MOKA☆竜宮への道~森羅SOLOIST ver.~

音楽家MOKA☆のwandering days

『純情ロマンチカ』と『ポルフィの長い旅』に感謝を・・

2009-06-26 | Weblog
昨年、MOKAでサントラを創らせていただきましたTVアニメ2タイトルの
DVD最終巻リリース日が奇しくも(自分の中だけですが)、本日6月26日

『純情ロマンチカ・2』は6巻目(1シリーズから12巻目)
『世界名作劇場 ポルフィの長い旅』は13巻目
毎月1巻づつの長いおつきあいだっただけに、来月からはもう新しいDVDは届かないんだなあって想うと、ちょっと淋しいカンジです。。

『ポルフィの長い旅』サントラは
少年の前向きで純粋な冒険心やひたむきな気持ち、弱さも孕んだ自由さや率直な愛情を、ストリングスなどの生楽器を駆使してのびやかに豊潤に表し
『純情ロマンチカ』サントラは
青年の大胆さと繊細な心の揺れ・苦悩ゆえの愛の喜びを、ロマンチックにスタイリッシュに(時にコミカルに?)、浪漫的乙女心でデリケートに表し。。。

主人公が“多感な男子”っていう共通点以外、全然テイストは違いますが
音楽のMOKAにとっては両横綱のような存在で、大切な作品デス
音楽を作品を通じて聴いてくださった皆様
音楽を創らせてくださった皆様(原作者様、プロデューサーさん、監督さん、製作スタッフのかたがた)に、TVオンエアが終わって半年経った今、新鮮な気持ちであらためて感謝を捧げていますどうもありがとうございます

ちなみに、各作品の最終話タイトルは

『この瞬間のために』

『終わり良ければ全て良し』

「頼むから仕事させてくれ」

2009-06-23 | Weblog
しょげてるキモチをブロぐっても、読んでる人をダウナーにさせてしまうだけかも
なのは良くないなって想い直したので
なるべく ハジケたことを書いていくようにしようってキブンを切り替えます
今回は、前に観た「手塚治虫展」のコトを

初めてちゃんと手塚治虫さんの漫画を読んだ記憶は
毎夏お泊まりにいっていた茅ヶ崎の親戚宅、従兄の本棚にあった「火の鳥」
夢の世界でフワフワ生きていたような私にとって
剥き出しの人間本性っていうか、善悪の業を見せつけられた気がして、すごい怖かったけどずっと見入ってしまうような衝撃的な物語で。。。自然も動物もロボットも人間も宇宙までも含めて分け隔てない生命は、過去でも未来でもどんな時でもどんな状況でも
ただそれだけで素晴らしいという讃歌っていうか・・・
その深い意味まではよくわからないけれど、じーんと感動したこと憶えています

展覧会は熟年サンから小ちゃな子まで男女半々くらい色々なかたがたで混雑していましたが、生誕80周年の現在に至るまでもこれだけ愛されていらっしゃるなんて、本当にすごいこと約15万枚といわれる漫画原稿に込められた手塚さんの精神と普遍的なメッセージは、人間のココロに届いているっていう証なのでしょう
マンガに命をかけた60年の生涯、最期の言葉は
「頼むから仕事させてくれ」だったそうで・・・
仕事=人生=漫画であったからこそいえるスゴイ言葉だなあって、憧れます。一途な生き方ゆえに、作品に不死鳥的生命力を与えることが出来たんだなって。。。
そんなふうにできるかどうか自問自答しつつ 音楽に生命込めていかなきゃです

Saturday, in front of the park

2009-06-20 | Weblog
作業場は緑地公園の真ん前にあるので
窓を開けると、季節の樹々のブレンドされた香りの風がフワー
日々少しずつ変わっていく 甘い青い葉っぱの香りは、疲れたココロを撫でてくれる

風の音 葉っぱの揺れる光 小鳥の歌 子供たちの遊ぶ声
今日の昼間は、老夫婦のお散歩を二組見かけた
うち一組は手をつないでいらっしゃいました。。いいなぁ・・
窓からいろんな優しいものを感じていた パークの午後

人生楽しまなきゃっていう人いるけど
楽しみ方がよくわかんなくなる時って ある


画像は幻の“竜宮幻歌”ジャケット初号。ここから紅い天空バージョンと、蒼い深海バージョンが生まれました。
私が「LILIUM」制作に一ヶ月くらい悩んでいた時でしたが、YANさんが最初に創ってくださったこの絵にすごく励まされていました。
まさに竜宮へ向かう、複雑で険しく透明な道の途中みたいで・・・
浮上しなかった未発表作品群も、海の底で輝き続けながら今を照らしてくれています

