秋月電子通商で販売されているデジタル気圧計・キットを製作しました。
気圧計の概要
CPU:PIC18F2550
気圧センサー:MPL1152A2 デジタル気圧センサーモジュール
連続した絶対圧と温度のデータを出力
I2Cインターフェースース
気圧センサーの詳細はhttp://strawberry-linux.com/pub/mpl115a2-manual.pdf
気圧計測:hPa(ヘクトパスカル)、mmHg(ミリメートル水銀柱)、inHg(インチ水銀柱)
高度計測:M(メートル)、f(フィート)スイッチでゼロリセット可
簡易トレンド:1時間前と現在に気圧を比較して、上昇、下降、変化なしを矢印とLEDで表示
シリアル通信:マイクロチップUSB
コマンドレスポンスで計測データ出力
気圧計指示値修正:オフセット値設定可能
リレー接点出力:気圧の上下限値設定で警報出力等で利用可能
測定値表示:16桁2行ブルーバックLCD
電源:DC7~12V 120mA
部品一覧
このキットはICや抵抗等はすでに実装済みですので、それ以外の部品を取り付けます。
両面ガラス・スルホール基板ですので、半田付け後に部品を取り外すのが困難ですので、よく確認の上組み立てることが必要です。
基本的には背の低い部品から順番に取り付け半田付けします。
基本実体図(デジタル気圧計・キットのマニュアルより抜粋)
電源投入(デジタル気圧計・きっとのマニュアルより抜粋)
USBによるコマンド・レスポンスモード通信
PCにUSB経由で接続し、コマンド・レスポンスモードで通信ができます。
デジタル気圧計のドライバーは(有)トライステートの
http://www.tristate.ne.jp/tsjob007-2.htmよりダウンロードして使用します。
PC側のターミナルソフトはフリーソフトのrs232cを使いました。
コマンド・レスポンス一覧(マニュアルより抜粋)
rs232cによるデータ取り込み
エクセルへ取り込み
rs232cで取り込まれたデータは、rs232cのBAKUPフォルダーにデータのテキストファイルが生成されるので、それをエクセルにインポートします。
グラフの作成
エクセルでグラフを作成します。
地元のアメダスデータに合わせて、コマンド・レスポンスのOFSTを使い18.0hp高くしました。