花遍路

山登りの徒然にとりためた写真をご覧ください。

090829 朝まだきの西岡水源地 2

2009-05-29 08:34:07 | Weblog
西岡水源地散策は、水源地の東側の丘陵沿いの林から湿地帯を縦断して公園エリアの末端で折り返し、復路は水源地西側の林を抜けてきました。西岡丘陵全体として、林の中はマイズルソウ・クルマバソウが最盛期でしたが、スミレ類には早く又春早くに咲く花の咲き残りが少し見られる程度で、花の変わり目・端境期と云った印象でした。
水源地の丘陵は新緑で目が洗われる感じですが、生い茂る前の若葉の間から陽光がタップリ差し込み気持ちの良い歩行が楽しめました。





ツボスミレ。何故か木道脇の湿地の中にコンモリと一固まりさいていました。


オオバタネツケバナ。露をタップリ纏い重たげでした。


ホウチャクソウ。湿地帯から急稜地帯への境界線辺りで。


マイズルソウ。復路の林床で春の踊り子さながらに点々と舞っていました。


カエデの若葉。林の新緑を通して朝日に映える水面をと思いましたが、カエデの美しさに魅せられて撮った一枚です。


恵庭岳望見。朝が早いため、逆光にならない山容を撮れました。

090528 朝まだきの西岡水源地 1

2009-05-28 13:31:45 | Weblog
ニワトリ族の私、夜明けと共に目覚め、床を離れ動き出します。今朝もお天気は上々です。朝の散歩コースは、気分転換に西岡水源地まで一走り、駐車場には車が一台も駐車していません。一番乗りで水源地~湿地帯を早足で周回してきました。
何人かの散策者に巡り合いましたが、皆さんは花より鳥さん目当ての方で、大型の三脚に鳥観察用のスコープを装着されて周囲をキョロキョロ、下を向いてキョロキョロは私だけでした。御蔭でヤマミツバとワラビを少しく採取できました。


西岡水源地取水塔。


湿地帯。木道の脇の大きな葉は水芭蕉で、春先の花姿からは想像も出来ない現況です。


朝日を浴びるツクバネソウ。



オオバナノエンレイソウ。花は終わって残り花を見つけシャッターを押しました。

090526 五月晴れの百合ヶ原公園②

2009-05-27 14:42:02 | Weblog
昨日のブルースカイは何処へ行ったのか、今日の札幌は雲が多く冷え冷えとした感じの一日になりそうです。世界中の百合が植え込まている百合ヶ原公園がですが、肝心の百合は早生種でも開花には半月程かかりそうです。
現在は盛りは過ぎていましたが、チューリップは未だ未だ充分見応えがありました。お目当てのロックガーデンも早咲き種がチラチラ咲きだしたと云った処でしょうか。気にしていたオオミスミソウはロックガーデンの半日蔭の処で、花を終え葉をコンモリと茂らせていました。


チューリップ「ハウステンボス」。名称からオランダ原産かなと思われますが。


チューリップ「モナリザ」。こんなにも沢山のモナリザに囲まれたら・・・と要らぬ事を夢想しつつ、シャッターを押しました。


ウワズミサクラ。到底サクラなどと思えない桜です。折からの風に揺れてシャッターを押すまで息が詰まりました。


ハクサンチドリ。オオミスミソウの傍に斜光を浴びていました。


公園内を区切る林の陰に、入園者の目に止まる事も無くヒッソリと咲き揃っていました。

090526 五月晴れの百合ヶ原公園

2009-05-26 18:04:11 | Weblog
五月晴れの今日の天気、凛とした冷気に身も心も心なしか引締まる重いで朝の散歩に出ました。出発が少し遅れたのでカメラは持たずじまいでした。
そこで、午後の用足しで出たついでに、百合ヶ原公園のロックガーデンまで、足を延ばして覗いて見ました。高山植物はそこそこ咲き始めていましたが、公園の名前由来の百合はいまだしでした。全体的にはシーズン入りは此れからといったところでしょうか。


一際、照り輝くヤマモミジ。


三分咲き程度のタニウツギ。


花穂を天に向かってつきあげるアカバナノトチノキ。


木漏れ日に妖しく咲きこぼれるヤマシャクヤク。


クマガイソウは花盛りでした。


ホテイアツモリだと思っていますが・・・アルビーノでしょうか。

090525 雪のない藻岩スキー場

2009-05-25 14:03:46 | Weblog
二日程、天気が崩れ朝の散歩はお休みでした。今朝は青空が戻りましたので、藻岩スキー場の兎平コースの中程まで歩いてみました。冷涼な空気で気持ちも肌もピリッと刺激され気持ちの癒される散歩でした。


群落①、シバサクラ。兎平コース・第一ゲレンデ連絡口付近で。


群落②、クルマバソウ。雪友荘付近で。


群落③、タンポポ。藻岩スキー場への登り道で。


朝露に輝くシバサクラ。


オオアマドコロ、第一ゲレンデ上部ハルザキヤマガラシの群落に混じって。


朝日に輝くハルザキヤマガラシ、第一ゲレンデ中央部付近。






090522 今朝の散歩は雨降り前

2009-05-22 12:29:47 | Weblog
カラカラに乾燥したお天気は、漸く一息入れて呉れた様で9時過ぎから雨が降りだしています。起き出して直ぐの散歩時には、薄日も漏れ明るかったので、予報通り午後から雨模様かと思われましたが、少し早めに地面を濡らし始めました。植物には待望のお湿りです。
今朝は定番の豊平川堤防を歩きました。少し歩足をあげると汗ばみだすので、10度を超えてる気温での歩きでした。


