にとても魅力を感じるものの、上記のような体験から以降このレンズ購入を諦めるキッカケになった 「エラー表示画像」 の記念スナップでした。