夫と村上春樹氏は誕生日が同じ
夫の強い希望で
誕生日はお持ち帰りのお寿司
お互い苦手なネタが多く、かなり偏るセレクト、わたしは元々あまり生モノが好きではないので高級店に行くことはない。(かなり失礼なオーダーになってしまうし、おまかせだと食べられないネタが多くなってしまうから)
夫はとにかく海老が好き。わたしはここ数年でお寿司を随分食べられるようになりアジがお気に入り。
アジに魅了され、アジばかり食べていたら夫もアジにハマってしまい、テイクアウトの半分がアジになってしまうほど。
予約のお寿司を取りにいくと、カウンター越しにいつもの職人さんにニヤリとされてしまった。
その場で握ってもらって食べるのがもちろん美味しいけど、こんな状況下だとリスクがある。自営業なのでどちらか倒れるわけにもいかないので家で楽しむのが安心安全。
そんな今日は冒頭にも書いたように
村上春樹氏の誕生日でもある。
その昔、村上春樹氏と同じ誕生日だなんて羨ましいと思っていたけど、10年ほど前にカズオ・イシグロに出会って、年々その気持ちもなくなりつつある。
昨年の短編もまだ読んでいない。
が、長編の羊をめぐる冒険や世界の終わり〜や海辺のカフカは好きだし、短編の回転木馬のデッドヒートやレキシントンの幽霊もいい。
新しい本が出れば必ず手に取る作家さんの1人である。あの独特の特有のふわふわした空気感に魅了されてしまうのだ。
とはいえ、世界を広く見ることができなかった幅の狭ーい読書だったんだなぁと振り返りながら感じる部分も大きい、もっともっと色んな本を読みたいと思い書店へ足を運び、一年・一年と年を重ねて行っている。日の名残りのような作品にはなかなか出会えないものだ。
さて話はまた戻り、夫とは学生時代からの長い付き合いで、一緒に誕生日を過ごすのは何回目なんだろうと、毎年必ず渡す誕生日カードを書きながら数えたら、なんと23回目だった。しかし最近では人生80年が100年になると言われていると考えるとお互いまだ人生の半分にすら達していないのだから未熟者かも...
そしていつまでも背中に☆印の羊を探していたいと言っていたい
村上春樹氏は誕生日には何を食べるんだろか。コーヒーを入れて、トーストにハムと卵をスライスして、サンドイッチを作って食べたりするのだろうか
シャツにアイロンをかけていたらすっかり昼が過ぎた頃に...
誕生日おめでとう!
今日のいいこと
夫の誕生日