「折茂が折茂である所以」

大好きなＯＳＧが苦しんでいる今
他のチームを称えるとは何事じゃ。と

誰かに叱られそうな気もするが、

昨日の
レラカムイ対日立の試合を地元ＴＶで観てしまったら

書かずにはいられないじゃあないですか。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/rerakamuy/56247.html


２０、２１日の試合はホームでの初戦であり
しかもレラカムイの秘策として
両日通して２階席３５００円で観戦でき、
記念にもなるビブス型チケットを発売したことなどから

両日4000人を超える入場者数となったらしい。


対戦が五十嵐選手の居る日立なので
熱狂的ファンが結構来るのでは？と予想していたが

圧倒的にレラファンの応援で埋め尽くされていた。


でも
コートサイド1列は、ホームチーム側まで黄色いスティックが・・・

やっぱり
圭くんあんど譲次くんファンは
すぐ近くで見たいですよねぇ。
（お友達の付き合いで行っていたsnowさんもそこに居たハズ）

しかも
レラ側応援が「ドワァ～」という大きなどよめきに対して
日立側は「キャ～～！」
（しかも、私が出せる音域の更に上の音）

解説の塚本さんも
そこはつっこんでいました。


塚本さんと言えば
今回のTV放映が地元番組（つまり初めて？）ということからか

とってもわかり易い解説をしていた。
聞きなれない言葉は簡単に説明しながらね。
今までの放映では無かったですよねぇ。

アフロのかつらかぶった（フービーくん）
面白い人なだけではないんだと、かなり高感度ＵＰ！



さてさて
その大観衆の前でレラカムイは（当然日立もですが）

ものすごくスバラシイ試合を見せた！

初めてプロのバスケットを観た多くの人に
「すっごいオモシロイ！」って

確実に刻み込ませた、いい試合だった。


今回見た人達は
絶対にもう1度足を運んでくるハズ。


落ち込み気味の私も、４Ｑは興奮しっぱなし！
菅原選手のヒーローインタビューに
正座しながら「いいぞー」って拍手送ってたし。



前半レラカムイ
折茂選手の圧倒的なスーパーシュートに加え

桜井選手のガードとしての視野の広さやナイスパス
絶好調な外国人選手のシュートが炸裂。

昨日大量のオフェンスリバウンドをとられたことなどから
今日はディフェンスがまた良かった。


対する日立は
まだ勝ち星が無いことも起因してなのか

どうもあせりの方が先にたっているように感じた。
譲次選手もイマイチ。


でもやっぱり
後半から五十嵐（ついに呼捨て）がキタキタキタ～！

譲次のフックシュートもキタキタキタ～！


ジリジリ点差を詰められ
４Ｑ中盤からは１・２点差を争う攻防へ。

五十嵐がカットインを決めれば
桜井も突っ込んで行き、


同点にされた後のレラ加藤真のフリースローは
大観衆のなか無常にも２本ともハズれ

「何が起こるかわかりませんね～」との
アナウンサーの言葉の直後、
折茂のフリースローの際にそのアナウンサーが言った

『折茂が折茂である所以。というところ、見せてほしいですね～』

という言葉に

『折茂が折茂である。・・・うん、そうですね。』
と感慨深げな塚本さんの言葉が
私の心にも残った。


その折茂も１本を外しレラの１点リード。

残り５,９秒で逆転を狙い３Ｐを放った五十嵐に
桜井が痛恨の５ファウル！

それまで６本中５本を決めてきた五十嵐が
大ブーイングのなか、なんと１本目と３本目を失敗！


が、同点となった後の３本目のリバウンドをとったレラ菅原！
（彼は桜井に替わった、どさん子ＰＧ）

そのまま走った菅原と五十嵐が衝突！残り１,９秒。

審判は日立五十嵐にファール判定。

あんなに悔しそうに頭をかきむしり
あんなにつらそうにベンチに戻る圭くんも
そうは見られない・・・

そして
大歓声（チームファウル５を超えていたので菅原のフリースロー）の中


なかなか試合に出られなかった菅原が

「ああいうチャンスが大好物なんで」と言ってのけた大物らしく
地元北海道の大舞台で
しっかりと２本のフリースローを沈めて

試合終了。


観客を、
魅了しないハズがないこの試合。

確実にレラカムイは
プロバスケットチームとして素晴らしいスタートをきれている。



あちこちのサイトでも取り上げられている
「チケット発売方法の問題」
「開場での席問題」
「ホームとアウェイの応援方法の仕方と徹底問題」
「山梨会場、後になって勝手に席を下げるなぁ！事件問題」
（すみません、ちょっと内輪ですが・・・）当等
http://blog.livedoor.jp/akaruihoue/archives/64840718.html

ことレラカムイの運営方法に
そういった問題は無さそうである。

レラカムイのＨＰや水沢社長ブログからも、

どうやったら、バスケットを楽しんでもらえるのか。
そして、お金払って来てもらう試合を
いかに満足して喜んでもらえるか。

試合内容はもちろん、会場の運営もすべて
一からはじめ頑張っているチームがレラカムイ。


応援したくなって当然じゃ！



某山梨会場で（しつこい）
ＯＳＧと対戦したチーム自体は関係ないのかもしれないケド

会場でのアウェイ応援に対するヘンテコな規制や
自分チームのコートサイドが空席だからって
アウェイチームのコートサイド席を
観客がいるにもかかわらず強制撤去するなんて暴挙は

協会の指示ではなく
そのチームの大手会社関係者の指示でしょう。


そういったチームは
たとえスバラシイ選手達だとしても

とても応援する気持ちにはナレマセン。


とにもかくにも
レラカムイ北海道、オメデトウ！！！


それからそれから

ＯＳＧフェニックス東三河は、これからじゃ～！！！