さ、気を取り直してと。
改めてスタッツを見直しても、
ホントに良くあれで勝てたな、と正直思ってしまうほど
外角はことごとくリングに嫌われましたし、
あんなに確率の良かった大治のミドルもゼロでした。
でも
前半戦のように、大治が迷っている姿は一度もなかったですね。
友人が開幕当初言っていたことを思い出しました。
「大治はきっと化ける。」って。
来期は
まだまだ何枚でも化けていきそうな、
そんな自信を大治はこの後半戦でつけたのでしょう。
この日のオフェンスで記憶に残っているのが、
先日の圭ちゃんの特集TVでもやっていたピックアンドロール。
折茂さんDFにスクリーンをかけたあとの
ほんの一瞬ノーマークとなったジャイかタイラーへの
速くて的確なパス。そしてシュート。
思わず「いいね~♪」とほくそ笑んでしまいました。
何本かありましたよ。
もうひとつは、
折茂さんがいつもしている
逆サイドからスクリーンと一瞬の隙を利用して
ゴール下をまわって反対サイドに走り込んできたところでパスをもらい
DF着く前にシュート!ってやつを、
折茂さんがベンチの時に朝山さんがそれをやっていて、
(結局シュートは決まらなかったのですが)
やっぱり
「いいね~♪」ってひとり喜んでいたのでした。
とにかく、
とにかく日本人シューター達にとっては納得いかない内容だったのに
不思議と落ち着いていた感がしていたのは(ターンノーバーも少ないし)
やっぱりディフェンスが重要だったのでしょう。
そしてこの日も
良太のプレイは実に頼もしく感じられました。
(本人は謙遜していたけど、いえいえどーして)リバウンドはもちろん
いいところでのブロックショット、
しびれました。
(あの跳躍力は、なんやねんっ!)
ただ、ラスト間際のザッキのスリーへのファウルは良太だったような(笑)
会場中が(レラファンね)
「No~~~!」っと叫んでしまったあのフリースローを
3本とも落としてくれたのは、
風の神の仕業だったのかもしれません。
流れが悪かった時に途中交代で出たMASAが
オフェンスのフォーメーションを間違った時に
(朝山さんがパスをもらいに飛び出したと同時に同じ場所に飛び出して)
「○××△○×!」とめっちゃ怒鳴った朝山さんでしたが、
(基本的に、フェニックスの時には
そういう新鮮な(笑)姿をほとんど見たことが無かったです)
そんな朝山さんがすぐにベンチに下げられて、
(怒ったからじゃないと思いますが、HCナイスタイミングでした)
その後
ショーヘイを必死でDFしきったMASAと交代する時に
思いっきりMASAをハグして背中を叩いてからコートに出ていきました。
さっき怒鳴ったことと
「ちゃんと守ってくれた」ことへの後輩への
朝山さんなりの表現だったのでしょう。
あ、でも楽しそうにプレイしてましたよ、朝山さん。
2ピリかな。
東芝セツさんの速攻に、唯一ピッタリはりついた朝山さん。
それはもう超ベテランのセツさんですから
ファウルをもらうか、しっかりレイアップか、を予想しましたが
朝山さんのギリギリナイスDFでシュートは外れたんです。
(外国人がこぼれ球をダンクしたのですが)
そのちょっと後のスローインを待ってるよなちょっとの時間に
セツさんと朝山さんがニコニコ楽しげにつつきあってました。
多分、
「へへっ、止めましたよ」
「たまたまだよっ!」
ってな風に言ってるような雰囲気でした。
ラスト間際にも何やら二人でニヤニヤコソコソ。
(東芝ホームだしレラの順位はもう変わらないんだから
空気読めよ!みたいなことを言われたって書いてありましたね)
セツさんの人柄っていいんだろうなぁと、つくづく感じました。
ああ、長くなってしまいました。
でもね、
どんな内容であれ、このラストゲームに勝ってくれたことは
もしかしたらあのきたえーるの感動と同じくらい
私には大きかったのです。
その日(正確には24時をまわってましたが)家に着くまでの
長い時間、
その幸せいっぱいな余韻を
引きずり、
膨らまし、
(爆発させぬよう必死でしたが)
にやけたまんまでずぅっと過ごせたのは
他でもない
レラと楽しい仲間達のおかげです。
本当に素晴しい遠征でした。
お会いできたみなさんにも、
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました~。
そして
また会いましょうね~。
おしまい。
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