花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

20130430 雪空の札幌

2013-04-30 14:47:17 | Weblog
待望の大型連休ですが、当地札幌は天候不順です。明け方から強い南東の風が間欠的に吹き付けて、外出には雨具必携です。借景の藻岩山を見やると、カラマツ・カツラがホンノリと色ずき始め、温かい春の日射しを待ち侘びているかの様です。例年はカタクリ、エンレイソウ、アマナ、ナニワズ等で藻岩原生林の林床は、賑やかに彩られますが、今春は如何相成りますか。今晩には寒気団の南下で雪模様の予報です。



オオミスミソウ①、寒さ続きで、花持ちは良いのですが、日照で不足花色が冴えません。



オオミスミソウ②、先祖返りでしょうか、年毎に白花が多く咲いています。



桂の新芽①、昼食後雨が降り止んだ機を捉え藻岩山麓を一巡りしてみました。



桂の新芽②、同上

20130421 足元の小さな春

2013-04-21 11:57:52 | Weblog
昨日は散歩に出る時間帯の青空に騙され、途中からの時雨れ模様に急遽家に戻り、近郊の山は見ず仕舞でした。今朝も起床時は青空一杯の散歩日和です。天気図では張り出した高気圧の縁ですが、時雨れは避けられそうです。と云う事で再度、近郊の山を遠くに眺めつつ豊平川河畔を歩いて見ました。日曜とあって豊平川堤防の散策路は走る人・犬連れの人・釣竿を振る人と、春を待ち侘びた人が、それぞれの春を楽しんでいました。


空沼岳(1249m)遠望。


恵庭岳(1319.7m)遠望。支笏湖湖畔の山で、札幌オリンピック滑降コースに使われました。


豊平川河畔、雪捨て場の融雪処理。堤防内は雪捨ての堆積場に活用され、到る所で通行が遮断されています。


小さな春① カエデの芽吹き。


小さな春② ネコヤナギ。春の定番で春の息吹一杯です。


小さな春③ 蕗のとう。極く早咲きの数株を川沿いの日当たりで見つけました。

20130420 咲き始めたエゾエンゴサク

2013-04-20 10:28:45 | Weblog
今朝、珍しく青空に恵まれました。冬眠から目覚め再開した朝のお散歩は、先日見かけた春一番に咲きだす、エゾエンゴサクの咲き振りを見極める事にして歩いて来ました。藻岩山東南斜面、日当たりの良い林床で、キョロキョロお目当てのエゾエンゴサクを探していると日が蔭りだし、湿雪混じりの雨粒が落ち出しました。止むなく散策を打ち切り、家路を辿りましたが、内心ではあわよくば朝日に輝く札幌近郊の山々を望見したかったとの思いに未練を持ちながらでした。



日当りの斜面に咲きだしたエゾエンゴサクの先兵。


同上斜面、エゾエンゴサクのアップ ①


同上、エゾエンゴサク ②


陽光を浴び芽生え始めた藻岩山原生林、中央やや右の大木は桂です。


藻岩山東面、山鼻川右岸から。

札幌の遅い春

2013-04-18 16:29:33 | Weblog
早春賦さながらの想いで春を待ち侘びていますが、漸く春の息吹を庭の花が知らせてくれ始めました。早速出掛けたお目当ての藻岩山南面の日溜りには、チラチラとエゾエンゴサクが垣間見られました。
週間天気予報には未だダルマさんマークが表示されますので、一足飛びに春を望むのは、無理の様ですが、気持ちの上では「春よこいこい」です。


 
クロッカス。
寒さ・雪の量とも記録破りの厳しい冬で、春の使者が足踏みする中、この花はつわものです。一面の枯れ草を押し分け元気に咲きだしています。まさに春の使者に値する咲き振りです。  



プリムラ。
其処かしこに葉を越冬させ年年、紫の花を先頭に赤・黄色・ピンクと多様な色彩を楽しませてくれる息の長い花でこれから先が楽しみです。

   
オオミスミソウ。
去年の春、雪が消え萌え出たオオミスミソウは、葉は茶色に枯れ蕾の数も少なく息も絶え絶えでした。この春は如何と、心配しながら恐る恐る覗くと、沢山の蕾が元気よく頭を擡げていました。かれこれ10年前、佐渡で採種、九州で発芽、札幌へ郵送されて育った花で、岳友と歩いた佐渡の山旅での記念の花です。ヤレヤレ一安心でした。