杜のお遊びライフ、

ひねもす のったり ゆったり まったり がんばらない

☆.・。.映画【NINE/ナイン】世界は、男と女と愛でできている。

2010-04-09 | ★.映画館へ行ったの 
原題:Nine。邦題:NINE/ナイン。
サラギーナ役のファーガソンが歌う"Be Italian"(ビー・イタリアン)。
真っ赤な衣装のサラギーナ達の情熱的な歌と踊りに引き込まれました。

トップ画像の下の方。タンバリンとイスと足元の砂、三つの小道具を使って歌い踊る乱舞は、魅惑的で幻想的でした。砂をタンバリンや手で投げ上げる振り付けが、すばらしく官能的で砂が空中を舞うシーンに魅せられました。真っ赤な衣装が、ステイシー・ファーガソンに良く似合っていました。 ニコール・キッドマン演じるクラウディア・ジェンセンは、白いふんわりした衣装が現実ではない美しさでした。マリオン・コティヤール演じる、ルイザの衣装は黒。ミュージカルが元ですから、見ていて美しいですね。現実と虚構と思い出と、いろいろ混ざり合ってて内容を追いかけると疲れます。目で見て楽しんで、歌(音楽)を聞いて酔う。映画ではあっても、舞台ミュージカルなのだから・・・楽しかったです
 
映画館配布無料パンフレット表と裏。 ←いも虫クリック。大画像が別窓表示。


日本初公開2010-03-19。米国(ミュージカル)118分。
監督:ロブ・マーシャル,脚本:アンソニー・ミンゲラ(制作途中亡くなり遺稿),
原作ミュージカル:アーサー・コピット「Nine (New Broadway Cast Recording)」,
作詞・作曲:モーリー・イェストン,衣装デザイン:コリーン・アトウッド,

出演:出演俳優(役柄/覚え書き)。
ダニエル・デイ=ルイス(グイド・コンティーニ/スランプに陥った映画監督),マリオン・コティヤール(ルイザ/グイドの妻),ペネロペ・クルス(カルラ・アルバニーズ/グイドの愛人;人妻),ジュディ・デンチ(リリー・ラ・フール/衣装デザイナー),ケイト・ハドソン(ステファニー・ネクロフュロス/ファッション雑誌ヴォーグの記者;映画のオリジナルキャラクター),ニコール・キッドマン(クラウディア・ジェンセン/女優;グイドのミューズ),ソフィア・ローレン(ママ/グイドの母親),ファーギー/実名ステイシー・ファーガソン(サラギーナ/砂浜の娼婦),リッキー・トニャッツィ(ダンテ/プロデューサー),ジュゼッペ・スピタレリ(少年時代のグイド),エリオ・ジェルマーノ,アンドレア・ディ・ステファノ,

あらすじ: 1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)にとって、妻のルイザ(マリオン・コティヤール)だけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラ(ペネロペ・クルス)や主演女優のクローディア(ニコール・キッドマン)など美しい女たちに囲まれているグイドは、愛とプレッシャーとのはざまで幻想の世界へと陥っていく。(MOVIX)

解説: イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督による自伝的映画【8 1/2】(はっか にぶんのいち/原題:Otto e mezzo)】を基にミュージカル化し、トニー賞を受賞した同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品です。このトニー賞受賞の大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。ゴージャスなステージで繰り広げられるエモーショナルな歌とダンスに注目。(MOVIX参照追記)

こぼれ話・豆知識・・・映画【8 1/2】を、『はっか にぶんのいち』と邦題されたわけは。
『8 1/2』(はっか にぶんのいち、原題:Otto e mezzo)は、1963年製作のイタリア映画。別題、『フェリーニの8 1/2』。モノクロ(白黒)映画。監督:フェデリコ・フェリーニ。
タイトルは帯分数(たいぶんすう)を示しています。邦題としては「はちとにぶんのいち」ではなく「はっかにぶんのいち」と呼ばれています。これは、本作品が公開された当時(1963年)、日本の学校教育では帯分数を「何か何分の何」と読むよう教えていたため、今でも、映画【8 1/2】は、『はっか にぶんのいち』と言われてるようです。
こぼれ話・豆知識・・・グイド・コンティーニが乗っていた淡いブルーのスポーツカーは。
映画の時代設定が、1964年。舞台はイタリア。46年も前に制作されたイタリア車。
Alfa Romeo Giulietta Spider(アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダー)。1600cc?。
助手席に、ソフィア・ローレンを乗せて、背景にイタリアの世界遺産が流れていきます。青い海に白い海岸線を走る車。すばらしい瞬間でした。走るオープンカーの後ろには、アルファ・ロメオのエンブレムが輝いていました。クラシックカーでも、かっこいいスポーツカーでした。

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