おにいちゃんのハナビCD with book

8月最後の日
映画「おにいちゃんのハナビ」サントラCDが届きました
本屋さんで文庫本「おにいちゃんのハナビ」見つけたので、一緒に記念撮影
（原案・西田征史　著者・小路幸也　朝日文庫新刊）


昨秋から準備をはじめ、心と時間を込めて制作したサウンドトラック
CDになるまでも
諸々やり取りを重ねてリリースすることがやっと決まって
ジャケットにもこだわりましたし
マスタリングも一度OKしたけど、後日気になるところをTDから直して再マスタリングしたりして・・・
個人的には
このCDで想い出すコトがスゴく多いです

音楽DL全盛のご時世だけど
私は触感の人だからか
音楽を格納したコンパクトディスクを触るのが好き。

円盤にふれてホッとするっていうか
やっぱ
カタチあるものをこの世に残せるヨロコビはひとしお
それを手でぎゅっとできた時に、苦労が報われる幸せ感じます

どうぞ
聴いていただけましたら嬉しいです




お祝いで花を買おうと想って花屋さんのぞいたら
“クマ入りアレンジメント”・・ネーミング＆ルックス可愛いです

おにいちゃんのハナビ オリジナル・サウンドトラック

MOKA（小西香葉・近藤由紀夫）が
サウンドトラックを創らせていただきました映画
『おにいちゃんのハナビ』　http://hanabi-ani.jp/
（出演：高良健吾・谷村美月・宮崎美子・大杉蓮　監督： 国本雅広)
舞台になりました新潟では、9月11日から先行公開
全国ロードショーは、9月25日から公開されます。

“一人一人が想いを込めて打ち上げる花火の町の物語”。
生きていくこと、死んで行くこと
スクリーンに広がる人間同士の愛情、夜空の花火のせつない美しさ。
初めて脚本を読んだとき、涙で胸がいっぱいになった感動をそのまま込めて、音楽を制作しました。

そのサントラCDが9月11日、製造枚数限定でリリースされます
SWEET REASON RECORDS Web Shopにて、送料無料の先行通信販売しています
↓
http://pakchys.com/sweetreason/soundtrack/



時に優しく時に哀しく聴く人の心に輝きを残す、16曲の音楽花火
・・・映画を観てから、サントラCDを聴いていただいても
　　サントラCDを聴いてから、映画を観ていただいても・・・

どうぞ、よろしくお願いいたします
楽曲解説はコチラです
↓
http://pakchys.com/cd/hanabi/

ココロを遠くに飛ばすもの

デスクには、煮詰まったときの気分転換用に本を常備
お気に入りの画集をとっかえひっかえ置いておくこと多いですけど
今は、ラテン語の本とイモムシハンドブック

文字は意味を追ってしまうとアタマ余計に使ってしまうけど
西洋の古典語は日常的に目にしないので、ぱらっとめくって単語を見るのはビジュアル的に新鮮。
キモチが日本語から離れて行って、遠くへ行くカンジ

イモムシは見た目ダメだったけど
先日、目の前を偶然アゲハがふわ～って横切って
その美しさに感動したので、幼虫も好きにならなきゃって想って。

日本には、チョウ類5科約300種、ガ類80科約5500種のイモムシが生息しているとか。
このハンドブックにも
チョウ類(91種)より、ガ類(135種）の鱗翅目幼虫の方が多く載ってて
ウッって最初なったけど
見慣れてくると、眼状紋もいじらしく観えてきます。（刺毛や毛束はまだニガテ）



サイズはすべて原寸大のイモムシ掲載一覧
この中に美しい成虫を隠していると想うと　神秘・・・

+ Me？

Mozart,
Bach,
the Beatles
+
Me

・・・・
オートヒッピーでゲットしてしまったメッセージTシャツ
“もっと自信持てば？　積極的になれば”って
最近アドバイスされることが続いたので
着てるものくらいは、大きく出ちゃおって想って。。

