08 初雪便り 8（三段山の復路）

三段山の下降。
朝方の不安定な天気も、息を切らせながらの急登も、稜線で展開された十勝連峰の大展望の序奏でした。「初雪踏み登山」は思いも掛け無かった眺望に大満足、後は崖尾根の急な下降での転倒に注意と我とわが身を引き締め下りに掛かりました。
急降下の登山路ですが、登りよりは余裕が持て周囲の紅葉を楽しみつつ、時間をかけてくだりました。



コケモモの実。三段山はコケモモの宝庫で、雪なかりせばコケモモ摘みとの望みは欲張りですね。青空のもと初雪を踏めた事に感謝せねば、罰が当たります。


イタヤカエデの黄葉。這い松の木漏れ日に最後の輝きを見せて呉れました。


ゴゼンタチバナの紅葉。



タカネナナカマドの紅葉。背景は富良野岳の支稜線の山です。安政火口散策路で。



ヌッカクシ富良野川左岸の紅葉。往路ではガスで冴えない紅葉も陽光でスッカリ生き返っていました。