花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

08 札幌大通り公園・植物園晩秋 3

2008-10-31 05:38:04 | Weblog
北大植物園2

11月3日の閉園を真近に控え、紅葉はシーズン最後の装いで輝いていますが、お花は流石に咲き残りがチラチラ散見されるのみ、それも寒さに痛みつけられています。入園者も極く少なく数組の人影が林間に動くだけで、静謐そのものの植物園でした。



バラ園。今年は未だ霜が降りていないのですが、花は例外なく寒さに痛められていました。


シオン。北方民族植物標本園の片隅に数株咲き残ッて居ました。



キヌガサソウ。草本分科円で。寒さに強いのでしょうか、コンモリと咲いて、一際目立つ存在でした。



チリダイコンソウ。バラ園の一隅で。



ノイバラの実。高山植物園で。



エゾイソツツジ。高山植物園で。


08 札幌大通り公園・植物園晩秋 2

2008-10-30 05:37:15 | Weblog
北大植物園1
この日は時雨れ模様で時折雨粒が頬を打ちます。そして動きの早い雲が割れて金の矢が地表に刺さります。時刻は三時を回り雲間の落日は間もなく西方の山の端に沈みそうです。急ぎ足で植物園の門を潜りました。辛うじて最後の光の矢に間に合い、紅葉と光の織なす共演に至福の一時を過ごす事が出来ました。

昨日は足許から寒気が忍び込み、穏やかな陽気に慣れていた体に、気合を入れられた感じでした。近郊の山は目算で500㍍辺りまで白くお化粧していました。いよいよ冬将軍のお出ましの様です。



池面に映る紅葉。


サクラ林の紅葉。


落日直前の輝き。以後光は指し込みませんでした。


銀杏の黄葉。


ローン広場南端の落葉松。この時期、黄葉するのですが…未だの様でした。11月3日閉園には間に合いそうも無い佇いでした。

08 札幌大通り公園・植物園晩秋

2008-10-29 06:11:25 | Weblog
08 大通り公園晩秋
今週に入って、冷え込みが厳しくなる始め、昨夜は北海道北部の平地で雪が舞いました。穏やかな晩秋で、藻岩の山肌に散り残っていた木の葉も今週中には裸木を曝す事になりそうです。一週間ほど所用で上京して来ました。お見舞い・墓参・会合をこなす為、都会の奔流に弄ばれながら飛び回りました。お土産は月島在住の友人が推す佃煮屋さんに閉店直前に飛び込み買い求める事が出来ました。暫くは江戸前の伝統の味を楽しめそうです。
昨日、留守中の雑件で出掛け、脚の向く儘に大通りから北大植物園を一回りして来ました。寒気の侵入で時雨る中、わずかに洩れる残照を、追い求めての散策でした。


大通り公園2丁目の紅葉。


大通り公園3丁目の花壇。


大通り公園3丁目の噴水。


大通り公園3丁目の裸婦像。


大通り公園4丁目から東方向の眺望。

08 札幌紅葉スケッチ 6

2008-10-20 07:33:26 | Weblog
白旗山ハイク。
昨19日、山仲間から夏山納め山行に誘われ、西岡丘陵の最高点白旗山を西岡側から真栄側へ縦走しました。15キロ弱5時間、落ち葉を踏み鳴らしながらの歩きでした。達者な足の連中と下山口からのバスダイヤを図りながらの歩みで、カメラは殆ど背中のザックの中でした。西岡丘陵は広葉樹が葉を落とし小春日和の温もりの中、谷間の散り残った楓の赤が印象的でした。

明21日から週末まで、家を留守にしますので「花遍路」はお休みさせて頂きます。来週初めには再開しますので、又のお立ち寄りをお待ち申し上げます。



下山口真栄地区の黄葉。赤系統の紅葉は散って白樺を主体とした黄葉が晩秋最後の彩りを放つていました。


山部川源流域源流部の谷間に輝く散り残りのカエデ。


ハナイグチダケ。美味しい食用キノコです。落ち葉松の林だけに生えますので、中毒の心配がない素人向きの安心キノコです。


ベニテングダケ。有毒です。傘が開かない尖った状態の若いキノコは、童話の小人の家を思い起こさせる形状をしています。



コウライテナンショウの果実。通称マムシグサです。下草が枯れ果てたこの時期の林床では、一際目立つ存在でした。



08 札幌紅葉スケッチ 5

2008-10-19 06:51:18 | Weblog
この一週間、天気は大きく崩れる事もなく、大いに紅葉を楽しめました。が一昨日・昨日と北海道内陸部の各地から初霜・初氷の便りが頻頻と届けられています。
山肌を見事な色彩で豊かに彩っていた藻岩山の紅葉も、山頂部から葉を落とし始め稜線の木は、青空にその梢を黒く浮かび上がらせています。中腹部の紅葉も色褪せ始め秋は急速に冬にバトンを渡しています。程なく手稲山など近郊の千㍍級の山には初雪が舞い始めると思うと、何とはなく気忙しい気持ちにさせられます。