徐々に巻き込んで、加減がねぇ

第三話「徐々に巻き込んで」
第四話「加減がねぇ」
を収録しました
DVD『さらい屋五葉』 第二巻、リリースされました

ジャケットのモチーフは夜空の花火だし
線香花火を手にした政の肩には長屋の猫
夏草の上には小さくホタルも灯っていて・・・
このジャケット、私の好きなモノばっかりじゃないですかあ

ビジュアルの美しさにプラス、ストーリーもイイカンジに盛り上がって来てます。
かっこいーオノ・ナツメ先生ワールドを広げる、粋な望月監督のセンスきらり
江戸時代を舞台にマングローブが描く唯一無二のネオ時代劇
ユニークな素晴らしい才が注ぎ込まれて　
誕生したアニメ作品。
サウンドトラックで参加できましたこと、感謝し続けています

Nothing Lasts Forever

音楽制作以外で使っているMacBookProは２年以上のおつきあい
先日、急ぎの事務作業中　キーボードうっていたらいきなりシャットダウン
びっくりして リセットボタン押しまくっても
私の好きなリンゴマークは登場せず、暗黒の観たことない画面のむこうに小さなリンゴがぼーっっと

わあやりかけのことがあるのにい～
って焦りまくって慌てて、アップルストアにお持ち込み。Genius Barで診断してもらったところ（初めてストライプの診断画面みました）、
メインロジックボードに不具合があるので交換しないと戻らない、修理に3,4日かかる、とのこと。

“お仕事、それだと間に合わないんですぅ”って涙目で言ったら
弱みに付込むようで恐縮ですが・・って、最優先で修理をしていただけるProCareのことを教えていただき、即入会。
そんな便利システムあったの、知らなかったデス。。って言うか、今までは壊れる前に新しいのに買い替えていたし、こーゆー突然壊れてつかなくなってしまうケースは初めてだったかも。
こちらの都合に関わらず空気を読まず
今は困るのに～って時に、機械って遠慮なく壊れちゃうからこわいなあ・・・

すべての出来事の裏に　神様のメッセージがあるとしたら
今回の件は
普段当たり前過ぎて　意識していない日常のことが
ずっと日常的に続いて行くとは限らない、っていうことでしょうか
Nothing Lasts Forever
MOKAも　私も　この先

空蝉

暑い日が続いていますが
公園中に朝から夜まで響いていたセミの歌声、だいぶトーンダウンしてきたみたい
もうそろそろセミもいなくなって
夏も終わりなのかなあって　せつなくなる今日この頃

深夜まで作業をしてたり考え事してたりすると
アタマがフル回転してて、なかなか寝付けなかったりして
そんなときは真夜中～早朝へ、夜が少しづつ薄れて行く
目の前の緑地公園をお散歩したりします。
５時半くらいからジョガーや犬の散歩のかたがたで賑やかになってくる公園も、薄暗いうちはまだ誰もいなくて
明けて行く夜空の下に　私一人
（たまにノラネコに出逢うけど）

木々の茂る場所と遊歩道を分けている地上40センチくらいの鎖が、樹の杭の間隔で繋がってるのですが
その鎖のところで、蝉の抜け殻をいくつも発見
ヘエって想ってみて観ると
鎖や杭に20匹くらいいました
目の前に樹木がいっぱいあるのに、こんなところで羽化するのですね



全身で声を張り上げて夏を歌い天寿を全うする蝉　憧れます

フェアリーフェロモン？

先日のペルセウス座流星群は
作業場のルーフバルコニーで夜空見上げてたけど
曇っていたせいか、流れ星に出逢えずザンネンでした

今日は旧暦の七夕
半月を渡し船にして年に一度
織り姫が彦星に逢うため　向こう岸に渡るとか。。。

浪漫不足気味な今夏だけど　
ココロは銀河鉄道なつもりで天の川を見上げてみます


そう言えば、ヘアカットしました
気分転換したかった時、興味あった美容師さんの予約がたまたま取れたから。

“なんかロマンチックな感じにしてください”
特にイメージも無かったので、ふわーっとしたオーダー。
“清純で可愛いけどセクシーさもあるヘアが似合うと想う”
とか言われたので
“フェアリーな感じですか？”
“フェアリーフェロモンな感じですね”
などと
抽象的会話でわからないまま、まあいいっかってオマカセモードに。

