まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

ジョゼと虎と魚たち

2021-10-15 22:48:00 | 読書・マンガ
田辺聖子・原作
百瀬しのぶ・文
あきづきりょう・挿絵

車椅子の山村クミ子は、坂道を車椅子で落ちていくところを、通りがかり大学生鈴川恒夫に助けられた。クミ子は、命の恩人であるはずの恒雄夫に対してそっけない態度をとっていた。付き添っていたクミ子の祖母チズに導かれチズとクミ子の住む家で夕食をご馳走になった。クミ子は自分をジョゼと名乗っていた。チズの申し出より、恒雄はアルバイトとして、この家に通うようになる。仕事は、クミ子と過ごすこと。
恒夫は大学を卒業したらメキシコに行き、クラリオンエンゼルの群れを見るのが夢で、お金を貯めていた。
クミ子は無理難題を恒夫に強要してきた。ある日、クミ子は海が見たいと言った。2人は電車に乗って出かけて行った。
それから、恒夫はどんどんクミ子を外に連れ出すようになった。水族館に行った時は恒夫が専門的なことをいろいろ教えてくれた。
ある日恒夫はアルバイト先のダイビングショップにクミ子を連れて行った。クミ子は、楽しそうに恒夫と話す健康的な女性に嫉妬し、飛び出してしまう。



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