寺社仏閣めぐりをするといっても、ぼくは庭派でなく仏像派。
それでも、庭園の類が嫌いということもないし、
建築物(特に廃墟。ミーハーだけれど)などは大好物。
建築物と一口に言っても、また多ジャンルに分かれていますが、
何はともあれ、橋が好き! 暇を見つけて中之島を一周し、
中之島に懸かっている橋をすべてカメラに収め、時折、
画像ファイルを一覧しては、独りでにやにや楽しんでいたりします。
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一昨日は「中之島図書館」まで足を運び、資料の返却と借り出し。
その際、阪神高速12号守口線の下にひっそりたたずむ「樽屋橋」跡を撮影。
八百八橋と呼ばれた大坂は過去、無数の(堀)川と橋の張りめぐらされた都市。
現在では、その多くの川が埋め立てられ、橋も橋の体を成していなかったり。
それでも、地名に痕跡をとどめたり、樽屋橋跡のように親柱が残っていたりします。
現・大阪市北区に在った樽屋橋は天満堀川に架かっていたそうです。
その天満堀川は通称「堀川」。地元では、学校や「堀川戎」に名を残していますね。
親柱跡の奥には、つつましい鳥居が……一体、何なのか、また調べておこう。