岡山市の水を守る岡北の会第３回総会ひらく

　岡山市の水を守る岡北の会の第３回総会が２１日、北区の半田山植物園会館で開かれ、２０人数人が参加しました。

　清須幸治代表世話人の挨拶で開会し、葛原健志事務局次長が議案を提案、遠藤佐紀子会計が会計報告をして討議。参加者の拍手でどちらの提案も採択されました。そして、１１人の次期世話人会が選出されました。

　総会の最後に、澤山博一さんのギター伴奏で、「御津に産廃つくると」が合唱されました。

　総会の後、近藤紗智子さんによる記念講演「身の回りの化学物質や環境ホルモンの影響」があり、次のような話がありました。

　自然界になかった化学物質は、そのすべてが自然を汚染するもので、欧米では化学物質はすべて毒性（急性毒性または慢性毒性）があると考えられている。化学物質の増大とともにがん発生率も増大している。化学物質の影響は、２０年後に現れる。その摂取量の安全性にはしきい値がなく、胎児に大きく影響する。産廃から出る化学物質も、がんの発生を高める可能性がある。
　日本人は、食品から摂取するダイオキシンが他国に比べて多く、食品の中でも魚介類からの摂取が６割に達する。それは、今日まで環境に排出されたダイオキシンが、雨水とともに海に流れ込み、それが最終的に魚介類に集積されているからである。

表町商店街で宣伝・演奏・署名活動

　今日（１３日）は、表町商店街で、御津の産廃処分場建設に反対する宣伝と署名（岡山市長宛）集めをしました。

　ハンドマイクで御津産廃問題を訴え、時どきギターの伴奏で「御津に産廃つくると」（「四季の歌」の替え歌）を歌って、ビラを配って署名を集めました。

　「旭川の上流に産廃つくるな！・・・」と書かれた看板を体の前後かけていると、後ろから通行人が近づいてきて署名してくれ、「頑張ってください」と激励されました。また、側に停車したタクシーから声がかかり、運転手さんが窓越しに署名してくれました。

　最後に産廃の歌を全員で合唱して、電電行動を終了しました。
　この日は、６人が参加し、５４筆の署名が集まりました。

　その後、古都夢に移動し、会食しながら、２１日の総会の議案を作りました。

第３回総会をひらきます

　岡山市の水を守る岡北の会が第３回総会をひらきます。

日時：１１月２１日（水）１０時～１２時
会場：半田山植物園会館（北区法界院3-1）
初参加可

　その中で、記念講演「身の回りの化学物質や環境ホルモンの影響」（近藤紗智子講師）もあります。

　御津産廃処分場の建設に関心をお持ちの方は、どうぞご参加ください。