パサパサッって切られて落ちて行く髪の毛観てたら、15センチくらいのもあったりして
わあ、長い時間を共にしたヘアが切られてる～
って
少しせつなくなったりして（これが乙女心ってモノでしょか・・）
一瞬ひるんで
「ヤダ、こんなの。」とか言っちゃいましたが
短いのを 長くはできないし
That's water under the bridge.

美容師さんが、私の表情が曇ったのを気にしたのか
「いや～頭のカタチいいですねえ」
「日本人ではこういう頭蓋骨は珍しいですよ、欧米系でうらやましいなあ～」
って　なんか
頭の骨をさかんに褒められて（平坦じゃなくて尖っているのがイイとのこと・・？）
カット最中におべっかで慰められたりしたけど、観えない部分が良くっても。。

出来上がり
もともと　バストが隠れるくらいのロングだったので
（長かった時、好きキャラ“吉田くん”と撮った証拠写真を画像アップ）
いっぱいカットされたけど、パッと見の印象変わらないセミロングな仕上がり
・・前の方がナチュラルで気に入ってたかも～・・戻れないからそう感じるのかな

見た目変えても　想ってたほどキブンは変わらないけど
残り少ない夏
今夏はコレがあったからヨカッタ。。。って想える出来事に出逢えますように

貴方にとって
ゲンキ＆ハッピー2010な夏でありますように

蛇使いの女

先日、打合せで出た帰りに国立新美術館で
「オルセー美術館展2010」　観てきました。
“これらの絵画がまとめてフランスを離れることは二度とない by ニコラ・サルコジ ” 宣伝文句通り、著名な画家達の名画115点

私は音楽でも
王道メジャー系はあんまり聴かないし、V.A.のコンピアルバムもあんまり聴かないし（一人のアーティストのいろいろな表現世界を感じる方が好き。）
絵画展も
観にいくのはそういう傾向があったので、ポスト印象派をめぐる画家達の競演はある種、新鮮でした。
絵を鑑賞していて、私の心に来る・来ない・の明確な線引きもわかったし
大好きなルソーとルドンが２作品ずつ展示されていて、大半の時間をその前で過ごしてたりして。
特に「蛇使いの女」
絵と対峙した瞬間から目をそらせなくって、じーっと見入ってしまったデス

ー　このようにして私たちは、あらゆる芸術作品がひとつの［感覚の作品への］転換、ひとつの揶揄であり、受け取った感覚をひたむきに伝えるその等価物であることを知った　 ー
Maurice Denis氏の　おっしゃる通り！

☆短冊

近所のアーケードで恒例の七夕まつり
JR駅付近でボーイスカウトの子たちが可愛い星型の短冊を渡してくれて、受け取ったのですが
イロイロ浮かび過ぎてどれを書いていいのかわからなくって
持って帰って来ちゃいました。。
叶えたい願いゴトは　まだまだいっぱい
つくづく夢の途中・・・


先日、音楽のお仕事で以前お世話になったかたがたにお逢いする機会があって
諸先輩がたが各々の方法論でそれぞれの場所で、変わらず情熱的にお仕事と向き合っている姿を拝見して
私はこのごろ凹むことあったりして、気力イマイチだったけど
もっと行かなきゃなあって自らを省みたり
ワケもわからないまま音楽のことに無我夢中だった修行時代の自分を想い出したり
なんかゲンキいただいてしまいました

脳内のバランスとって　
夏の輝きに負けずにポジに進んで行かなくちゃ。。

MOKAblogへいらしてくださるかた　お言葉を送ってくださるかた
本当にありがとうございます
与えていただいた喜びを、お返しできる人間になりたいって　
切に願っている夏です