キノコ広場のナナカマド紅葉。



真駒内屋外競技場に向かう道筋の紅葉。



同上。背景の疎林は葉を落としスツカリ明るく透けています。


エゾヤマザクラと白樺のコラボ。


ナナカマドの実。ナナカマド林で。これから先野鳥の貴重な食料となります。

08 札幌紅葉スケッチ 4

2008-10-18 06:26:02 | Weblog
真駒内公園1
一昨日は朝の散歩に出そびれましたが、小春日和の暖かい日差しに誘われ家から2㌔ほど南の真駒内公園まで昼間の散歩をしました。山鼻川沿いの遊歩道から豊平川堤防経由で公園まで何処も彼処も紅葉最盛期で、歩き甲斐のあった散歩でした。


真駒内公園桜林 081016 公園の北側のナナカマド林に続くエゾヤマザクラ林のカットです。


真駒内公園伸びやかな枝ぶりの樹 081016


真駒内公園キノコ広場1 081016 遠目にも一際鮮やかな彩りの名月楓でした。


真駒内公園キノコ広場2 081016 

真駒内公園カキツバタ 081016 真駒内川を引いたセセラギに群がる鴨に近ずくと何とカキツバタが数輪咲いていました。

08 札幌紅葉スケッチ 3

2008-10-17 06:17:33 | Weblog
北海道庁。
この日、用達前に立ち寄りを計画をした植物園は、連休に開館した振替でお休みでした。それではとすぐ向かいの道庁に向かいました。紅葉は八分程の仕上がりでしょうか、観光の目玉である正面広場は賑わっていますが、広場両端の池は人影が少なく、松やポプラなどの緑とのコラボが楽しながら前庭の池端を巡りました。


道庁前庭越しの道庁本館。


道庁本館の前庭への投影。


道庁前庭南池の紅葉。


ツリバナ、ニシキギ科。道庁前庭北側の池畔にて。


越冬に備え採餌に大忙しの鴨さん。



観光馬車・四代目銀太二号。道庁正門前で。






08 札幌紅葉スケッチ 2

2008-10-16 06:22:36 | Weblog


知事公館の庭②
知事公館は札幌の街中にあって猶、原生札幌の面影を今に伝えるオアシスです。
旧国道5号線に面した南側から右回りに低地を流れる水路は、中央の芝生広場を
囲む林の中を流れます。この水路に向かう緩い斜面は、春先野の花が次から次と咲き競いますが、現在は錦秋の色彩に飾られこれから迎えるモノトーンの世界へ静かな歩みを続けています。


知事公館と芝生広場のモニュメント。



流水路。公館の西側を流れる部分の画像です。


リンゴの木。公館東側住居ゾーンに植栽されたリンゴの木。たわわに実っていました。


エゾヤマサクラの紅葉。東側住居ゾーンで。



芝生広場の北側梅林辺りから透かし見た紅葉。


メイゲツカエデ。北側疎林帯の中で一際照り輝く紅葉。

08 札幌紅葉スケッチ 1

2008-10-15 06:27:50 | Weblog
知事公館の庭①.
昨日、岳友の展覧会を覗きに外出しました。散歩がてらと云う意味もあり、知事公館~北大植物園~展覧会会場を巡りを、頭に描き歩きましたが、植物園は連休の振り替え休日で閉館、仕方なく北海道庁を通り抜けて午前中の散策としました。気温が20度前後まで上がり、此のところ忙しげに飛び駆っていた雪虫も、暑さを避けたのか姿を見掛けられ無い穏やかな日和でした。



千路公館庭・全景


知事公館庭・ホウノキ黄葉。


知事公館庭・山紅葉の紅葉。


知事公館庭・名月楓の紅葉。

08 秋の札幌中島公園(続き)

2008-10-13 07:26:05 | Weblog
中島公園から護国神社へ
名島公園北西部の日本庭園と豊平館で、お日様を待ちましたが一向に陽射しが巡って来ません。仕方なく公園南西部の音楽ホール「キタラ」方向へ被写体を求めて移動しました。「キタラ」では演奏会が開かれると見え、盛装したご婦人が三々五々集い始めていました。人出は多いし、お日様は出ないはで、紅葉行脚を諦め、中島公園に隣接する護国神社の境内を抜けて帰って来ました。この境内をブラブラ歩きの途次、待ち兼ねた陽光が僅かながら射しこみ、数枚シャッターを押す事が出来ました。


小リンゴ。音楽ホール前の植え込みにたわわに実っていました。完熟して黒っぽく変色した小リンゴを勧められて口にすると酸味と甘さのハーモニーに豊かな秋を体感させられました。


銀杏林。音楽ホール前、ギンナン拾いには少し早い感じでした。


紅葉。少し明るさが戻り始めた様です。陽射しの期待を込めての一枚です。護国神社境内で。


エゾヤマサクラの紅葉。雲の動きが早く、光の矢が差し込んだ一瞬に息を止め撮りました。護国神社境内で。



紅葉の落ち葉。散り果てた後でも存在感が・・・・。護国神社境内で。



護国神社境内脇を流れる鴨々川沿いの散策路。