ゆめの、12歳離れた姉弟の観察日記とバスケット(JBL・bj・車椅子バスケ)応援ブログ
銀の夢



OSGは
残念ながら2連勝できなかった。

直接観戦していないので
何とも言えないけれど・・・

川村選手や堀田選手のアウトサイドが当たってきたのに
リバウンドやファウルが気になります。


そして
朝山選手の状態がとっても心配。




さて
昨日のアイシン対レラカムイ戦。

見た方も多いと思うが、
個人的にどうしても気になった点が・・・



選手個々の状態の良し悪しはあるとは思うが
またまた白熱したいい内容の試合だった。

アイシンの桜木選手のゴール下や
ルーキー竹内公輔選手のオフェンスリバウンドは素晴らしかった。


私は北海道民だし
レラカムイの意気込みがすごく伝わってくることもあり

OSGとは別に応援しているのは事実。

でも
純粋にバスケを観るのが好きだから
どのチームでも

カッコいいプレイや
執念の戦いぶりなんかがあれば

単純だけれど
大騒ぎして拍手したり感動しているのだケド。


反面
どこのチームの誰に対しても
嫌な面があれば、やっぱりすごくキニナル。



先日も書いたけど
桜木ジェイアール選手の
ファウルされた後のすごく憮然とした表情。

結構いつまでもあの顔でいるのは
正直イヤだな。


ファウルは危ないし
痛いのかもしれないケド

ワザとでないそれに対しては
あんまり大げさに長々と態度にださなくてもいいんじゃない。

しかも自分だって
3ファウルじゃん。


そして今回の試合での極めつけは


4Q残り2分半くらいでの同点。

レラ野口がフリースローを沈める。

アイシンフリースローを1本外す。

両チーム息を呑む攻防。

残り40秒、レラ3点リードでのスローイン。

1戦目からの激しいプレスで桜井を囲むアイシンディフェンス。

それを突っ切りセンターラインに居るニュートンへのパス。

そしてゴール下の野口へのパス、フリーでゴール。


折茂もダブルチームをぬってのパス、

たて続けに同じパターンで

レラ野口の連続シュートが決まり

79-70で残り3秒くらい?


スローインで受けたボールを

アイシンの選手は持たずにコートを下がっていった。
(あれが桜木選手だったのかが定かではないが・・・)


ゲーム
終了の笛が鳴る前に

戦意喪失?

おかしくない?

イイノ、アンナンデ?


娘がその時言った言葉

『花道なら、あそこからシュートだよね』


アイシンファンの方には申し訳ないけれど

自分達の将来を映し出すかのように
キラキラした目でそのプレイを観ている子供達が

たくさん居るんデス。


『どおせまけるから、最後まで戦わない』

という姿を見せたアイシンに

私は
驚きよりも
怒りをおぼえましたよ。



コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (zzz)
2007-10-29 13:20:02
こんにちは。

勝敗が明らかについた試合での最後の振る舞いについて、以前、「えっ!そうなんだ、なるほどなぁ」と思わされた話があったので、紹介させていただきます。

田臥勇太ブログ「リスペクト」

http://blog.tabuseyuta.com/2007/07/index.html#entry-20009377

日本では、勝っていても負けていても、最後まで全力でプレーするべきだとされていて、一般的にもそういう姿に感動を覚えますよね。

しかし、JBLや特にNBAを見ていると、最後あと数秒残っていても、もうドリブルをゆっくりついたり、握手を始めたりすることが多いです。

私もその態度が、なんだか日本の高校バスケみたいな純粋さがないようで、ちょっと残念に感じていました。

でも、アメリカではその感覚が全く逆なのですね。

田臥選手のブログを読んで、あれはそういうことだったのかと私はすごく納得がいきました。

昨日の試合でも、逆転されたアイシンは最後まで勝負をかけて、でも失敗して逆速攻をくらって、

そして、もうここで勝負は決したとして、それ以上攻撃を仕掛けなかったのでしょう。

それは、諦めといえば諦めなんですが、単なる戦意喪失ではなく、相手へのリスペクトのこもった態度だったのだと今は感じます。

(前日のレラカムイも、点差の開いた最後、もう無理なディフェンスはしていませんでした。)

長々と書いてしまってすみません。。。
 
 
 
zzzさん! (ゆめ)
2007-10-29 13:50:55
貴重なコメント、ありがとうございます。
「あ~、なるほどそういうことだったんだ」と
良く理解しました。(全く無知な自分が感情にまかせた文章を書いて、ハズカシイです)

