花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

スイス「好き・スキー」 9 終り

2008-02-26 19:11:09 | Weblog
スイス・スキーツアーでは、ツエルマット、ザースフェーの他、グリンデルワルトでも滑りましたが、滞在中霙混じりの濃いガスの中での滑走でした。加えてグリンデルワルトは標高が低い(約千㍍)ため、コースの下部は雪が消え雪面を拾いながらの滑りとなりました。メンリッヘンコースはホーレンシュタインまで、フィルストコースはボルトの下まで、コースの上部が先ず先ずのコンデションで、シャッターを押す事あたわず、スキーと山の写真はゼロでした。



グリンデルワルト、テラッセン通り。
上空のゴンドラはフィルスト行きです。背景の山はヴェツターホルン3701㍍です。



マッターホルン4478㍍。ホテルのカーテン越しのお別れです。


レンギョウ。スイス出国の日、チュウリッヒの朝の散歩で登った連邦工科大学テラスで。(三月上旬)

スイス「好き・スキー」 8 ホーサス展望台

2008-02-25 06:38:12 | Weblog
ザース・フェー滞在中の一日、スキーをお休みしてザース谷右岸のホーサス展望台に登り、少し視点を変えてザース谷を楽しみました。ホーサス展望台は、右岸に連なる山波の最高峰ワイスミース4023㍍の中腹3500㍍の展望台で眺望が優れており、麓のザース・グルントからゴンドラを乗り継いで登れます。


モンテ・ローザ4634㍍。
欧州アルプスではモンブランに次ぐ第2位の高峰です。幾つかある山頂の総称がモンテ・ローザで、最高峰はデュフール・シュピッツェと難しい名前です。


ミッシャンベル山群の雄峰の眺望。
左からアルプヒューベル4206㍍、ティシュ・ホルン4491㍍、ドーム4545㍍、そしてレンツ・シュピッツェ4294㍍と四千メートルの銀屏風です。
ドームは山域が全てスイス国内であることから、実質的にはスイス之最高峰ともいわれています。(因みにモンテ・ローザはイタリーとの国境上の山です。)


ワイス・ミース4023㍍を仰ぐ。
少し距離を置いて眺めると秀麗なピラミッドですが、極く優しい山容のワイス・ミースです。


ザース・グルントバス通り。
ザース・フェーはザース本谷左岸の高台に位置しており、地域内はポスト・バスで結ばれています。

スイス「好き・スキー」 7 ザース・フェー

2008-02-24 16:53:26 | Weblog
ザース・フェーとツエルマットの位置関係は、ミッシャンベル山域の盟主ドーム4545㍍を挟んで裏表の関係にあります。ツエルマットに次ぐヴァリス地方のリゾートですが、電車が乗り入れていないだけ、静かで朴訥な雰囲気で、人によってはザース・フェーに軍配を上げるかもしれません。
ザース・フェーの目玉は、ゴンドラでフィルスキンへ、氷河メトロに乗換終点のミッテルアラリン3500㍍まで登り、回転レストランで食事を摂りながら山と氷の世界を展望することでしょう。


ドーム4545㍍(左)とレンツシュピッツエ4291㍍(右)。



スキー・スタート地点ミッテルアラリン3500㍍。正面に聳えるアラリンホルン4027㍍から流れ出る氷河めがけてスタートして画面右下に広がるプラトー迄一滑り、そこから先は技量に応じたコースで滑りまくれるスキーパラダイスが展開します。



ザース・フェー昼間の表情。


宵闇迫るザース・フェーの街。背後の雪山は、残照のアルプ・フーベル4206㍍です。








スイス「好き・スキー」 6 ザース・フェーの朝

2008-02-23 06:26:00 | Weblog
ザースの谷は北に流れ出していますので、朝日は左岸のドーム4545㍍を盟主とする連峰の壁から赤く染めはじめます。ザース・フェーの街のお目覚めです。「早起きは三文の得」は旅の原則です。足跡を忍ばせ朝の散歩に出かけました。


ザース・フェー朝。街の小高い処から。
画面左の扁平な山頂はアルプヒューベル(4206㍍)、右端の尖峰がドーム(4545㍍)です。



ザース・フェーの街の表情。



ネズミ返しの小屋。
画面背景の山、左からアルプヒューベル(4206㍍)、一つ飛ばての双耳峰がティシュホルン(4491㍍)、右端が主峰ドーム(4545㍍)です。

スイス「好き・スキー」 5 ザース・フェー

2008-02-22 12:09:33 | Weblog
ローヌ河の支流マッタール谷の最奥部は、スイス第二の高峰ドーム(4545㍍)で分流され、右がツエルマット・左が今日紹介するザース・フェーの村で、どちらの村もガソリン車は乗り入れは禁止です。ザース・フェーは、ツエルマット行の電車をポストバスに乗り換える不便があるだけに、純朴な静かな集落です。


