花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

20130516 藻岩山春色

2013-05-16 16:25:40 | Weblog
早朝、藻岩山の稜線は、湧き出すガスに捲かれ暗欝なモノトーンでした。「リラ冷え」の頃、往々に見られる気象で、昼過ぎには晴れるかなとの想いが頭を掠めました。
案の定、時間の経過と共にガスも上空の雲も、順次文字通り雨散霧消し、気持ちの良い青空と萌え立つ藻岩原生林に春を実感しています。
今日午後の藻岩山東山腹に繰り広げられた春色をスナップして見ました。



中腹のカラマツ林。



中腹のキタコブシ。



同上のカツラ。



通称「軍艦岬」に下る支尾根の春紅葉。



主稜線の裾模様①



主稜線の裾模様②

20130513 真駒内公園カタクリの里 続々報

2013-05-13 19:49:40 | Weblog

午前中、曇り空ながら薄日が漏れています。南東の風が結構な強さで吹き付けていますが、気温は昨日に続き10℃を越えています。満を持していたカタクリの蕾が開いているのではと気になり、昼前に真駒内公園の「カタクリの里」を歩いて見ました。思った通り全山満開でした。例年より10日ほどの遅れです。そして今日も雨がポチポチ頬を打ち始めました。この春三度目のカタクリの里訪問で、漸く満開のカタクリに出会う事が出来ました。午後のニュースで、札幌に桜開花宣言が伝えられていました。




カタクリ全開、寒気で蕾での待機が長かった為でしょうか、多くのカタクリの花弁に白点が入っていました。


三重奏、カタクリ・エンレイソウ・エゾエンゴサク。


二重奏、カタクリとエゾエンゴサク。


二重奏、カタクリと福寿草。


アズマイチゲ。


水芭蕉。咲き残りです。

20130511 真駒内公園カタクリの里 続報

2013-05-11 17:32:02 | Weblog
今日の午前中、都合のよい仲間と、札幌南部の真駒内公園の「カタクリの里」を再訪してみました。一昨日に続き昨日も好天に恵まれ、開花を期待して行って参りましたが、今日は雨の予報、曇りで気温も10℃を割り込んでいます。お天気の状況からカタクリの開花は危ぶまれましたが、折角集まったのだからと強行し、結果的に雨のカタクリ詣でとなりました。カタクリの里は手入れが行き届き、年毎にカタクリが増えています。満開の花を期待しての散策でしたが、カタクリ以外の花々にも出会え、各人それぞれに楽しい一時を過ごし昼過ぎ帰宅しました。


カタクリ、蕾は今にも綻びそうですが、天候が今一で、開花は日射し待ちです。


カタクリ。


福寿草、カタクリより寒さに強い様で気温の低いにも拘らず元気に咲き揃っています。


エンレイソウ、白系統のエンレイソウとの交雑種でしょうか?

20130508 静内ニ十間道路桜並木の今

2013-05-09 16:57:53 | Weblog
昨日は久し振りに五月晴れに恵まれました。4月半ば日帰りバスツアー「静内ニ十間道路桜並木(三千本のエゾヤマサクラ)」に申し込んだ当日ですが、異常気象で桜開花は大幅に遅れ、「桜は何処ぞいか」の番狂わせに気持ちも乗らず仕舞い。唯唯バスに乗ってお弁当を食べる旅に行って参りました。
朝方の肌寒さも、日が高く昇るにつれ、気温も上昇、サクラは予想の通り固い蕾でしたが、馬産地の日高路を楽しんで、元を取り戻しました。中でも快晴で白銀に輝く日高連峰を近くに遠くに望めたのは最高でした。また、桜散策時間の予定を短縮、振り替えた休憩スポットの「新冠サラブレッド銀座・駐車公園」の展望は、折からの好天もあり感激ものでした。
と云った珍道中を楽しみ,おおむね予定の時間を消化して無事に家路を辿りました。



エゾヤマザクラ樹影。天候不順、冬姿ですが花芽はシッカリ膨らみ始めていました。


エゾヤマザクラ花芽、花盛りには、もう少々暖かさが欲しい様です。


義経神社社前。義経ジンギスカン生まれ変わり伝説に繋がる義経北海道生存説の神社です。


常盤御前・静御前石碑。本殿左側に鎮座。


アズマイチゲ、本殿参道両脇の斜面は、アズマイチゲの群生地ですが、咲き始めはチラホラでした。


日高山脈遠望、サラブレッド銀座駐車公園から新冠川上流方向。


放牧の馬と太平洋遠望、同上公園から下流方向。











20130506 春よ来い

2013-05-06 09:31:34 | Weblog
昨日の午後、待ち兼ねた日射しが差し始めました。連休中寒い暗い天気で、鬱々と沈殿続きの毎日でした。天気予報は雨でしたが、願ってもない薄日です。この機を逃すまいと傘持参で、気になっていたキクサキイチゲとカタクリの様子を、午後の散策の目当てに歩いて見ました。
藻岩東面山裾のキクザキイチゲの斜面は、未だ冬眠覚めやらず僅か一輪が、咲き綻んでいてくれました。
キバナノアマナは、チラチラと咲き始め、ナニワズも視界の果てに認められましたが、エンレイソウ・ニリンソウは極く小さな固い蕾が遠慮がちに頭を持ち上げていました。日当たりのよい藻岩東面の開花状況から真駒内公園のカタクリは期待できませんが、出掛けついでに真駒内公園のカタクリの里に、足を延ばしてみました。連日の寒空にも拘わらず、多くの個体が蕾を擡げ、開花に向け用意万端整えているやに見えました。連休明けの陽光が待たれるところです。カタクリの里のはずれのアズマイチゲの株も、元気に根を広げ、二輪ほど咲き始め今後が期待出来そうな情況かなと考えられます。



キクザキイチゲ(藻岩東面)



キバナノアマナ(藻岩東面)



エゾエンゴサク花盛り(藻岩東面)



カタクリ(真駒内公園、カタクリの里)