ただ、田臥選手すらが最初は「最後まで!」と
信じてシュートを打ったように、今の日本の子供達は(多分殆どの大人も)「最後まで諦めるな」と信じてバスケットをしているのが現状だと思います。

せめて、ボールを持ってドリブルを進めるくらいはして欲しかったように思うのですが。
落胆した子供がいるのは、事実だと思います。

でも、
ヤケを起こしてああいう行動をとったのではないということがわかり、個人的には本当に良かったです。
どうもありがとうございました。

 
 
 
はじめまして。 (かつ)
2007-10-29 16:33:55
通りすがりですが気になったので一言。

>zzzさんへ
その解釈は違うと思います。勝ってるチームが残り数秒を攻め続けるのは相手をリスペクトしてないって言ってるわけで、負けてるチームは攻め続けるべきではないでしょうか?
 
 
 
Unknown (まこ)
2007-10-29 17:39:27
はじめまして。私も田臥選手のコメントを拝見したしたが、かつさんの意見に同意です。

あれは、あくまでも勝っているチームの行為に関して述べているんだと思います。

アイシンの選手達のあの投げやりな態度には、正直言って失望してしまいました。

自分の応援しているチームがあんなことしたら、思い切りブチ切れます!アイシンファンの方々は何も感じないのでしょうか?
 
 
 
私も (nabe)
2007-10-29 18:44:41
はじめまして。私も残り数秒を攻めない事に怒りを覚えました。〖リスペクト〗という意味があることを私も田臥クンのブログではじめて知りましたが、かつサンの意見と同じで攻めないことで相手をリスペクトできるのは勝ったチームであって、負けたチームは最後まで全力を尽くすべきではないでしょうか。たかが5秒でも最後まで戦う姿を見にファンは行くわけだし。
えらそうに聞こえたらごめんなさい。ゆめさん、いつも楽しく見せていただいてます。
 
 
 
Unknown (ゆめ)
2007-10-29 19:34:04
かつさん!
まこさん!
nabeさん!
貴重なご意見、ありがとうございます。

私も、あれから色々調べたり考えたりしました。
結局結論は出なかったのですが、
学校から帰ってきた娘に上記の話をしたところ
「ふ~ん、でもあの時ボールを転がしてベンチの方に歩いていった桜木は、レラに敬意を表しているようには見えなかったケド」とのこと。

みなさん、どう思いますか。
 
 
 
追記 (ゆめ)
2007-10-29 20:41:33
同じ思いの方のブログです。

http://blog.livedoor.jp/m_k15/
 
 
 
初めましてm(_ _)m (kio)
2007-10-29 20:42:22
私のブログにコメント有り難うございました。

やっぱり私も寂しい感じがしました。
追いつけなくても最後まで諦めないで欲しかったです。
自分の好きなチームのそんなシーンを観てしまったら
ショックだろうなぁと思います・・・


ゆめさん、また遊びに来ます!

 
 
 
Unknown (まこ)
2007-10-29 21:03:13
またお邪魔してしまいますね。

桜木選手のあの態度の問題点…ゆめさんのお嬢さんの言葉が象徴的なのではないでしょうか?

あれはどう見てもリスペクトなどではなく、ふてくされて試合放棄をしてしまっただけのように感じます。つくづく残念です。

言いにくいであろうことをハッキリと記事にし、問題提起をしてくださりありがとうございました!
 
 
 
以前に・・・ (nabe)
2007-10-29 22:44:58
またお邪魔します。この件に関していろいろなブログを読んでみてふと思い出しました。
BSの番組で【佐古賢一さん】の特集をやっていたのですが、(〖燃え尽きるまで〗ってタイトルだったような・・・うろ覚えでごめんなさい)その中でアイシンvs三菱かパナの試合の様子が流れ、アイシンの相手チームの勝ちが決まったような点差でした。タイムアップまであと少しの時コートに立っていた佐古さんにオフェンスチャージをとろうとして相手の選手がアタックしてきました。その時佐古さんは猛然と「決まった試合だろうがっ!!!」とものすごい勢いで抗議というか殴りかからんという勢いで抗議してました。

私もその時はいつも冷静な佐古さんが・・と驚きましたが、佐古さんはその時に状況を「決まった試合なのにああいう危険なことをされて熱くなった」というようなことを言っていました。

たぶんこれが〖リスペクト〗だったんじゃないかなあ、とふとおもいました。

私個人としてはアメリカだろうが日本だろうがどっちでもいいんだけど(笑)、スポーツ選手として子供に夢をあたえられるような試合をしてほしいです。長くなってごめんなさい
 
