MOKA☆竜宮への道~森羅SOLOIST ver.~

音楽家MOKA☆のwandering days

「頼むから仕事させてくれ」

2009-06-23 | Weblog
しょげてるキモチをブロぐっても、読んでる人をダウナーにさせてしまうだけかも
なのは良くないなって想い直したので
なるべく ハジケたことを書いていくようにしようってキブンを切り替えます
今回は、前に観た「手塚治虫展」のコトを

初めてちゃんと手塚治虫さんの漫画を読んだ記憶は
毎夏お泊まりにいっていた茅ヶ崎の親戚宅、従兄の本棚にあった「火の鳥」
夢の世界でフワフワ生きていたような私にとって
剥き出しの人間本性っていうか、善悪の業を見せつけられた気がして、すごい怖かったけどずっと見入ってしまうような衝撃的な物語で。。。自然も動物もロボットも人間も宇宙までも含めて分け隔てない生命は、過去でも未来でもどんな時でもどんな状況でも
ただそれだけで素晴らしいという讃歌っていうか・・・
その深い意味まではよくわからないけれど、じーんと感動したこと憶えています

展覧会は熟年サンから小ちゃな子まで男女半々くらい色々なかたがたで混雑していましたが、生誕80周年の現在に至るまでもこれだけ愛されていらっしゃるなんて、本当にすごいこと約15万枚といわれる漫画原稿に込められた手塚さんの精神と普遍的なメッセージは、人間のココロに届いているっていう証なのでしょう
マンガに命をかけた60年の生涯、最期の言葉は
「頼むから仕事させてくれ」だったそうで・・・
仕事=人生=漫画であったからこそいえるスゴイ言葉だなあって、憧れます。一途な生き方ゆえに、作品に不死鳥的生命力を与えることが出来たんだなって。。。
そんなふうにできるかどうか自問自答しつつ 音楽に生命込めていかなきゃです