ナナカマドの花、ライラック・ヤエサクラ・ヤマブキ・ヤマツツジなどの樹木が花盛りです。


ハルサキヤマガラシ、色彩の乏しい豊平川の堤防内で鮮やかな黄色の群落を作っています。


ヘラオオバコ、、花の少ない時期だけに、地味な花ですが良く目立ちます。


山鼻川の堰に挑むカヤック乗り。


今朝のミュンヘン大橋。

090521 今朝の藻岩山麓の花

2009-05-21 14:16:55 | Weblog
昨日に引き続き、朝からのスッカッ晴れの札幌です。今日は最高温度が25度を超え、今年初めての夏日までのおまけ付きです。昨日は川筋を歩きましたので、今朝は行き先を山に決め藻岩の中腹に朝日を浴び白く輝く「平和の塔」まで往復しました。
先日と比較すると着実に季節は歩み続けています。ヒトリシズカ・ニリンソウ・エゾエンゴサクは姿を消すか、痛々しい残り花に、変わって随処に群落を作り我が世の春を謳歌しているのがクルマバソウとフタリシズカ、花穂をのばし蕾を綻ばせ始めているのがコンロンソウなど原生林の林床は紀節を写しながら賑やかでした。


ヒメオドリコソウ、ホトケノザの雑種起源と考えられている花です。


クルマバソウ、麓から塔までの標高差200㍍近くの至る所に咲き乱れていました。


マムシグサ(コウライテンナンショウ)、鞘状の葉柄タブはマムシさながらの斑模用様です。


ルイヨウショウマ。


フタリシズカ、名前の様に二人並んでいる花穂は少数派のようです。


クサノオウ、二年草です。

090520 今朝の山鼻川

2009-05-20 11:29:22 | Weblog
今朝の札幌、スッキリした青空に恵まれ気分爽快です。一週間近く出掛けていましたのですが、この間気温が低く推移した為か感覚的には花の咲き様に余り変化は感じ取れません。
それでも起き抜けに歩き回った山鼻川は雪解け水を川幅一杯に押し流し凄い迫力です。山鼻川は本流から取水した発電用水の放水路をも兼ねていますので、この時期は奔流と化します。山鼻川周辺の今朝の表情をアップします。


山鼻川(左)と豊平川(右)の合流点。


豊平川(本流)。


山鼻川(支流)。


ニセアカシヤの新芽、合流点付近で。


同上、ボケの花。


ライラックと八重サクラ。

090513 真駒内公園の午後

2009-05-14 08:48:51 | Weblog
昨13日、真駒内公園のカタクリの咲く斜面を午後の散歩がてら歩いて来ました。
陽射しにはそこそこ恵まれましたが、気温は低く上着を一枚被って出掛けました。北海道の北部や東部の峠には雪が積もったとニュースが報ぜられて居ましたから、例年には余り見られない積雪だったのでしょう。
カタクリの斜面は、華やかなカタクリの花はスツカリ姿を消し、斜面の上部はミヤマエンレイソウが、下部はエンレイソウガが棲み分け、斜面の入口周辺にはニリンソウが賑やかでした。そして意外にも遅咲きの桜が新緑に彩りを添えていた事で、改めてのお花見を楽しむ事が出来ました。


真駒内公園、屋外競技場裏手の広場。陽光を浴び長閑な光景ですが、風は結構冷たい午後でした。


八重桜、最近の植えられた樹なのでしょう、文字通り将来の桜トンネルを嘱望される若樹です。2~3分咲きと云ったところです。


孤高のエゾヤマザクラ、野放図に枝葉を茂らし存在感を感じさせるサクラ樹でした。


カタクリの咲く斜面の散策路は、カタクリと選手交代したミヤマエンレイソウが点々と咲き、ご本尊のカタクリは実を結んだり、地下茎への養分貯留に忙しく励んでいました。


タチツボスミレ、林縁の草叢に隠れるように咲いていましたが、未だ咲き始めた直後の初々しさを見て取れました。


エゾノイワハタザオ。散策路を離れ林の脇をウロウロしていて出合った一株です。


明日から一週間ほど所用で出掛けますので、「花遍路」の更新をお休みさせて頂きたく宜しくお願い致します。

080512 今朝の花散歩(続き)

2009-05-13 09:20:02 | Weblog
四月下旬から続いていた高い気温は、昨日あたりから気温が下がり、冷たい雨も混じり当地で言う「リラ冷え」の感じです。サクラに気を奪われて居る間にリラの花房はスッカリ準備完了、季節はキッチリ歩み続けています。朝の花散歩の続きをアップします。


ニリンソウ。これから最盛期に入ります。


タチツボスミレ。漸く見つけた一株です。


クルマバソウ。ニリンソウと同じく予備軍がシッカリ育ち、これからが楽しみです。


フッキソウ。強い花と云うのか個体差があって雪解け直後から花穂がみられましたが、ここに来て揃い踏みOkの状態です。


サクラと札幌ドーム。サクラ(八重)越しに望むサッポロ・ドーム。棚引く白雲のに接するかのように巨体を横たえる白い建造物がドームです。藻岩山麓から。