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アナログ・データ・ロガーの作製

2010-05-26 | 電子工作・PIC
 太陽電池の発電効率は電池の温度で変化し、温度が上がるほど発電効率は下がるといわれております。
住宅用の太陽発電装置は通常屋根の上に設置されるので、設置環境は相当高温になると思われます。
 そこで実際に太陽電池が設置されている屋根の温度を計測してみようと思い立ち、温度と湿度のデータを収集するデータロガー装置を作製してみました。
 概要は次のようになります。CQ出版社から出版されている「PICを使ったデータ・ロガーの製作」を参考に製作しております。

データ・ロガーのブロックダイアグラム

SDカードに記録されたデータの例

1番左側がCH1で温度のデータ
2番目がCH2で湿度のデータ
3~4番目は現在使用されていないので出力はゼロ
それぞれ各センサーの出力電圧値が4桁で表示される。
各データの間はカンマで区切られたCSVとなっているので
そのままエクセルに取り込みが可能となっている。
値はmV表示

CSV(Comma Separated Value)
数字や文字等をカンマで区切ったデータ








エクセルへのデータ取り込み
エクセルのデータ取り込み機能を
利用して、データを取り込み罫線
塗りつぶしの色等各書式を設定














温度・湿度への換算

日付 エクセル計算式により挿入
時間 エクセル計算式により挿入
温度換算式 温度=((V1-600mV)÷20mV)-30
湿度換算 換算表により比例計算

温度換算表




本体内部


本体前面



本体設置状況1



本体設置状況2



センサー部分
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