岡山市の水を守る岡北の会

旭川流域で有害物質が浸・流出する危険性のある御津産業廃棄物処分場を建設・操業することに反対し、岡山市の水を守る活動を発信

アリスの広場前で宣伝活動をしました

2012-07-20 | 記事
 今日(20日)は、表町2丁目のアリスの広場前で宣伝し、署名を集めました。

 アーケード街を通行する人たちに、ハンドマイクで産廃の建設計画と問題点などをアピールしながら、ビラを配り、署名をお願いしました。

 アピールの途中々々、ギターの伴奏で「御津に産廃できると」(四季の歌の替え歌)を合唱しました。

 今までは外人さんは立ち止まってくれませんでしたが、今日は「アサヒガワ?」と訊ねられ、「はい」と答えると、名前はカタカナで、住所はアルファベットで署名してくれました。少し離れた所からビラを取りに来る人もいました。

 今回の参加者は5人で、「ギターを弾くと雰囲気が和らぐ」、「歌がうまくなった」などお互いを持ちあげながら、ミーティングを兼ねて会食しました。署名は51筆あつまりました。

河内産廃反対会議、2万人の署名添え、不許可を要望

2012-07-14 | 記事
 7月13日、御津河内産業廃棄物処分場建設反対会議(大智豊会長)は岡山市長に対し、安全性の確証のない御津河内産廃処分場建設の不許可、岡山市議会の反対決議の尊重、環境破壊の防止を、22,631名の署名を添えて要望しました。

 岡山市の甲斐充環境局長らが対応し、「この多くの市民の声を重く受け止めます」と応えました。

 河田正一、森田卓志、鬼木のぞみ各岡山市議も同席し、市議会の議決を尊重するよう求めました。

 地元町内会婦人部から市長宛の手紙が提出されました。参加者からは、昨日の雨で三谷川が氾濫しようになったので産廃処分場ができたら産廃が濁流とともに流れ出すかもしれないと心配、などの意見も出されました。

 岡山市の水を守る岡北の会は、署名集めに協力し、この要望に同席ました。

岡山市の設置許可取消を求める裁判が開かれました

2012-07-10 | 記事
 本日(10日)午前、岡山地方裁判所202号法廷で、御津虎倉産廃処分場設置許可の取消を求める裁判(行政訴訟)が開かれました。

 法廷では、原告、被告双方からの準備書面が陳述され、次回期日(9月18日10時15分)までに双方の反論と、原告の立証計画が提出されることになりました。

 閉廷後、近くの公園で支援者らの集会が開かれ(写真)、大本崇弁護士が次のように報告しました。

 被告・岡山市は、専門家の意見を十分聞いていないと前回原告が主張したことに対し、問題ないという主張だったので、これについて次回までに再反論する予定です。

 こちらは、業者・西日本アチューマットクリーンが産廃施設を運営できる経理的基礎があるかどうかについて、会計士に問題点を指摘した意見書を書いてもらい、それに基づいた主張をしました。

 また、箕島の処分場下流の池の水を採取して分析した結果を踏まえて、御津虎倉でも有害物質が流出する可能性があることも主張しました。被告は、次回までに反論すると言っています。

 それと、こちらの主張の裏付けをどのようにすすめるかという計画(立証計画)も立てて出すことにしました。

 最後に、御津産廃阻止同盟の中原寿会長が、引き続く支援と、結審となる建設差止裁判(8月7日10時)の傍聴をよろしくと訴えました。