1945年の7月、奈良の興福寺にあった国宝の仏像が、20体ほど列車にのせられました。そして、総一郎の住む家の土蔵にあずけられました。
少年の宗一郎は、阿修羅さんに向かって日本の勝利を祈っていた。
戦火から逃れるために仏像などが引っ越ししていた事実を伝えるとともに、戦争に対しての思いがいろいろと描かれています。
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