はやみねかおる
講談社
制作したゲームの後始末のため、お金のない創也と内人(ないと)。そこへ、アルバイトの話が転がり込んだ。駅前に計画された複合施設MEIMUへの潜入、お宝探しだ。MEIMUは、バブルがはじけ、オープンしないまま存在を消された施設で、今埋められようとしていた。しかし、すでに商品を搬入している店舗もあり、お宝があるかもしれないというのだ。仕事を請け負ったのは、創也、内人のほかに2人いた。丸井とモナミだ。丸井の話によると、モナミの周りでは異様な現象が起きているという。モナミが何かすると、同じようなことが世界で起こる。シンクロしているというのだ。そんなモナミと丸井、創也、内人の4人は、工事の人たちの目をくぐりながらMEIMUに潜入した。
しかし、本当はそれは単なるバイトではなかった!