ザース・フェースキー場の全景。
ハーニック展望台から撮影。
画面左半分がスキーコースで、右半分の不整地は氷河です。



ザース・フェー麓駅と中間駅フェルスキン間のゴンドラ。 スキーコースから。
背景の山はドームやティシュに連なるスカイラインです。



ミッテル・アラリン頂上駅から滑り出し、中間駅フェルスキンへむけ滑降する仲間たち。



中間駅フェルスキン手前の斜面で。
背景の山はヴァイスミース、フレッチュホルンなど四千㍍級の山です。




スイス「好き・スキー」 4

2008-02-21 07:26:57 | Weblog
今朝紹介する山々は、ツエルマット周辺の展望台から望見出来る山で何れの山も
4000㍍を超える秀峰です。


モンブラン、クライン・マッターホルンから。欧州アルプスの最高峰で4807㍍。フランス・イタリーの国境に聳える山です。


ワイスホルン4506㍍(右)とチナール・ロートホルン4221㍍(左)、クライン・マッターホルンから。


マッターホルン4478㍍(左)とダン・ブランシュ4357㍍(右)、クライン・マッターホルンから。


ブライトホルン4164㍍(左)とリスカム4527㍍(画面中央より右側の双耳峰)。クライン・マッターホルンから。


ブライトホルン4164㍍(左)とクライン・マッターホルン3884㍍(右側の黒い三角錐)。ゴルナーグラートから。クラインマッターホルンまでロープ・ウエイを乗り継いで上がれますが、富士山より高所ですので高山病に対する注意が必要です。



モンテ・ローザ4634㍍、幾つかのピークで形成されていますので、その中の最高点を標高にしています。ゴルナーグラート展望台から、足元深く切れ落ちるゴルナー氷河の上にドッシリした山容を、見覚えのある方が多いのではないかと思います。





スイス「好き・スキー」 3

2008-02-20 07:00:40 | Weblog
ツエルマット滞在中の最大のイヴェントは、マッターホルンの肩をイタリー側に乗っ越し、チェルヴィニアの街迄滑る事でした。天候を見定め、決行した日は無風に近い快晴で山越えには、絶好の日和に恵まれ存分に氷河の滑降をたのしみました。



決行日の朝のマッターホルン。良い天気で気力充実、クライン・マッターホルン(3884㍍)の滑降スタート地点に立ちました。この朝はモンブランまで見通せました。



滑降途中でふり仰いだマッターホルン。チェルビニアまでのコースは何本かあり。スキー技術に合わせ降ります。ロングコースですので、要所要所で休憩を入れながらの滑降となります。


チェルヴィニアの街からのマッターホルン。因みにイタリーではマッターホルンはチェルヴィーノと呼ばれています。



スイス「好き・スキー」 2

2008-02-19 08:02:59 | Weblog
谷底の村、ツエルマットから周囲の四千㍍の山懐のハイキングコース、積雪期には整備されたスキーコースに早変わりします。ご自身の腕前ならぬ足前で自由自在なコース選びができます。今朝は登山電車の終点ゴルナーグラートから二駅下がったリッフェルベルグまでの画像をアップしました。


ゴルナーグラート駅裏のスタート地点です。正面奥はダン・ブランシュ4357㍍です。



コース途中で、正面はドーム4545㍍スイス第2位の標高を誇る山です。
画面右下がスキーコースで、滑降中のスキーヤーがケシ粒位ですが写っていますのが、お判りに成りますでしょうか。


リッフェル・ベルグ付近。正面の三角錐はマッターホルン4478㍍です。



リッフェル・ベルグ駅の登山電車。この電車が終点のゴルナーグラート迄の往復をピストン輸送してくれます。

スイス「好き・スキー」

2008-02-18 07:09:43 | Weblog
雪まつりの終わりを待っていたかのように、さっぽろは吹き荒ぶ冬将軍が居座っています。
フィルムを整理していて、スイスへのスキーツアーのネガに出会いましたので、
冬涸れの「花遍路」の繋ぎにアップします。(2月下旬から3月上旬の撮影です)


朝のツエルマット市街。



クライン・マッターホルンへの中継点トロッケナー・ステイクゆきのゴンドラから俯瞰したツエルマット市街。右側の鋭鋒はドーム4545mです。



残月とマッターホルン。



午後、少々ご機嫌斜めのマッターホルン4478㍍。



08真駒内公園冬姿 3

2008-02-14 07:09:07 | Weblog
真駒内公園の歩くスキーコースは、札幌オリンピックのメイン競技場を中心に一周3キロが設定されています。市内を流下する豊平川に、支笏湖方向から流レ出す真駒内川との合流点の、緩い起伏のある地形で四季折々に訪れる人々を楽しませてくれます。散策路の冬道を、歩く人滑る人のすがたの紹介です。


コース標識。内側が歩く又は走る人コースで、外側が滑る人コースです。何れのコースも右回り左回りOKです。



スタートから1キロ地点付近で交錯する歩く人滑る人です。ごく軽い登りになってます。



円弧を描くメインコースをショートカットするヴァリエーションコースを登る人です。スタート地点とコース最高点のレベル差は20メートルほどでしょうか、一周すると軽く汗ばみ良い運動になります。



スタート地点付近。