 
 
Unknown (越後屋)
2007-10-29 23:11:33
私の記憶違いかもわかりませんが、北京予選で同じような光景を見たような気がします。確か今回と同じく負けていた方が戦いを止めた感じでした。こんなこともあるんだなと。だから日曜の試合を見てもあまりビックリはしなかったんですが…自分が応援しているチームがそうしたら怒るなぁ。やっぱり日本人の思いとしては『最後まで!』ですよね。
 
 
 
Unknown (zzz)
2007-10-30 01:31:20
ゆめさん、皆さんこんばんは。
すごく反響があったみたいで驚いています。あのシーンを見て、やっぱりそのように感じた方は多かったのですね。

私もスラムダンク育ちのバスケ好きなので、基本的に最後の瞬間まで必死の攻防を見せてくれるような、あきらめない姿勢が好きです。
ただ、私が田臥選手のブログを読んで「あー、そういうことだったのか」と初めて知ったのは、
勝負そのものは大事にするけれど、「ブザーの鳴るその瞬間まで全力でプレーすること」は、それほど重視しない文化があるのだ、ということです。

ちょっと違うかもしれませんが、将棋の対局で先の先まで読みあって、もう手詰まりだとなったときに、まだ実際に王手を取られたわけでもないのに「参りました」となりますよね。
結果がはっきりしたら引くというか、バスケの試合においてもそれに近いものが許されている文化があるんだ、NBAの試合やなんかでよく見かけるのはそういうことだったんだ、という風に解釈しました。

確かに、田臥選手の体験したのは勝ってる側の場合なので、負けてる場合はまた違うのではないかということも考えました。
しかし、勝ってる側がリスペクトを込めて、シュートを打たずに緩いドリブルをつくことが成立するのは、
ディフェンス側も勝負が付いたらガツガツこない、という暗黙の了解があってのことです。
田臥選手の文章には直接的には書かれていませんが、「勝ってる側が攻め続けるのは侮辱」「負けてるのにいつまでも認めないのは野暮」とでもいうような、対応した関係があるということなのではないでしょうか…?
(それにしても、日本人の一般的な感覚からすると違和感を覚えてしまいますけど。。)

アイシンは、数年前のパナソニックとのセミファイナルで、3Qに最大30点差近くをつけられてもあきらめず、4Qで24点差をひっくり返すという大逆転勝利を演じてファイナル進出を決めたこがあります。
そのときとはずいぶんメンバーは入れ替わっていますが、その試合の最後にブザービーターで大逆転3Pシュートを決めたのは、桜木JR選手でした。
最後まであきらめない大切さを知らない選手でないことは確かだと信じています。

(長文すみません・・・!)
 
 
 
zzzさんへ (かつ)
2007-10-30 06:22:30
将棋はまったく関係ないでしょ。

得失点差とか絡んでこないし。



それにNBAでも攻め気のない勝ってるチームのオフェンスに対して、負けてるチームが最後までファールゲームをしかけてるのを観たことがありますよ。



アイシンの昔の逆転劇も今回の件とはまったく関係なし。



あなたのおっしゃる最後の笛まで頑張らない文化は浸透してほしくないですね。
 
 
 
Unknown (ゆめ)
2007-10-30 08:19:12
きっと、ZZZさんはそういう文化があっての今回の行動だったのでは?ということですね。
最後まで一生懸命戦おうとする選手だということも、良~くわかります。アイシンにとってもなくてはならない大事な選手でしょう。

1つ、どうしても迷って書けなかったことを付け加えます。(後に書いた記事への、mictiさんからのコメントがきっかけです。)
最後の同点での野口へのファウル判定に対しての不満も、もしかしてあったのではないでしょうか。
あの時点でのフリースローは大きいでしょうから。
あれがファウルだったのかブロックショットだったのかは私にはわかりませんが、審判はファウル判定でした。そしてその後に何度もスルーされたアイシンディフェンス。苛立ちがあったのではないでしょうか。
もちろん違うかもしれませんが。

ここまできたら、
私は3つのことを知りたくなりました。

1.負けている場合での『リスペクト』について(あくまでNBA等での場合)

2.アイシン選手のとった行動が、どういう心情からだったのか。(これは、答えを知ることはできないでしょう)

3.この試合での今回の行動自体の、是非。
(これも、もちろん結論は出ませんが、ZZZさんは、いかがでしょうか。)


 
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