ココロ込め

2009-06-16 | Weblog
私の心の底から絞り出した“想い”を差し出しても
受け取る側にその意識が無ければ
何もそこには存在しないのだから、受け取る術も無く見過ごされ
透明な見えないココロはスルリと地面に落とされてしまう

見捨てられて 行き場の無くなっているココロを
見えている自分はしゃがんで拾い集めて
自分自身で回収しながら抱きしめてみたりする
フニャっと崩れたココロは無固形物だけど、どことなくハートに近いカタチ
ゴミになった自分の分身を自分一人で拾い集めることは孤独な作業

それでも
気付いて受け取ってくださるかたもいると信じて
そういう時の喜びを信じて ダメダメな時を乗り越えながら
ココロを込め続けなくちゃ
作品づくりでも
人間関係でも 。。。


画像は身の回りにあるハートグッズ。計算する時もココロ込めて(?)な型カルキュレーターと、ボディケア買ったらいただいたAnna Sui Magical Box

食香

2009-06-11 | Weblog
先日まで東京国立博物館で開かれていた「国宝 阿修羅展」
61日間の会期中の総入場者数は 946,172人って記録を作ったそうですが、その中の1人だった私。。。
阿修羅像を前後左右からじっくり拝むことができるという貴重な機会でしたし、美術的興味も有りましたが
仏像を観たいと想うどこかには,自身のココロを取り戻したい救われたいという解脱の心理があったのかも

会場は混雑していたけど、不思議な静けさ
年月を重ね 様々な人間の想いを吸収し、そこに実在する魂みたいなものに
“わぁ・・・”って圧倒されました
阿修羅像は想いを超えて遥かに美しかったです合掌

私が気になったもうひとつの仏像は、八部衆像のひとつ乾闥婆像
頭部に獅子を被り,ぎゅっと強く目を閉じて何かに耐えているような涙を流しているような、せつない表情
ココロの奥で同期してしまって。。

唯一購入したポストカードをデスクに飾ってみつめています
乾闥婆を調べてみたら、Gandharvaとのこと。
神の宮殿(仏教では帝釈天宮)で美しい音楽を流して諸神を供養し、酒や肉を喰らわず香りを栄養とするそうで。。。
香りを食べて 音楽を奏でる責を負う、、私の理想かも・・

スペース・シミュレーション

2009-06-06 | Weblog
生きてる間に宇宙には絶対行きたい私にとって
お気軽に宇宙体験ができるSF映画は好きなジャンル
あのオバマ大統領も観たって宣伝文句の『スタートレック』音楽制作の合間を縫って観てきました
エンタープライズ号CREW ID CARDのオマケ付き前売りチケ買って、公開を楽しみにしていたプチ・トレッキーな私。。

『スタートレック』シリーズって昔から、なんか好きでした。
哲学的かつ、全体に漂うどこかレトロな空気感・・・西暦2200年代の宇宙を舞台にしながら、楽観的でクールな人間ドラマに感じてグッときてしまうし
もちろんVFXにもカタルシス
光の速度を遥かに超えるワープ航法や,物質を遠隔地にビームで送る転送機は、何度観てもエキサイトしてしまいます
銀河系や超新星爆発の映像も美しくて、未来の宇宙旅行シミュレートしちゃった感じで楽しい。。。
あー早くホンモノ宇宙に旅してみたい

宇宙の果てで出逢うのは 自分自身な気がするし

運命の出逢い

2009-06-02 | Weblog
コトバ的には問題無いことだけど、どんな“出逢い”も運命だから
作詞しながらイメージが自分の中で重複してしまいました
電流ガ流レテイル、みたいな 残雪ガ残ッテイル、みたいな・・・

出逢い。。
それを唯一無二の永遠なものにするか、どこにでもある簡易なものにするかは
その出逢いに対するその人同士の価値観がそのまま表れ、作用するものだと想います。
意志の強さ・想いの深さ・・・自分にとってかけがえの無いものと思い込むその純度が、運命の方向を決めていくのかも。。。
一度離れたのに再び巡り会うっていうことも、打ち上げ花火のように太く短く知り合って消えて行くってことも、人為的な運命

永遠を誓い合える相手に出逢えたひと達は幸せだと、ココロから想います
どうぞ
意志の力で運命を自分たちに引き寄せて、もっともっと幸せになってくださいね

なんか
まとまりの無い、贈る言葉でスミマセン。。。


ブーケの両隣に居るぬいぐるみ達は、クルマを売る時に中古車屋さんで黄色が気に入っていただいちゃったモノ。イルカの特殊な能力って本当にスゴイです~