まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

哲夫の春休み

2019-02-07 20:28:56 | 読書・マンガ

小学生最後の春休み、哲夫は
お父さんとお父さんの故郷の
新潟県長岡行きを予定していた。
しかし、お父さんは
仕事の都合で後で行くとことになった。
哲夫は一足先に、"あさま"と各駅停車の
電車を使って長岡に向かうが
列車のなかで、ある女性と出会い、
不思議な体験をする。
そして長岡に着くと父の暮らしていた
家の跡地を見に行くことに。
そこでも不思議な体験をして・・。
本当に長岡に存在する川や、町
神社を歩く哲夫と一緒に私も
旅をしたような気持ちになったり
自分の住んでいた岐阜県の風景も
思い出しました。
そんな、穏やかな昔を知る旅の終わりに
ある人の"苦悩"が明らかになります。


「ひとは、幸せになるために生きて
いるんではないってことだよ。
そんなものは、自分でそう思うかどうか、
それだけのことなのだよ。ただただ、深く
感じとるために生きているってことだよ」
この物語の中のおばあちゃんの台詞です。


いろんな時代にいろんなものを見てきた人。
歳をとった人たちこそが、素敵だなと
思える物語でした。

















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