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PICで温度測定→RS232C→データをパソコンへ送る(3)

2010-09-22 | 電子工作・PIC
 温度データをパソコンに取り込むために作製した装置を発展させ、Excelにデータを直接書き込むように新たに製作しました。
 前回と同じく櫻木嘉典著「Excelを用いた計測制御入門」を参考にしております。
回路構成は、ほぼ前回と同じですが、ブレッドボードに組み込んでいた基準電圧回路が基板内に入ったのと、将来ZigBeeを用いた無線データ装置に発展させるため、バッファー回路が2回路とZIG-100B取り付けのピンソケットが増設されています。

ブロックダイヤグラム

 
基板完成状況


 計測データをExcelに自動入力できれば即座にグラフを作成したり、温度データの分析が可能となります。
 そのためにExcelのVBAを利用して、ワークシート上に作成した「ボタン」を操作しただけで計測データが入力可能となるようにします。
 実際の測定には、ExcelのVBAの制御プログラムとEasyComm(VBEモジュール)が必要となります。

VBAプログラム
  「Excelを用いた計測制御入門」に付録のCD-ROMからダウンロード

EasyComm
 Excelにはシリアル通信を行う関数が用意されていないため、EasyCommというフリーソフト(VBAモジュール)を利用します。
EazyCommの中の ec.bas , ecDef.basをVBAにインポートして使用します。

Excelの画面

測定したデータを元に作成したグラフ
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