ドラ・コレ展、終了しました。

ついに今日はドラ・コレ展の最終日でした。

午後2時からは最後のギャラリー・トークが行われ、
先日インターネット授業に参加した深川市立多度志中学校の
生徒たちが深川からやって来て、リアル土岐学芸員とご対面。
いちばん前の席で話に耳を傾け、実際の作品もじっくり味わったようです。
きっと彼らは今日観た作品たちを心のなかに残してくれることでしょう。
写真は今日の様子です。

会期中、本当にたくさんの方が印象的な言葉を綴っていかれ、
作品によっては感想カードを閉じたファイルが2冊にもなるほどでした。
同じ作品でも観る人によってまったく異なる言葉が紡がれるのが
本当に面白かったし、
詩人顔負けの言葉にどきっとさせられることもありました。

雪にも嵐にも負けず、森まで来てくださったみなさん、
ありがとうございました。

明日からは展示替えのため休館します。
24日、ディズニー・アート展がオープンします。
こちらもどうぞお楽しみに！

ポッドキャスティングをはじめました。

おはようございます。

ドラ・コレ展、早いもので会期もあと1週間を残すのみ。
寒い冬のあいだはなかなか芸術の森まで足を運ぶ勇気が出なかった方も、
春はもうすぐそこです！（今日は池が凍るくらい寒いですが...）
ぜひ森へお越しください。
10日（土）と14日（水）の午後2時からはギャラリートークがあります。

さてさて、先日お伝えした次なるIT企画として、
MOCASでは「ポッドキャスティング」をはじめました。
音声や映像による番組を配信するシステムです。
iTunesに登録して、iPodにダウンロードすることもできます。
ドラ・コレ展の情報をアップしましたので、ぜひご覧ください。
>> MOCAS Podcasting

今後も展覧会情報などの番組を少しずつ増やしていく予定です。

インターネットで授業

春気分も束の間、今日は雪のちらつくお天気です。

３月５日、深川市立多度志中学校３年生の美術の授業（佐藤祈教頭）に
土岐学芸員がインターネットの映像通信で参加しました。
写真は、土岐学芸員のパソコンの画面。
生徒たちがにこにこ顔で授業を受けている様子がわかります。
画面左下が学芸員です。

開催中の展覧会「ドラマティック・コレクション」のiPod（音声＆映像ガイド）
プログラムを用いた作品鑑賞を核に、美術館と学芸員の仕事を佐藤先生が紹介。
生徒たちは展覧会で使われている感想カードに思い思いに記入し、
距離を隔てた札幌での展覧会に参加しました。

本展は道内のミュージアム・コレクションで構成されており、
生徒がこれからも鑑賞するチャンスの多い作品ばかりです。
この日が彼らにとっては義務教育最後の美術の授業とのこと。
大人になっても美術館を訪れて、
美術を楽しみ、大切にする人になってくれたらいいなと思います。

アップルのウェブサイトに登場

とうとう3月になりましたね。心なしか日射しもあたたかく感じます。
今朝は事務所に飾ってあったひな人形をあわてて片付けました。

さて、「ドラ・コレ」展は3月14日まで引き続き開催中です。
ご好評いただいているiPodによる音声&映像ガイドの取り組みが、
アップルのウェブサイト内「ホットニュース」で紹介されました。
ぜひぜひご覧ください。
http://www.apple.com/jp/articles/report/sapporomuseum/


美術館では次なるIT計画が密かに進行中です。どうぞお楽しみに...

Curator's Talkのご報告

先週末、アップルストア札幌にて
「Curator's Talk at the Apple Store：ドラマティック・コレクションの魅力」
が開催されました。

「ドラ・コレ」展担当の土岐学芸員が、
映像を用いて出品作の魅力を語り、30名近くの方々が耳を傾けました。

イベントをきっかけに、深川市立多度志中学校が
本展のiPodの解説コンテンツを使った鑑賞教育を行うことになりました。
今後も美術館外での活動を多様な形で展開していければと思っています。

IT担当土岐学芸員とともに筆者も日々勉強中です。