山本正道展はじまりました。

みなさまこんにちは。
日増しに風が冷たさを増していきますね。
野外美術館の中にはたくさんの栗の実がころがり、
秋を彩っています。

さて、美術館では昨日「山本正道展」がオープンし、
多くのお客様でにぎわいました。
アーティスト・トークも開催し、
作品や訪れた土地の風景などの写真を上映しながら、
山本正道さんご本人が作品制作や北海道への想いなどを語り、
100人以上の方が耳を傾けました。

本展は、初期作品から最新作まで、山本正道が40年にわたって制作してきた
彫刻37点、素描46点をご紹介するものです。
母子や少女、牧歌的な風景、遺跡などがその主なモティーフであり、
やさしい丸みを帯びたかたちはどこか郷愁を誘います。
また、彫刻にはブロンズ、テラコッタ、砂岩、トラバーティン石、石灰石と
さまざまな素材が使われており、それぞれに異なる風合いも魅力です。
思わず手をふれたくなるような、心にそっと語りかけてくるような
作品たちに、ぜひ会いにいらしてください。

展覧会は11月23日（月）まで開催しています。
詳しくは美術館ホームページをご覧ください。