椋鳩十の小動物物語は、
鹿物語より、低学年にも
読み聞かせしやすい、
優しい言葉の表現が
多い。
「暗い土の中でおこなわれたこと」は
もぐらの生態がよくわかるお話に
なっている。
「ふるす」ではありを砂糖つぼに
いれて観察した様子がよく描かれ
ている。
「三本足のイタチ」では、子育て中の
イタチの姿を
「クマバチそうどう」では、クマバチが
アシナガバチの巣を襲う様子や
クマバチの巣をとる時の騒ぎを
描いています。
どのお話も、面白く、低学年に
中学年にも読み聞かせできます。
イタチや、クマバチの話は
高学年でも読み聞かせできそうです。
ハチの話は、椋鳩十さんが、
子供の頃伊那谷で過ごしていた時の
お話だそうです。
初心に帰って、こういう純粋な
文章をコツコツと読み聞かせ
していきたいな。
(写真は本と関係はありません)