岡山市の水を守る岡北の会

旭川流域で有害物質が浸・流出する危険性のある御津産業廃棄物処分場を建設・操業することに反対し、岡山市の水を守る活動を発信

岡山市の水を守る岡北の会第3回総会ひらく

2012-11-21 | 記事
 岡山市の水を守る岡北の会の第3回総会が21日、北区の半田山植物園会館で開かれ、20人数人が参加しました。

 清須幸治代表世話人の挨拶で開会し、葛原健志事務局次長が議案を提案、遠藤佐紀子会計が会計報告をして討議。参加者の拍手でどちらの提案も採択されました。そして、11人の次期世話人会が選出されました。

 総会の最後に、澤山博一さんのギター伴奏で、「御津に産廃つくると」が合唱されました。

 総会の後、近藤紗智子さんによる記念講演「身の回りの化学物質や環境ホルモンの影響」があり、次のような話がありました。

 自然界になかった化学物質は、そのすべてが自然を汚染するもので、欧米では化学物質はすべて毒性(急性毒性または慢性毒性)があると考えられている。化学物質の増大とともにがん発生率も増大している。化学物質の影響は、20年後に現れる。その摂取量の安全性にはしきい値がなく、胎児に大きく影響する。産廃から出る化学物質も、がんの発生を高める可能性がある。
 日本人は、食品から摂取するダイオキシンが他国に比べて多く、食品の中でも魚介類からの摂取が6割に達する。それは、今日まで環境に排出されたダイオキシンが、雨水とともに海に流れ込み、それが最終的に魚介類に集積されているからである。